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2023年2月28日火曜日

【カメラの話】カメラボディの「握りやすさを決める要素はなんだろう」と考えてみた話

Nikon F2、D2X、Dfとならべてみるとレンズの外形寸法が
だんだん大きくなっているところが興味深い

■カメラボディの「握りやすさ」とは
このところずっと考えていることがある。それは、カメラボディの握りやすさを決める要素とは、いったいなんだろうかということ。

2020年4月1日水曜日

【ニコンカメラの操作の話】「Fnボタンでファインダー内に水準器表示する」設定の話



■ニコンユーザーのみなさん、使っていますか。ボディ前面の「Fnボタン」を
コンのデジタル一眼レフのうち、7000代以上のカメラ(D7000、D7100、D7200、D7500、D500、D750、D780、D800、D810、D850、D4シリーズ、そしてDf)のボディ前面左側には2つのボタンがある。それ以前の機種は検証していない。そして、D5には3つもあるね。2つボタンがある機種については上下にわかれていて、上は初期設定ではプレビューボタンだ(D7500ではFn1ボタンという名前のボタンであり、残念ながら光学ファインダーでのプレビュー機能が存在しない*)。これはほとんどのひとがプレビューボタンとして使っていると思う。

プレビューボタンについてもねんのために説明しておくと、設定した絞り値に絞った絵柄を撮影前に光学的に表示するボタンね。被写界深度(ピントの合う範囲)を確認するために使う。

では、もうひとつの下にあるFnボタン(ファンクションボタン。D7500ではFn2ボタン、D850ではFn1ボタン)をみなさんはどう使っているだろう。

Zシリーズカメラでは上はFn1ボタン、下はFn2ボタンという名前で、初期設定では上のFn1ボタンは「ホワイトバランス」、下のFn2ボタンは「フォーカスモード/AFエリアモード」だ。

D7000代以上の一眼レフのDシリーズもミラーレスのZシリーズも、この2つのボタンの機能を初期設定から変更できるという話を今日はしたい。

※残念ながらD5600とD3400、D3500ではこの水準器表示設定はできない。両機種ともボディ正面右側のFnボタンがあるが、ファインダー内水準器表示機能は用意されていないからだ。D5600はこのボタンを活用してファインダーに格子線表示をさせることは可能だ。なお、D3400はこれも設定できない。D3500にはボディ右側のこのボタンがない。

2020年2月25日火曜日

【ニコンカメラの操作の話】「OKボタン」ひと押しだけで「選択しているフォーカスエリアを拡大表示させる」設定の話

赤い丸がD7500の「OKボタン」
(動画撮影モードになっているのはご愛嬌。すみません)

赤い丸がD850の「マルチセレクター中央ボタン」

■「OKボタン(中央ボタン)」を使っていますか
コンのほとんどの現行デジタル一眼レフカメラとZシリーズミラーレスカメラの背面「マルチセレクター」の中央にある「OKボタン」(D850では「マルチセレクター中央ボタン」。以下は「中央ボタン」と記す。背面モニター左側に別途「OKボタン」が存在するので)。

この「OKボタン」は「拡大画面との切り換え」に割り当てできるという話をしたい。こう設定することによって、ボタンひと押しで拡大表示ができるようになって便利だから。


つまり「拡大ボタン」ではなく「OKボタン」を押すだけで、選択しているフォーカスエリアの部分を拡大表示することができるようになる。撮像面のピントの状態を「OKボタン」を押すだけで拡大表示と全体表示の切り換えが可能といいかえることもできる。マクロ撮影や絞りを開いて撮影する場合、マニュアルフォーカスで撮影する場合に、ピント合わせがしやすくなるのではないか。

