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2024年4月23日火曜日

【Nikon F2】大好きなNikon F2シリーズについてあれこれと(モータードライブとファインダー編)

Nikkor-S Auto 55mm F1.2が大きく見える

■Nikon F2の周辺機器について書くよ
今回は大好きなNikon F2の周辺機器(アクセサリー)のうち、自分で使ってみて役立ったものについて書いていく。コレクションを意図しているのではなく、実用の観点から書いているというところには注意されたい。すごく文字数が多いから……ゆっくりしていってね!!!

2024年4月20日土曜日

【Nikon F2】大好きなNikon F2シリーズについてあれこれと(基本編)

ソフトシャッターレリーズ AR-1を常時つけている。
AI Nikkor 50mm f/1.4Sは時代考証が合わないけど許せ

■Nikon F2シリーズのことを書いておく
筆者がいちばん好きなカメラはNikon F2だ。今回はこのF2について書く。いままでこのブログでF2についてあまり書いてこなかったのは、筆者以外にもFやF2について書く著者は多く、筆者ごときが出る幕はないのではないかと思っていたから。詳しいひとたちが多すぎて、自分独自の興味深い話はそうそうできないもの。

2024年3月25日月曜日

【Nikon1シリーズ】なつかしいNikon 1シリーズのこと

Nikon 1 V1+1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 2013年10月

■キミはNikon 1シリーズを覚えているか
かつて、いまのZシリーズミラーレスカメラをニコンが発売するまえの2011年から2018年にかけて、Nikon 1シリーズというレンス交換式シリーズカメラがあった。2011年9月21日に報道発表がなされてV1とJ1の発売が予告されて始まった。

センサーサイズは13.2mm×8.8mm。フォーサーズ・マイクロフォーサーズの4/3型(約17.3mm×13mm)よりひとまわり小さい。けれども1型(1インチ)センサーよりはやや大きい「CXフォーマット」センサーを積み新設計の「Nikon 1マウント」を用いるカメラだ。

2020年9月11日金曜日

【JR川越線・八高線撮影記事】躍動感を表現したくて……今日も列車に乗る


■撮りたい絵柄を探しながら 
昨今の情勢下ではじつにやむを得ないことではあるものの、自分にとっては列車に乗る機会が減ってしまったことで生じた「弊害」というものが残念ながら存在する。それは「鉄道で展開される表現したい絵柄」を忘れてしまいつつあるということ。べつの言葉でいいかえれば「鉄道シーンにおけるじぶんにとってのツボ」というのだろうか。あれ、私はどんな鉄道シーンが好きなのだっけ……と考え込んでしまうことが増えた。

2020年9月7日月曜日

【上信電鉄700形電車撮影記事】2020年初秋の「ホワイトタイガー」

カメラのおっちゃんか。きょうはえきちょうさんはおらん

■「ちょっぴり遠いところ」まで列車に揺られたくなった
新宿に用事があってめずらしく午前中からでかけた。都心に出るのもひさしぶりだ。その帰りに「宇都宮」「高崎」などという行き先表示を出している湘南新宿ラインの列車を見ていたら、どこか遠くへ行きたくなった。何かを撮りたいという気持ちよりも、少しは遠くへ行きたいという気持ちのほうが強くある。もっとも、私はいつもカメラもレンズも予備のバッテリーと複数のメモリーカード、モバイルバッテリーを持ち歩いている確信犯だ。なにかしら写真を撮っておくことは私にはお仕事でもあるしね。そこで高崎まで列車に乗ることにして、さらに上信電鉄に乗り換えた。

2020年9月1日火曜日

【八高線撮影記事】多摩川右岸から八高線を走る209系3100番代車をねらう


■多摩川右岸にしばらく通っていた
先日のエントリーで、八高線の多摩川橋梁を行く列車を夕方の多摩川左岸からねらった話をした。橋梁を多摩川左岸からねらうには拝島と立川を結ぶ路線バスを利用できてアクセスしやすい利点があった。河川敷が多摩川緑地くじら運動公園と大神公園という公園になっていることもなにかと便利だ。

