2018年9月29日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その5.「和歌山線内で走りを撮る」



■「昭和の営団地下鉄千代田線」が終わる
京メトロが千代田線で用いられていた6000系電車の引退をついに発売した。思えば当時千代田線を走っていた電車のうち、もっとも早く千代田線から撤退した103系電車1000番台車を改造したこの桜井線・奈良線105系電車がもっとも長く走り続けているとはなんとも皮肉だ。しかもよく考えてみると、1970年から71年にかけて製造されて、1984年に105系に改造されたのだから、「和歌山の105系」として用いられているほうが「千代田線乗り入れ用103系」だった時期よりも長いわけだ。もっとも先日、この電車を置き換える227系電車が搬入されたのだから、来春からの置き換えももはや秒読み段階だ。春までにまた桜井線・和歌山線に行ってみたい……体調を、せつに戻したいものだ(退院後悪化しています。涙)

2018年9月27日木曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】懐かしい103系電車に会いに奈良線へ その3.「宇治川のたそがれ」


■宇治川で参って平等院に参る
条あやみが出ているJR西日本の夏のキャンペーンポスター、それも彼女をアニメで描いたポスターを見るたびに視線が釘づけになる「カメラのおっちゃん」こと筆者。あ、それはこの「懐かしい103系電車に会いに奈良線へ」の話と関係ないや。乗る列車の方向をまちがえて寝過ごしてなかなか奈良線沿線にたどり着けず、おまけに列車の運用を観察しながら居眠りしたり、はたまたわざわざ観光地でもある宇治に出かけたくせに、自宅近辺でおなじみのファミレス「サイゼリヤ」に行って、「サイゼ、最高かよ」などと心の中で叫んだりと、まじめに列車を撮るようにはとうていみなさんには思ってもらえそうにない。それでも、筆者はサイゼリヤ宇治里尻店で涼みながら考えた。なにしろ、この日の宇治はとても蒸し暑くて。


2018年9月26日水曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その4.「『和歌山地区地域統一色』とは」

高田でまたもや117系電車に遭遇

■中条あやみがマジでカワイイ
の夏にJR西日本各線に乗っていると、中条あやみを起用したJR西日本のコマーシャルをたくさん目にした。それをずっと見ていると、うーん、かわいいなあ! などと素直に反応してしまうカメラのおっちゃん。キャンペーンが終わってしまった「~夏列車 いっしょに見る夏 帰る夏~」のアニメがとくによかったなあ。

というわけで、夏が終わったにもかかわらず夏の記事が終わらないこのブログ。「和歌山線105系電車に乗りに行ったのに、運転見合わせだった話」をもう一度続けますよ。

2018年9月22日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その3.「105系電車が走り続けたわけを考えた」

■大和高田でワシも考えた




田善衞の『インドで考えたこと』のタイトルをパロディとして若き日の椎名誠が書いたエッセーに『インドでわしも考えた』という本がある。80年代に書かれたそのパロディをさらにパロディで小見出しで使う筆者……ああ、痛いよ。


2018年9月20日木曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その2.「タッチしたらあかん!」

Goseって書いてある

■The Uncle Camera goes to Gose
近鉄南大阪線の古市まではじめて乗った。今日も目指しているのはJR桜井線(万葉まほろば線)・和歌山線に用いられている105系電車に乗ることと撮ること。奈良および王寺までJR関西本線に乗るのではなく、できるだけ近鉄に乗って近くに行こうという作戦だ。前の晩にスマホの地図を見ていて、近鉄御所駅とJR和歌山線御所駅がすぐそばにあることがわかった。近鉄の支線にも乗ってみたいので、古市に出て橿原神宮行き電車に乗り換えた。

そして電車に揺られながら、ぼんやりと聞くともなしに車内放送を聞いていて、私は飛び上がった。

「次は尺土、尺土です。御所(ごせ)方面はお乗換えです」

2018年9月13日木曜日

【JR川越線PETIT撮影記事】205系電車がほんとうにいないということ


日没頃に川越線の入間川橋梁にやってきた。川越線にカメラを向けるのはほんとうにひさしぶりだ。あたりはすっかり秋めいて、草むらからは秋の虫たちの声ばかり。


2018年9月11日火曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その1.「カメラのおっちゃん、おおいに迷う」