2020年1月29日水曜日

【カメラ機材チラシの裏】いつまでたってもNikon F2みたいな古いカメラばかり好きでいたら令和になってからNikon Dfを「生やした」話


■私一眼レフ世代だから
はたまたまニコンの一眼レフを使い続けている。こう書くと積極性がないようでよろしくないな。F-301を買ってもらって以来、揃えてきたレンズをいまでも使うことができるため、操作に慣れているから、カメラの作りや明快な描写が好きだから、壊しにくいから、などという理由でおもに使うカメラをずっとニコンにしてきた。筆者が一眼レフを使い始めたのは、ちょうど「ミノルタαショック」のころ。位相差AFを備えた本格的なシステム一眼レフが登場した時期だった。もっとも、筆者自身がAF一眼レフを使い始めるのはずっと遅い。

ともかく、いまや時代の主流は「レンズ交換式ノンレフレックスカメラ」(いわゆる、ミラーレスカメラ)になるという時代にあり、ミラーレスカメラの便利さを享受していても、「好きなカメラ」を問われたら、光学ファインダーを備えた一眼レフだ。

2019年11月27日水曜日

【カメラ機材の話】わが手にAI AFマイクロニッコール60mmf/2.8Dを


■日々これマイクロニッコール
理に出していたAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dが手元に帰ってきて、じつにうれしい。というのは、ここ5年ほど、筆者はなにを撮るときにでもAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dを常用しているから。業務上必要なブツ撮りに使うのはもちろんのこととしても、自分の趣味の写真やなにかの息抜きに撮るような写真でもそうだ。だから、手元にないと非常に困るし、修理が完了したのはとても喜ばしい。

2019年11月21日木曜日

【カメラ機材の話】「親指AF」を試用中なり

被写体への距離が離れているので
AF測距をしてから構図を変えてもなんとかなる例

■「親指AF」をキミは知っているか
者はひさしぶりに手元のデジタルカメラのオートフォーカス(AF)設定を変更した。いまその試用をしているところだ。それは、いわゆる「親指AF」への設定変更。通常のデジタルカメラのAFはシャッターボタン半押しで作動する。これを解除して、ボディ背面にあるほかのボタンにAF-ONの動作を割り当てた。シャッターボタンとはふつうは人差し指で押すものだが、このAF-ONボタンは親指で押すことになるので、「親指AF」などという呼び名があるというわけだ。

筆者はこの設定を昔から知ってはいたけれど、日常的に用いることはなかった。けれども少し気が変わって、この設定を試したくなった。

2018年2月12日月曜日

【カメラ趣味にまつわるチラシの裏】「エピソードを買う」つもりで


 このところ、細かいいろいろな用事が積み重なってしまい、すっかりブログ更新が遅れてしまった。たまにお越しくださるみなさん、お待たせしてごめんなさい。

■困るのは「半端に古い」もの
 さて、今日はひさしぶりに写真趣味ではなくて「カメラ趣味」のことを書こうと思う。筆者は以前はたくさんのカメラを所有して「でへへ」と照れ笑いを浮かべる趣味があった。いや、でへへと照れ笑いをすることは趣味ではないけれど。とにかく、写真を撮ることが趣味でもあると自認していても、写真撮影には道具が必要なので、その道具への興味からどうしても(といういいわけ)。とはいえ、そう高価な品物を持ってはいないので、あらたにカメラを入手しても下取りをせずにいて、その結果としてどうしても自宅にはいろいろなカメラとレンズが増えていく。もっとも、ここ10年ほどは暮らしが変わったこともあって、必要以上にカメラを増やすことをしなくなった。赤さんもいたからね。自分の楽しみだけへの消費はあまりしたくなかった。

2017年11月10日金曜日

【機材の話】三脚だけではなく照明機材を運搬するにも便利。ラムダ「三脚ケース2」のこと



■ラムダ「三脚ケース2」を手に入れた
ラムダ(LAMDA)という、おもに山岳用などのアウトドア用途に向いたカメラバッグを作っている会社がある。ご自身も山岳写真を撮影される登山家である佐久間博さんが社長を務める会社だ。ご存知ではない方はCAPA Camera Webにも記事があるので参照されたい。