2020年8月25日火曜日

【八高線撮影記事】空が青い日に……209系3100番代車ハエ71&72編成をねらう


■もくもくと立ち上る積乱雲を見て
お盆を過ぎて空が青い日が増えてきた。青い空を見ていると夏ももう終わりなのだと感じさせる。真夏の日中に写真を撮るということはめったにしない私でも、青空を背にしてもくもくと立ち上る積乱雲を見ると写真にしたくなる。季節の風物詩を少しは描いておきたい。

2020年8月7日金曜日

【ニッコールレンズのお話】AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition)とAI Nikkor 50mm F1.8Sで簡易チャートを撮って絞り値による描写傾向を観察してみた話

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition)とAI Nikkor 50mm F1.8S


■長い記事タイトルでお前ラノベかよ
以前のエントリーでも記したうっかり入手したAF-S NIKKOR 50mm f/1.8G (Special Edition)。そのなかで解像力チャートなどできちんと撮影したのではなく、いろいろと実際に撮影してみての印象論として、私が考えている描写傾向の話をした。YouTuberの「やってみた」か、あるいはラノベのような長いタイトルで、ふざけているように見えるかもしれない今回のエントリーでは、A3用紙にプリントした『たけくらべ』を撮ってみて、絞りごとの描写傾向をもう少しきちんと観察することにしよう。

照明が白熱灯色LEDである部屋で撮影していて、水平と垂直にはできるだけ注意は払っているものの正確には出せていないし、本格的な設備を用いているわけではない。あくまでも目安程度だと思ってもらいたい。

2020年6月9日火曜日

【秩父鉄道沿線PETIT撮影記事】Nikon DfにAI Nikkor 50mm F1.8Sをつけてひさしぶりの「電車散歩」


■秩父で自分の「試運転」
東地方もそろそろ梅雨入りしそうだ。ここ数日はそれでも日中に青空が広がっているのはやはり気分が明るくなる。もっとも、自分の住む地域の緊急事態宣言はとりあえず解除されたとはいえ、まだ県境を越えての不要不急の移動はさけるように報じられているので、用心してとくに土休日はまだ外出していない。朝晩にカメラを持って散歩する程度だ。

そんなおりに試写すべき機材も届いたので、秩父へものすごくひさしぶりに出かけてロケハン(撮影の下見)をした。ロケハン兼散歩というべきか。私の住むところからだと秩父ならば「県境を越える」ことにはならない。それでも、用心をして平日の午後遅くに出て少しだけ歩いただけにとどめた。

2020年6月2日火曜日

【ニッコールレンズ記事】AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>をAI AF Micro Nikkor 105mm F2.8DとAI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-EDで置き換えた話

AI AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dと
AI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-ED

■趣味用レンズをすべて単焦点レンズに
6月1日は「写真の日」だとされている。だからというわけではないけれど、カメラ機材の話をする。少しまえに……この緊急事態宣言よりもずいぶんまえではあるけれど……ついに私は趣味の写真で使うレンズをすべて単焦点レンズに置き換えた。ええ、たんなる自己満足の自慢話です。それも安い買い物ができた自慢ね。なんだかあの……すみません。

2020年4月1日水曜日

【ニコンカメラの操作の話】「Fnボタンでファインダー内に水準器表示する」設定の話



■ニコンユーザーのみなさん、使っていますか。ボディ前面の「Fnボタン」を
コンのデジタル一眼レフのうち、7000代以上のカメラ(D7000、D7100、D7200、D7500、D500、D750、D780、D800、D810、D850、D4シリーズ、そしてDf)のボディ前面左側には2つのボタンがある。それ以前の機種は検証していない。そして、D5には3つもあるね。2つボタンがある機種については上下にわかれていて、上は初期設定ではプレビューボタンだ(D7500ではFn1ボタンという名前のボタンであり、残念ながら光学ファインダーでのプレビュー機能が存在しない*)。これはほとんどのひとがプレビューボタンとして使っていると思う。

