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2024年1月5日金曜日

【上信電鉄2024年1月】早起きは三文の徳。早朝の250形運用に遭遇す


■高崎駅の改札口でガッツポーズ
元日から2日にかけて高崎駅前のビジネスホテルに投宿して、5時26分発の上信電鉄の始発列車に乗るために5時20分ごろに高崎駅に来た。改札口の向こうに入線してきた列車を見て、私は心のなかでガッツポーズをした。

2024年1月4日木曜日

【上信電鉄訪問記2024年1月】年始は上信電鉄700型第5編成撮影から


■からっ風吹く西毛路訪問
気がついたら2024年を迎えて三が日も終わった。今年の年始は元日から大災害と大事故もあり、新年の祝賀のあいさつもしづらい気持ちもある。それでもこういうときこそ、読者の皆さんと自分自身に、健康と充実した穏やかな暮らしができるようにとお祈りしたい。

2023年4月4日火曜日

【JR八高線撮影記事】寄居にて春を愛でる【令和5年版】


■春が来た
サクラの開花が今年は早かった。本稿執筆時点で本州ではもう東北地方の秋田周辺で開花が始まり、青森でももうすぐ開花が始まるようだ。筆者が住む埼玉県南部では3月15日ごろに平野部ではエドヒガンが咲き始めて、22日ごろからソメイヨシノが満開を迎えた。開花時期に気温が低くなったためか、意外と長いあいだ花が散らないで済んだように思える。春が来ちゃったなあ。

2023年3月7日火曜日

【東武越生線撮影記事】オレンジベージュリバイバルツートンカラーの81107編成をねらいに東武越生線高麗川橋梁へ


正面が西日で反射するようにねらった

■81107編成がようやく越生線へ
少しまえに数年ぶりに東武越生線に通っていたことは記事にした。それなりに気に入った写真を撮ることはできていたけれど、心残りはないわけではなかった。それは自分がたずねた日には、同線を走る東武8000系電車のワンマン4R車のうち、セイジクリーム塗装の81111編成とオレンジベージュのリバイバルツートンカラーの81107編成に、出会うことがなかなかできなかったこと。

2023年2月6日月曜日

【東武越生線撮影記事】8000系電車が行き交う東武越生線高麗川橋梁で再挑戦

いままでここでこう撮らなかったのはなぜだろう

■今度は右岸にも行ってみた
東武越生線をひさしぶりに訪ねてみたものの、何度撮ってもできあがった写真に不満が残ったという話の続きだ。どうも自分ではいまひとつ気に入らない写真になる。

そこで、不満を解消するためのヒントとインスピレーションがほしくて、ふとネット検索をしてみた。するとヒントを与えてくれる写真を「見つけてしまった」。それを見て頭を「ガツーン」とやられた。

2023年1月7日土曜日

【上信電鉄撮影記事】デハ+デハのおでまし! デハ251+デハ252の2連を撮る

上信電鉄名物「車両交換」キター!

■700形だけ撮りたくて上信電鉄に来たわけではない
元日に上信電鉄を訪問してからもう一週間がたった。でも、あのひさしぶりの訪問は短い時間ではあったけれど、それなりに満足のいくものだった。それは、いままでなかなか撮ることができなかった700形(元JR東日本107系電車)の第4編成(JRリバイバルカラー)と第5編成(コーラルレッドにパープル帯の上信電鉄リバイバルカラー)を撮影できたから……。でも、それだけではない。

2023年1月2日月曜日

【上信電鉄撮影記事】年始は上信電鉄訪問から……700形704編成と705編成を撮った


■本年もみなさんにご愛読いただけますように
2023年(令和5年)になりました。本年もみなさんにご愛読いただけますようにつとめます。みなさんが平和で健やかに過ごすことができ、社会生活と趣味生活がいっそう充実するようにお祈りいたします。