その製品は店頭ではヨドバシカメラ、ビックカメラなどのカメラ写真用品を扱う大手量販店のほか、ICI石井スポーツにも置かれているという。すでに30年以上の歴史があるといい、アウトドア撮影をする写真家には知る人ぞ知るメーカーだ。どの製品もとても堅牢かつ「堅実」な印象を受けるところが、佐久間さんのまじめなお人柄を感じさせる。佐久間さんは大言壮語などをされない、たいへん実直な方だ。ヒラの編集部員であった私のような無名な人物にもたいへんていねいに対応いただいたことへの恩義は生涯忘れない。リュックサック(カメラザック)製品がおもで、なかには「槍ヶ岳」「双六岳」などという名を冠した製品もあり、佐久間さんの山岳への愛情を感じさせる。

そのラムダ「三脚ケース2」を先日ようやく手に入れた。カメラ誌編集部に勤務して製品情報を担当していたころからその存在は知っていたものの、手に入れる機会を先延ばしにしていた。サイズはXS、S、M、Lの4種あり、私が手に入れたのはいちばん大きなLサイズだ。Lサイズの収納三脚長は70〜80cm、円周50cm。ケースの重さは300gと軽い。価格は定価で4,000円+消費税から5,500円+消費税というところ。2020年10月現在でのヨドバシドットコム価格では税込み3,300円から4,500円だから、価格的にもそう値の張るものではない。色は現在の2型ではネイビーとグレーの2種が用意されている。

2013年12月26日木曜日

【ニッコールレンズのお話】AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>用「非純正」花形レンズフードを試す

80-200ミリの200ミリ側でまずは問題なし

■ついに「非純正」フードに手を出す
先日、密林でレンズフードを見つけた。お付き合いいただいている方には私のニコ爺ぶりはたいへん悪名高く、「ニコンブランド」以外はロシア・ウクライナ製以外では「ニコンマウントサードパーティレンズ」さえ買わないほどのクソ頑固なヒヒジジイだ。それなのにめずらしく「非純正」レンズフードを買った。というのは描写に影響は及ぼさないから、かもしれない。とにかく、純正よりよい可能性があって安いから。

2013年12月10日火曜日

海へ行った





これではまるで「われ泣きぬれて蟹とたはむる」(石川啄木『一握の砂』 )みたいだ。言っておくけど泣いてなんかいない。もし泣いてもブログになんて書かない。そんな自己顕示のしかたは好きではない。

先日、江ノ電の電車を撮りに数回出かけたというエントリーを書いた。そのときの主目的である茅ヶ崎東海岸での用務の合間の写真だ。湘南とかサザンオールスターズにぜんぜん関心がなくてロマンを感じない人なのに、目の前に穏やかに広がる冬の海を見て、やはり圧倒された。

その広がりや光のまぶしさ、想像もできないほどの昔からあり、私がいなくなっても未来永劫続くのに、そのくせ二度と同じかたちにはならない寄せては消える波。すべてのとほうもなさ。

そんなことを解説するのももどかしい。いかのも後づけの理屈らしくて不自然だ。とにかく本当に言葉を失った。ただ茫然と。

2012年11月5日月曜日

【Nikon D7000関連記事】ひさしぶりに「補機」を導入


■Nikon D7000を手に入れた
何年ぶりだろうか。ずいぶん久しぶりにデジタル一眼レフボディを買った。2年前の秋に発売になったニコンD7000ボディだ。いまごろ迷いながら買うのだから、体中が「ためらい傷」だらけだろう。しかも、最新のAF-Gニッコールレンズではなく、ずっと所有していてお気に入りの古いAi Nikkor 50ミリF1.8S(純正の爪つき絞り環つき)を装着したところがいちばん気に入っている。

2008年10月12日日曜日

Flexaret VIの魅力


■Flexaret VIはいいなあ
現像したポジをようやくスキャンすることができた。やはりすばらしい。フレクサレットはよく写る!