プレビューボタンについてもねんのために説明しておくと、設定した絞り値に絞った絵柄を撮影前に光学的に表示するボタンね。被写界深度(ピントの合う範囲)を確認するために使う。

では、もうひとつの下にあるFnボタン(ファンクションボタン。D7500ではFn2ボタン、D850ではFn1ボタン)をみなさんはどう使っているだろう。

Zシリーズカメラでは上はFn1ボタン、下はFn2ボタンという名前で、初期設定では上のFn1ボタンは「ホワイトバランス」、下のFn2ボタンは「フォーカスモード/AFエリアモード」だ。

D7000代以上の一眼レフのDシリーズもミラーレスのZシリーズも、この2つのボタンの機能を初期設定から変更できるという話を今日はしたい。

※残念ながらD5600とD3400、D3500ではこの水準器表示設定はできない。両機種ともボディ正面右側のFnボタンがあるが、ファインダー内水準器表示機能は用意されていないからだ。D5600はこのボタンを活用してファインダーに格子線表示をさせることは可能だ。なお、D3400はこれも設定できない。D3500にはボディ右側のこのボタンがない。

2020年3月12日木曜日

【西武池袋線撮影記事】西武4000系電車の池袋発着終了の日を迎えて

最終日の下り2本め。1本めはレッドアローに被られた

■ダイヤ改正前の土日で池袋発着秩鉄直通列車が終わった
西武鉄道の3月14日のダイヤ改正の内容がさきごろ報じられたさいに、「むかしからの西武鉄道車両ヲタ」がおそらくもっとも注目したのは、池袋線のNRA(ニューレッドアロー)10000系電車が置き換えられるということと、土休日に設けられていた秩父鉄道発着列車が改正後に飯能発着に変更になるという項目だったのではないか。

2020年2月25日火曜日

【ニコンカメラの操作の話】「OKボタン」ひと押しだけで「選択しているフォーカスエリアを拡大表示させる」設定の話

赤い丸がD7500の「OKボタン」
(動画撮影モードになっているのはご愛嬌。すみません)

赤い丸がD850の「マルチセレクター中央ボタン」

■「OKボタン(中央ボタン)」を使っていますか
コンのほとんどの現行デジタル一眼レフカメラとZシリーズミラーレスカメラの背面「マルチセレクター」の中央にある「OKボタン」(D850では「マルチセレクター中央ボタン」。以下は「中央ボタン」と記す。背面モニター左側に別途「OKボタン」が存在するので)。

この「OKボタン」は「拡大画面との切り換え」に割り当てできるという話をしたい。こう設定することによって、ボタンひと押しで拡大表示ができるようになって便利だから。


つまり「拡大ボタン」ではなく「OKボタン」を押すだけで、選択しているフォーカスエリアの部分を拡大表示することができるようになる。撮像面のピントの状態を「OKボタン」を押すだけで拡大表示と全体表示の切り換えが可能といいかえることもできる。マクロ撮影や絞りを開いて撮影する場合、マニュアルフォーカスで撮影する場合に、ピント合わせがしやすくなるのではないか。

2020年2月22日土曜日

【カメラ機材の話】AI Nikkor 85mm F1.4Sについてあれこれ思うこと(実写編)


■AI Nikkor 85mm F1.4Sだけであれこれ撮る
回はA3用紙に文字を打ったものを絞りを変えて撮影する簡易チェックのようすをお話した。その結果、どうやらこのレンズは「絞り開放では高周波の被写体の周囲にパープルフリンジが出て、フレアが淡くとりまく。周辺光量落ちも顕著に見られる。いずれもF2でかなり軽減される」という傾向がありそうだ。それをふまえて実写した作例をお見せしたい。