2021年10月20日水曜日

【レンズフードの話】ニコンゼラチンフィルターホルダーAF-1はいつ発売されたのか

1977年ごろのニコンゼラチンフィルターホルダーAF-1
元箱が銀色だった。のちの製品では金色の箱になっている

■いったいいつ発売されたのかと考えていたら
カメラボディやレンズの発売年月日や発売当時の価格などを調べることは、零細メーカー製品でなければそう難しいことではない。ところが、メジャーメーカー製品でもアクセサリー類について、それもコンシューマー向けではなくどちらかというとニッチな業務用途向け製品の発売年月日を調べるのは、意外とむずかしい。

2021年10月9日土曜日

【秩父鉄道2009〜2012】1000系電車1007編成「秩鉄リバイバルカラー」(チョコバナナ)のいたころを思い出しながら、鉄道写真でスナップショットを撮りたいのだと考える夜


■どんな写真を撮りたいのかとずっと考えていた
なかなか撮影に行けないでいる。緊急事態宣言も解除されたし、ワクチンも2回決めてから2ヶ月程度のいまこそ外出のチャンスではあるのだろうけれど。もう少しだけ体調が上向いてくれたらいいのだが。気温が高いとちょっときつい。

そういうわけで、あいかわらず過去に撮りためた写真を見ながらあれこれと、今後撮りたい写真のことを考えている。何度かお目にかけた写真ばかりで恐縮だ。

2021年7月29日木曜日

【レンズフードの話】第七次レンズフード戦争 キヤノンゼラチンフィルターホルダーを予期せず入手し新展開か

F-1やFDレンズ時代の
キヤノンゼラチンフィルターホルダーと
専用レンズフード

■キヤノラーに俺はなる!
以前からレンズフード関連記事のなかで私は「有名なキヤノンゼラチンフィルターホルダーを使ってみたい」と何度も書いていた。ところがそれを書いていたころには、手ごろな価格のものどころか、手ごろではない価格のものさえも見つけることができなかった。インターネットオークションや某有名フリマアプリを使えば見つけることはでるが、じっさいに手にとって見ることができないので好きではなく、もうずいぶん利用していない。

だから、評判の高さは知っていても自分の手で触れたことさえなかった。

EOS用の3インチ角シートフィルター用のIII型(GFH3)および4インチ角シートフィルター用のIV型(GFH4)ならば、製造終了しメーカー在庫が払底していても、もしかしたらまだ入手はしやすいかもしれない。ただし高価だ。ニコンのAF-3およびAF-4と同様にホルダーとフード数枚、さらに必要なアダプターリングを新品で買うと1万円以上かかる。

そう思って、すっかりキヤノンゼラチンフィルターホルダーのことをあきらめようと決めて、その存在さえ忘れていたある日のこと。とあるカメラ店のジャンク用品コーナーに、興味のあったFDレンズ時代のキヤノンゼラチンフィルターホルダー(ホルダー本体に"Canon HOLDER FOR GELATIN FILTER"とあるもの)が並んでいるのを目にした。フードがふたつと⌀52mmの純正アダプターリングがついてワンコインだぜ。イヌ入りではなくて、税込みで硬貨一枚という価格だ。

嗚呼、南無三。

「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
(太宰治『走れメロス』)

すぐそばには、専用フードがさらにもうひとつ数百円でジャンク棚にありましてね。政府高官ふうにいうと、私はものを増やさないように「いろいろな意見があるのは承知しているが、万全の体制で努力している」のですが。はい、ご明察。完落ちしました。引用する文学作品はむしろ『人間失格』や『白痴』『悪霊』のほうがふさわしいかもしれないな……。よくしゃべる! 

こうなったら、キヤノラーに俺はなる! 「潜水艦は伊号、飛行機は92式、カメラはKWANON、皆世界一」*だからな!

