2023年6月21日水曜日

【西武狭山線撮影記事】「黄色い101系電車」だらけのひとり「西武狭山線大撮影大会」(2023年梅雨編)

245編成と249編成の2本がイエローベージュ塗装。
写真は249編成で、小手指車両基地から狭山線への1本めの送り込み回送

■西武狭山線の新101系はいまは「黄色い電車」だけ
いまはいちばん日中の時間が長い夏至だ。日没時間が遅いので19時ならばまだ明るい。もっとも、梅雨時で暗い空の日が多いからその恩恵を感じにくいかもしれない。

私はいまこの夏至の恩恵を享受している。それは、西武狭山線を走る新101系電車を、ベルーナドーム(西武ドーム)での野球開催日ではない平日ならば、薄暮のうちに撮ることができるから。

2023年6月16日金曜日

【Nikon Df設定の話】「カスタムメニューf11:シャッタースピードの簡易シフト」を設定してマニュアル露出モードとシャッタースピード優先AEモードで1/3EVステップのシャッタースピードを使う話



■Dfはシャッタースピードダイヤルを使いたい
Nikon Dfを発売時に買ったひとも、2023年のいまでも使っているひとも、大多数のユーザーはむかしのフィルム一眼レフのようなデザインと操作系に惹かれて買ったのだろうと思う。とくに、マニュアル露出モードやシャッタースピード優先AEモードでは、シャッタースピードダイヤルをかちかちと回転させることができる。その操作が楽しい。

そうはいいつつ2010年代なかばのデジタル一眼レフではあるので、前後のコマンドダイヤルを備えていて、それらを使い一般的なデジタル一眼レフ同様に使うこともできる。実際には「ダイヤル操作を楽しみたいならばそういう使い方もできるし、通常の一眼レフのように前後コマンドダイヤルで操作したいならば、そういう配慮もしてありますからね」というカメラだ。

私には、そういう念入りな配慮があるところにも「ニコンクオリティ」を感じさせてならない。

2023年6月9日金曜日

【ニッコールレンズのお話】Nikkor-S Auto 55mm F1.2Sを持って薄暮の町を歩くことが、いまごろ楽しくてたまらなくなったという話

Nikkor-S Auto 55mm F1.2と
ゼラチンフィルターホルダーAF-2

■Nikkor-S Auto 55mm F1.2のおもしろさを思い出した
先日から何回かNikkor-S Auto 55mm F1.2(1965年)のことを書いている。いま相当気に入っているから、ということにつきる。

コシナからVoigtländerレンズシリーズの新製品として、一眼レフ用(ニコンFマウント)のNOKTON 55mm F1.2 SL IIsが発売された。NOKTONのデザインコンセプトの、おそらくはきっかけであろうNikkor-S Auto 55mm F1.2の存在を思い出して、使ってみようと思い立った。