2020年2月21日金曜日

【カメラ機材の話】AI Nikkor 85mm F1.4Sについてあれこれ思うこと(試写編)


■AI Nikkor 85mm F1.4Sのチェックをしてみた
AI Nikkor 85mm F1.4Sのことを「オールドニッコール」と呼ぶのは抵抗がある。1940年代のレンジファインダー式のSマウントレンズや1950年代の初期のFマウントレンズならばともかく。だがしかし、いつから「オールドレンズ」と呼べばいいのかというふうに考えていくとその線引きはとてもあいまいなものにしかならない。

そこで、1981年に発売されてすでに2006年とされる発売終了から15年近くが経ったのだし、いまやニッコールレンズの主流はFマウントレンズでもDタイプからGタイプであり、むしろこれからはミラーレスのZシリーズが主流になっていくのだろうから、もうしかたないと自分を納得させて「オールドニッコール」という言い方を……いや、したくないな。だから、私自身は本稿ではその言い方はしない。

さて、今回はその「30年間所有はしていても、きちんと使いこなせている自信がない」AI Nikkor 85mm F1.4Sの描写を知るために、ちょっとしたテストをしてみた。とはいっても、解像力チャートを用いた本格的なものではない。A3用紙にプリントアウトした樋口一葉『たけくらべ』を壁面に貼り、それを写した。だから、あくまでも簡易的なチェックだということをあらかじめお断りしておきたい。

2020年2月20日木曜日

【カメラ機材の話】AI Nikkor 85mm F1.4Sについてあれこれ思うこと(プロローグ)


■AI Nikkor 85mm F1.4Sとは
回のエントリーで書いたAI Nikkor 85mm F1.4Sというレンズがある。登場時はAi Nikkor 85mm F1.4Sという表記をした。F3が登場してAI-Sレンズシリーズが展開し始めた1981年に発売された。ニッコールレンズのAI-Sシリーズ望遠レンズではもっとも開放F値が明るいレンズだった。別名「ポートレートレンズ」とよばれたとニコンイメージングWebサイトにある。レンズ構成は5群7枚。近距離補正方式を採用し近接撮影時にも画質低下を抑えているという。

『ニッコール千夜一夜物語』には2024年3月に更新された第89夜にこのレンズの話がある。佐藤治夫さんによれば、ゾナータイプとガウスタイプを組み合わせた変形ガウスタイプなのだそうだ。フィルター径⌀72mmと堂々とした大柄のレンズだ。2020年のいまとなっては、⌀77mmや⌀82mmのレンズもめずらしくはないものの、当時は大口径レンズであったためにAF化の際に困難があったようだ。

レンズ内モーター駆動ではなくボディ内モーター駆動を選びマウントを変更しないですんだ当時のニコンの一眼レフでは大口径中望遠レンズのAF化がむずかしかったようで、レンズの大きな前玉を動かさず、絞り付近の中間、もしくはより後ろの口径の小さなレンズを駆動させる光学系をうまく見つけ出してIF(インターナルフォーカス)が実用化されるようになり、AFレンズの85mmは1988年にAI AF Nikkor 85mm F1.8Sが発売されたものの開放F値がf1.4のレンズはAI AF Nikkor 85mm F1.4D (IF)(1995年)まで登場しなかった。なお、上の写真ではレンズフードを外しているが、付属するフードは金属製のねじ込み式HN-20だ。

2020年2月11日火曜日

【カメラ機材の話】Nikon Dfの試し撮りの日々

マグニファイングアイピース DK-17M(旧製品)と接眼目当て DK-19を装着

■日々これ試し撮り
2月も半ばを過ぎて、さらに今年は暖冬なだけありなおさら、春の訪れの気配がはっきりと感じられるようになった……などと書くとまた大雪が降るかもしれないけどさ。近頃はいろいろとやるべき作業をまた山積みにしているあいまの散歩に持ち出す際に、いろいろとNikon Dfで試写をして、感触を確かめている。

