2019年11月27日水曜日

【カメラ機材の話】わが手にAI AFマイクロニッコール60mmf/2.8Dを


■日々これマイクロニッコール
理に出していたAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dが手元に帰ってきて、じつにうれしい。というのは、ここ5年ほど、筆者はなにを撮るときにでもAI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8Dを常用しているから。業務上必要なブツ撮りに使うのはもちろんのこととしても、自分の趣味の写真やなにかの息抜きに撮るような写真でもそうだ。だから、手元にないと非常に困るし、修理が完了したのはとても喜ばしい。

2019年11月21日木曜日

【カメラ機材の話】「親指AF」を試用中なり

被写体への距離が離れているので
AF測距をしてから構図を変えてもなんとかなる例

■「親指AF」をキミは知っているか
者はひさしぶりに手元のデジタルカメラのオートフォーカス(AF)設定を変更した。いまその試用をしているところだ。それは、いわゆる「親指AF」への設定変更。通常のデジタルカメラのAFはシャッターボタン半押しで作動する。これを解除して、ボディ背面にあるほかのボタンにAF-ONの動作を割り当てた。シャッターボタンとはふつうは人差し指で押すものだが、このAF-ONボタンは親指で押すことになるので、「親指AF」などという呼び名があるというわけだ。

筆者はこの設定を昔から知ってはいたけれど、日常的に用いることはなかった。けれども少し気が変わって、この設定を試したくなった。

2019年11月16日土曜日

【関西リハビリ鉄2019夏】令和を走る昭和の国電! JR奈良線103系撮影記事 その5 「宇治川べりでの出会い」


■またもや宇治川べりにやってきた
JR奈良線に残されたうぐいす色の103系電車を昨年もこの夏も何度か撮りに行ったことは、すでになんども記事にしている。すっかり秋の終わりになって、平等院鳳凰堂でライトアップが行われているなどという記事を見ながら、いまこうして首都圏の自宅で夏の日々を思い返している。すると、いやだったあの蒸し暑ささえもなつかしく思えるような気がするから、時間とか記憶というのはとてもいいかげんなものなのだと思う。

もっとも、なにかに夢中になりすぎたとか、あるいは精神的なショックを受けたときでも、いちばん冷静にさせてくれるのもまた時間の流れでもある。

2019年11月6日水曜日

【関西リハビリ鉄2019夏】令和を走る昭和の国電! JR奈良線103系撮影記事 その4 「椿井大塚山古墳にてアイン・ツヴァイ・ドライ!」


■椿井大塚山古墳に行った
筆者が夏に滞在していた大阪・松原市の近隣の堺市、あるいは羽曳野市と藤井寺市はいまや百舌鳥・古市古墳群を観光資源として活用しようとしているようだ。太古の昔の有力者が埋葬されていた跡と思えば、たしかにちょっとしたロマンもある。

とはいえ、古墳の近くに住んでいるみなさんにとっては、日常生活のなかでは古墳というのは「近所の森」「うらの丘」くらいのものだろうと思う。とくに、大昔からの伝承が失われたようなところなどは、なおさらそんな存在だろうか。もっとも、埋葬された本人にとっては本意ではないかもしれないけれど、そうやって登ってお弁当を食べることができるような存在のほうが、近隣住民のみなさんにとっては楽しそうだ。天皇陵として宮内庁が管理しているような古墳だと、堀の内側に入ることもできないし。もしかしたら古墳がどういう取り扱いになるかどうかは、埋葬者の地位だけによるのではなく、古墳や文化財保護に強い関心が持たれている時期に発見されたのかどうか、によるのかもしれない。

さて、8月上旬のある日、筆者は京都府木津川市にある椿井大塚山(つばいおおつかやま)古墳を訪ねた。これまた、古文の授業で習う「詠嘆の系助詞:ぞ、なむ、や、か、こそ」の説明文のように、じつに蒸し暑い日であったことだなあ、あったことよ、という一日だった。

2019年11月4日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】「おかげさまで創立120周年☆ちちてつサンクスフェスタ」記念! その2 荒川橋梁を渡る蒸電運転列車と東武8000系電車 



■こんどは日向に行くぞ!
「おかげさまで創立120周年☆ちちてつサンクスフェスタ」が秩父鉄道三峰口駅で行われた、さる11月2日の撮影行の続きを記そう。特別装飾がほどこされてデキ108号機と蒸電運転を行ったSLパレオエクスプレス5001列車と、そのあとにやってきた東武8000系8506編成の送り込み回送列車を筆者は浦山川のキャンプ場で写した。朝9時半から13時近くまで日陰の水辺にいたので体が冷えた。体を動かしたいし陽の光を浴びたい。

2019年11月3日日曜日

【秩父鉄道撮影記事】「おかげさまで創立120周年☆ちちてつサンクスフェスタ」記念! その1 蒸電運転列車と東武8000系電車が三峰口へ 


■すばらしい秋晴れに恵まれて
起きて窓の外を見るのがいつも楽しみだ。日の出のころに目覚めるとなおのこと楽しい。その時間にだけ見られる空の表情というものがあるからだ。11月2日の朝はむしろ雲が多くて、晴れてはいても太陽は雲間から顔をのぞかせるといった感じ。だから、西武池袋線と西武秩父線で西武秩父を目指すまで、空模様はどうなることかと思っていた。けれどそれは杞憂だった。

11月2日(土)に、秩父鉄道三峰口駅では「おかげさまで創立120周年☆ちちてつサンクスフェスタ」が開催された。三峰口でひさしぶりに行われる鉄道イベントであり楽しみにしていた。だから、天気が心配だったのだ。それが、予想以上の好天に恵まれた。むしろ雲ひとつない青空で天気がよすぎたほどだ。

ええと、ごめん。ちょっといい子に書きすぎた。このイベントが行われると発表されたさいに、鉄ヲタとしてはいくつかのたいへん気になる文言が目に入った。10月31日づけの秩父鉄道公式サイトより引用してみよう。(傍線と赤字は筆者による)