柏原でまず上り201系電車に再会

■国鉄型電車撮影作戦発動
在阪期間中の私の目標のひとつは、奈良線を走るなつかしいうぐいす色の103系電車に乗り、撮ることだとはすでに書いた。同時に、もうひとつの国鉄型電車として、奈良〜高田の桜井線(万葉まほろば線)と王寺〜高田〜和歌山を結ぶ和歌山線を走る105系電車も来春より置き換えられるむねがJR西日本より公表されていることもあり、やはり乗って撮っておきたい。つまり、私にとって最大の目標は奈良県北部の訪問だったということ。

先日書いた、宇治で奈良線の電車を撮影した日は時系列順に書けば、じつは何度めかの「奈良県北部撮影作戦」だった。その1週間ほど前に桜井線と和歌山線にすでに乗っているからだ。今回はその日のことを書こう。

2018年9月9日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その2. 大和川橋梁ふたたび


■「ひつこいカメラのおっちゃん」またもや大和川橋梁に
阪堺電車にはじめて乗ってみて、沿線の雰囲気が気に入った「カメラのおっちゃん」(首都圏在住のふだんは「カメラおじさん」やけど、大阪ふうに「カメラのおっちゃん」と名乗ることにしてんねん←誰?)こと筆者は、日没の頃のようすが見たくて外出許可と夕食のキャンセル願いを届け出て、数日後にふたたび阪堺電車大和川停留所に降り立った。終点の浜寺駅前にはまだ達していないけれど……。気に入った場所にはなんども来て、自分の確認が持てるようになるまで撮るというのが私の撮影スタイルなのだ。カメラおじさんがたんにしつこ……、いや「カメラのおっちゃんがたんにひつこいだけなんちゃうか」という思いもなくはない。ほっといてください!


2018年9月8日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】懐かしい103系電車に会いに奈良線へ その2.「宇治川にてついに撮影成功」

まずはふつうに撮ってみて……ふつうだ→「ふつうって言うな!」
近畿地方の台風被害だけではなく、北海道では地震もあって。親しいひとたちの顔を思い浮かべると胸が痛む。みなさんの暮らしがはやく平穏無事に戻りますように。

【前回までのあらすじ】
奈良線を走るあずまびと(筆者のこと)には懐かしい103系電車を撮るために、阪和堺市駅から出かけようとして、なぜか日根野にたどり着くなど、紆余曲折しながら奈良に向かった筆者。奈良線の電車に乗り込んでバッチグー! のはずが、またもや居眠り。さらに、ようやく出会えた懐かしい電車に乗ってもまたもや眠りこける。「眠り姫」ならかわいらしいのに「居眠り男」だと、なぜだらしなく聞こえるのはなぜか。とにかく、話は京都駅で目覚めたところから始まる。


2018年9月6日木曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その1. 大和川橋梁にてたそがれる




■路面電車への愛着
報道によると台風21号の強風の影響により、阪堺電気軌道(以下、阪堺電車)の運転が9月5日正午現在では上町線の天王寺駅前と我孫子道のみになっているようだ。大阪市内や堺市内でいぜん停電しているところもあるようで、本稿執筆時にも阪堺電気軌道のWebサイトに接続できなかった。どうやら堺市内の大小路で停留所が強風に吹き飛ばされたり、飛来物が架線や軌道に落下したもようだ。そして、あちらではふだんは阪堺電車が運休することはめずらしいようで、それが台風21号の威力をものがたるとか。みなさんの日常生活が早く戻ってくることを祈っている。(ご注意:正確な運行情報などは各種ニュースサイトやTwitterなどでご確認くださいませ)

それで、阪堺電車が気に入った日のことを書いてみる。これは私からのささやかな阪堺電車とその沿線のみなさんへのエールのつもり。

2018年9月5日水曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】懐かしい103系電車に会いに奈良線へ その1.「103系で居眠りテツ」

これなら奈良へ行けるはず

そして、京都まではみやこ路快速に

■紆余曲折のすえにまずは奈良へ
【前回までのあらすじ】
在阪入院生活中に「必ずや奈良線103系電車と桜井線(万葉まほろば線)・和歌山線105系電車を撮ってやる。そのためにはリハビリに励むのじゃ」と思っていたかいがあり、体調はかなり回復した。そこで、意気込んでいよいよ奈良線に出かけた筆者は、阪和線経由で天王寺に行き、そこで行き先を確かめずに快速列車に乗り込んで居眠りした。すると、列車がたどり着いた先は日根野。阪和線を逆走していた……。