2021年5月7日金曜日

【川越線撮影記事】川越線入間川橋梁にてたそがれ


■今度は下流方向へサイクリング
八高線入間川橋梁へ自転車で向かった翌日も風のそう強くない日だった。そこでやはり午後遅くに自宅を出て入間川に出て、こんどは下流方向を目指した。

やっているのはサイクリングなのに、どういうわけか宇多田ヒカルの『traveling』、それも椎名林檎がライブでカバーしているバージョン(リンク先はYouTube)を思い出して脳内ヘビーローテーションをしながら自転車を進めた。音楽ナタリーの記事によれば2014年に行われたライブで歌ったらしい

いま思えば20世紀末から21世紀になるころにヒットした宇多田ヒカルも椎名林檎のどちらも、私は歌詞の中身にではなく、声とメロディにひたすら魅了されていたのだろうと思う。どちらにもはかなさと扇情的な感じがあるでしょう。

2021年2月10日水曜日

【京王競馬場線撮影記事】10年ぶりの府中競馬正門前駅にて


■京王競馬場線に10年ぶりに行った
近ごろは西武多摩湖線、西武園線、狭山線という村山貯水池(多摩湖)と山口貯水池(狭山湖)周辺に敷かれている支線にばかり通っている。本線では走らなくなった車両が運用入りしていること、そうした少し古めの車両が単線を往復して走る姿が好ましく思えるからだ。もちろん、自宅から近い好ましいところだからという理由もある。

根本的に、列車が都市部を長編成で疾走する姿よりも、都市周辺部をのんびり走る列車の姿のほうが私は好きだ。秩父鉄道、上信電鉄、上毛電気鉄道、あるいはJR桜井線(万葉まほろば線)と和歌山線、奈良線のような。そういう列車の写真ばかり私は写しているものね。そこで、あらためて好きな鉄道風景について客観的に考えたいと思い、「短編成の列車が走る都市郊外の支線」とカテゴライズしてみようと考えた。記憶と知識の棚卸しをして「未訪問のところやずっと行っていないところ」を思い出そうとしたわけだ。自分の写真を振り返りながら、いままで撮っていないような写真をどうすれば撮れるだろうかと考えた。

2020年12月19日土曜日

【西武多摩湖線撮影記事】晩秋の多摩湖線にて


■西武多摩湖線にも変化があった
ふと思いついてひさしぶりに西武多摩湖線沿線を歩いた。列車を撮るというよりも、多摩湖(村山貯水池)周辺を散策するというのがおもだ。それでも、列車の姿をときおり写した。なにしろ、ずいぶん長く続いていた「新101系電車天国」も終りが見えてきたからね。

2020年12月13日日曜日

【ニッコールレンズの話&秩父鉄道デキ撮影記事】夜景撮影にも有効! 黒テープでハレ切りしながら秩父鉄道鉱石貨物列車の突放シーンを撮る

黒いパーマセルテープは美しく貼らなくてもいい。
こんな貼り方でも役に立つ

■「斜光黒パ斬り」は日中の撮影だけに役立つわけではない
前回のエントリーでは、完全逆光でレンズ前部に斜光線が当たる状況でも、カメラ位置を工夫しながら長めのレンズフードを装着し、さらに黒いパーマセルテープ(現在の正式なブランド名は「シュアーテープ」)をレンズフード前面に貼りつけると、フレアを切ること(フレアカット、もしくはハレ切り)ができるという話をした。

この「逆光の呼吸壱ノ型『斜光黒パ斬り』」が役立つのは晴天時の日中だけではない、というのが今回のエントリーの主題だ。 

2020年11月9日月曜日

【ニッコールレンズの話】1980年代のAI-Sニッコールレンズのこと(その2)

1984年12月版のレンズカタログ
カメラの製品写真ではストラップと三角環を外して
レンズのヘリコイドは無限遠にして
絞り値はF5.6にセットする「作法」がある。
いまでもこのカタログでそれを参照しているよ

■フィルム時代のレンズには「松竹梅」があった
筆者の手元にある1984年のニッコールレンズのカタログには、28mm、35mm、50mm、135mmにはそれぞれ3種類が用意されていたとある。これはニッコールだけではなく、大手各社もそうだった。レンズメーカー製品に対抗するために純正製品でも普及価格帯の製品を用意したかったのだろう。いまのデジタル一眼レフ用レンズでは多くても2種類だろうか。