というのは、2020年のいまになってみると、2015年に上毛電気鉄道をDfで撮影するために使わせてもらっていたころとは、受ける印象がことなるからだ。5年のあいだにデジタルカメラの進歩がさらに進み、自分がいつのまにか「いまのカメラ」に慣れてしまったからなのだろう。そんなことは頭では理解していたつもりだったのだが。

2020年1月29日水曜日

【カメラ機材チラシの裏】いつまでたってもNikon F2みたいな古いカメラばかり好きでいたら令和になってからNikon Dfを「生やした」話


■私一眼レフ世代だから
はたまたまニコンの一眼レフを使い続けている。こう書くと積極性がないようでよろしくないな。F-301を買ってもらって以来、揃えてきたレンズをいまでも使うことができるため、操作に慣れているから、カメラの作りや明快な描写が好きだから、壊しにくいから、などという理由でおもに使うカメラをずっとニコンにしてきた。筆者が一眼レフを使い始めたのは、ちょうど「ミノルタαショック」のころ。位相差AFを備えた本格的なシステム一眼レフが登場した時期だった。もっとも、筆者自身がAF一眼レフを使い始めるのはずっと遅い。

ともかく、いまや時代の主流は「レンズ交換式ノンレフレックスカメラ」(いわゆる、ミラーレスカメラ)になるという時代にあり、ミラーレスカメラの便利さを享受していても、「好きなカメラ」を問われたら、光学ファインダーを備えた一眼レフだ。

2019年12月23日月曜日

【西武西武園線PETIT撮影記事】メリー・クリスマス! ミスター・シンイチ(2019年版)

一発めはそこそこうまくいったので、それでやめてもよかったのかも

【西武園線上のメリー・クリスマス】
西武新101系電車は今年3月から、西武園線にも運用範囲が拡大されたということはすでに以前に記事にした。運用パターンを確認するほどまで私は研究できてはいないので、多摩湖線用の新101系電車ワンマン対応車のうちどの編成が充てられるかは、私には当日にならないとわからない。新2000系電車の4連のこともある。もっとも、西武線アプリを見るとその日にどの電車が運用入りしているかは判別できる。

2019年12月9日月曜日

【西武多摩川線101系電車】ひさしぶりの西武多摩川線訪問


■「ちょっと古い電車好き」には西武多摩川線がいま「旬」かも
なさんもおそらくご存知のように、いや、ご存知ではなくてもこの草の根ブログの鉄道関連記事をいくつかご覧いただければ容易に想像がつくように、筆者は「ちょっと古い電車が好き」な人間だ。インスタグラムでロシア人フォロワーのひとりに「古いもの好きクラブのメンバー(член клуба любителей старого)」などと優しくからかわれているくらい。アラフォーのなかばなのだから(四捨五入をすればアラフィフ)もう趣味の世界では古いもの好きでもいいよね! みたいな、可愛げのない開き直りもあるからね。あはは。

JR東日本のま新しいE233系電車の区別を覚えられなくても、国鉄103系や101系のことは語ることができる、というような趣味の世界では時代錯誤で保守反動の輩、ではなくて……ええっと、「古いもの好きクラブのメンバー」である方でも中小私鉄電車好きにはいまおそらく「旬」といえそうな場所のひとつは、西武多摩川線だろう。理由は冒頭の写真ですべて語られている気がする。所属する全4編成すべてがリバイバルカラーの編成で、そのうちわけも「赤電リバイバルカラー」が2編成、イエローとベージュの「新101系登場時の塗装」が2編成という、側面からうまく撮ったら昭和末期のような絵柄にすることもできそうな列車が走っているから。

おまけに、都市型ワンマンの単線であり、構内踏切が残されている駅まであるのだもの。ちょっとのんびりした雰囲気が好きなひとにはそれだけで好ましいと思ってもらえるはず。