はい。天王寺で私が乗った列車は関西本線(大和路線)の「大和路快速」ではなくて、阪和線経由関空行きの「関空快速」だったというわけ。そういえば、天王寺を出てしばらく「どうしてさっき見たところを走っているのだろう」などとぼんやり思ったっけ……。これは、首都圏でたとえると、関西出身の鉄の友人曰く「上野から在来線の宇都宮線経由で日光に行こうとして高崎線に乗り込み、目覚めたら高崎だった」ようなものか。「快速」しか合っていないし、そもそも使用車両がことなるというのに。大和路快速なら白い塗装の221系電車だし、関空快速はステンレス車体で銀色の223系電車か225系電車のはず。「関西圏鉄道超エントリーユーザー」だと自認しているとはいえ、俺氏ほんとうにテツなのか。


2018年9月4日火曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】懐かしい103系電車に会いに奈良線へ プロローグ「奈良はあまりにも遠し」



【はじめに】
■台風21号が直撃した近畿・四国のみなさん、どうぞお気をつけて
筆者はテレビを所有していないような人間だが、ネットで報道各社のニュースを見ることや、Twitter、各種SNSでニュース検索をする。台風21号が直撃した四国や近畿地方でのようすを拝見していると、つい先日まで自分がいたこともあり胸が痛む。どうぞ、みなさんお気をつけて。

■奈良へ行きたしと思へども奈良はあまりに遠し
関東地方在住の筆者にとって、京都や奈良は修学旅行や観光、あるいは出張でしか出かけたことがない場所だった。そもそも、大阪もふくめて関西にたいして腰が重かった。そして、正直いえば大人になっても寺社仏閣にまったく興味がわかない筆者は、寺社仏閣巡りをするつもりにまったくならないために、なおさら足が遠のいていた。自然や、寺社仏閣を詣でているひとたちを見るのは好きなのだけど。

2018年9月2日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】「ウサギ号(ラビットカー復刻塗装編成)」に乗った 近鉄南大阪線沿線滞在記 その2


■「ウサギ号」とつぜん現る
(前回までのあらすじ)近鉄南大阪線沿線の病院に長期滞在することになった「私」(筆者)は、ある日線路沿いでオレンジバーミリオンに白帯を締めた「復刻ラビットカー編成」である6020系電車6051編成に出会い、衝撃を受けた。「あいつをしとめてやる」と「私」は意気込んだものの、1編成しかない「ウサたん」「ウサギ号」(筆者がかってに名づけた呼び名)はあるときには河内長野行きに、またあるときは吉野行き急行に充てられてなかなか都合よくは現れない。簡単に落とせないからこそなおしとめたくなる、という焦燥感にかられていたある日、筆者の眼前にウサたんが現れたのだった……。

そうなのだ。「ラビットカーはどうしたかなあ」と思いながら病院近くの駅のホームに入りかけたある日、やってきた各駅停車はオレンジ色をしていて……あsdfghjkl;:ふじこふじこ! ウサたん、来はった!

2018年9月1日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】「ウサギ号(ラビットカー復刻塗装編成)」を追え! 近鉄南大阪線沿線滞在記 その1


■クマゼミの鳴く頃に、「ウサギ号」に出会う
梅雨明けの頃のことだ。連日とても蒸し暑い。日の出の頃に鳴いていたクマゼミたちは、7時を過ぎるとさらに鳴き声を大きくする。アブラゼミのような騒々しさはなくても、暑さをより強く感じさせるかのようだ。

その頃私は大阪の病院にいた。病院は近鉄南大阪線の沿線にある。入院当初2週間は外出を禁じられていたものの、病室にいるのは気持ちがふさぐし、運動をするように言われていたので、起床後は医師の回診時間と食事の時間をのぞいて、ずっと屋上にいた。その屋上から、列車が急曲線を走るさいのパンタグラフのスライダーが擦れる音と、車輪のフランジが鳴る音を聞くことができた。だから外出できるようになったら、近くの駅で列車を見ようと思っていた。

あれは土曜日の昼前のこと。その日はようやく外出を許されるようになり、それなりに症状も安定したためにカメラを持って昼前にも歩いておこうと、最寄り駅から河内松原まで、数駅ぶんの散歩に出かけた。このあたりは優等列車停車駅である河内松原よりも上り方向であるために運転本数も多く、通過列車も含めてひっきりなしに列車が来るので、列車を眺めるにもあきない。このときも駅のすぐそばの踏切に立つと、すぐに列車がきた。けれどやってきた列車はマルーンとベージュの塗装ではなく……オレンジバーミリオンに白帯を巻いていた! これは、「ラビットカー復刻塗装編成」ってやつか! ウサたん、なんかカッコいい!