2020年11月8日日曜日

【ニッコールレンズの話】1980年代のAI-Sニッコールレンズのこと(その1)

AI Nikkor 28mm f/2.8S(左)
AI Nikkor 50mm f/1.4S(中央)
AI Nikkor 85mm F2S(右)

■80年代のAI-Sニッコールシリーズとは
インターネットで調べ物をしていてあるとき、AI方式のニッコールレンズのうち、AI-Sニッコールレンズ(Sタイプ)の区別やちがいについてきちんと書かれているものが非常に少ないことに気づいた。

なにしろ、昭和から平成に変わるころの話だからなあ。私の検索の仕方にもよるだろうし、ネットとはそういうものかもしれないけれど……ニコン関係者の記事以外には、申し訳ないけれど信憑性がなさそうなものが多そう。そう思って以下に長文を書いた。あいかわらず長いので2回にわける。 

2020年11月6日金曜日

【秩父鉄道撮影記事】フルコンプリートいまだデキず! 秩鉄カラフルデキ「ガチャ」撮影2020


■赤、青、黄、緑、ピンクそして黒……派手だわね
秩父鉄道で鉱石貨物列車の牽引をおもにこなしている電気機関車「デキ」のうち、デキ500形を中心に2019年ごろより外装の「カラフル化」が進められたのは、ここにお越しになる方でも鉄道好きな方ならばご存知の通り。2019年12月18日(水)づけの埼玉新聞Web版の記事によれば2020年7月8日に東京オリンピック2020の聖火リレー列車を牽引することが予定されていて、それに合わせたそうだ。私は申し訳ないけれど個人的にオリンピックというものに興味がなく、どのオリンピックのテレビ中継も視聴したことさえないので、裏とりをすることを忘れていた。同記事にはこうあった。

2020年5月1日金曜日

【秩父鉄道2013年5月】オレンジバーミリオンIIと三峰口の夜


■あれはたしか2013年5月のこと
5月も終わりごろの曇り空の日のこと。おそらく高崎線沿線に用事があったその帰り道に秩父鉄道に立ち寄った……などと書くと気まぐれに立ち寄ったように見える。その日のことは正直にいうと写真を見るまではあまりよくおぼえていなかった。ハードディスクにあった写真は秩父鉄道の北武区間の交換駅から始まる。時刻は17時半頃だ。日が長い季節でまだ明るい。

2018年5月10日木曜日

【2011年9月】武州荒木にて、チョコバナナ1007編成を見る


■季節の美しい移ろいを見ながら
 少し前までだいぶ淡かった木々の緑も日毎に濃くなっていく。空が青いとその緑がよく映える。そして、日の入りもどんどん遅くなりつつある。窓の外を見るたびに、こうした美しい季節の移ろいをもっと味わいたくて、しばし落ち込む。Topical steroid withdrawal syndrome(以下、TSWSと略)(アメリカ人が最近いうところのRed Skin Syndrome)を耐えるために自宅にいるからさ。もう少し症状が落ち着けば、見た目が悪くても外出するのだけどなあ。どうも安定しないと、いろいろ落ち着いてものを考えにくい。

 そこで、あいまに過去フォルダをさぐって、以前のTSWSのときに「リハビリ鉄」をしていたころの写真などを眺めている。そういう理由から、旧ブログから移行していない2011年9月の記事をふたたび加筆訂正してお目にかけたい。秩父鉄道1000系電車(それもチョコバナナ塗装)をふと見たくなったことと、この日は空が真っ青だったことをよく覚えているからだ。

2016年11月1日火曜日

【カメラ関連記事】35mm判換算「28mm相当レンズ」のこと


■みんな28mmが好きだよな
35mm判換算28mmというのは、いまとなってはめずらしくもない焦点距離だ。だが、むかしから「広角レンズの代表的な焦点距離」とされている。デジタルカメラのキットレンズの標準ズームは広角端にも28mm相当になるものが多い。