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2021年8月23日月曜日

【ロシア1990年代】さよなら、モスクワ市電のタトラT3SU

パンタグラフが大きいところが
見慣れなくて新鮮だ

■モスクワ市電のタトラT3SUが引退
先日、Twitterのタイムラインで残念な知らせを見た。いわく、モスクワ市電で用いられているチェコスロヴァキア*製車両TATRA(タトラ)T3SU、正確にはその車体を利用した更新車両が、市内南部、東部、および都心部での運行を終えたという。北西部のみ運行は継続されるが、年末には運行を終えるそうだ。

2020年5月19日火曜日

【2018年8月】阪堺電気軌道御陵前から浜寺駅前のこと



■何度もいうけれど……阪堺電車が好きだ
年と一昨年の夏は事情があってそれぞれ2ヶ月ほど大阪・松原市と堺市の境界あたりに長期滞在していて、そのあいまにJR桜井線(万葉まほろば線)と和歌山線JR奈良線、そして阪堺電気軌道(以下、阪堺電車と記す)を撮りに出かけていたとは何度か書いた。桜井線と和歌山線はそのころ置き換え間近の105系電車を見たくて出かけていた。

いっぽう、阪堺電車のほうは滞在先からだと、すぐ目のまえにある大阪府道・奈良県道12号堺大和高田線を5キロほど歩けば花田口停留所がある。すぐ近くを走っていて通いやすく、沿線風景の変化が大きいところが好ましく思えた。もともと、私は路面電車のある町が好きだ。東京都交通局荒川線を幼少のころに見ていたからか。大学生のときに見たモスクワ市電を思い出させるからか。おそらく理由はそのぜんぶ。

2020年1月10日金曜日

【阪堺電気軌道】浜寺石津町で初日の出を!


■浜寺へ行け、浜寺へ!
和2年の元日の5時ごろに私は起床した。そそくさと身支度をすると投宿先からほど近い阪堺電気軌道宿院停留所に向かい、浜寺駅前行きの列車を待った。やってきた列車には私しか乗客はいなかった。数駅揺られて、石津停留所で降りた。

2018年11月25日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その5. 石津太陽橋と浜寺駅前のたそがれ

石津停留所まで戻ってきた
■石津太陽橋まで戻ってきた
度目かの阪堺電気軌道沿線訪問にして、ようやく終点の浜寺駅前までたどり着いた「カメラのおっちゃん」である筆者。もっとも、じつをいうと恵美須町から住吉までは未乗で、上町線と住吉〜浜寺公園前しか乗っていないのだけどね(!)とかいうカミングアウトはいらないな、ここでは。だって、天王寺駅前行きのほうが本数が多いんだもの。それはともかくとして、浜寺駅前から沿線を歩いて、石津停留所まで戻ってきた。それは、紀州街道にかかる太陽橋から阪堺電車を撮ってみようと思ったからだ。

ドジでのろまな……カメラのおっちゃんがカメを写す


2018年11月21日水曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その4. 浜寺駅前についに到着

天王寺駅前にモ501号車キター!

■もう冬ではないですか
阪のカメラのおっちゃん、というつもりで大阪に滞在していたころの写真をみなさんにお見せしている「関西リハビリ鉄記事」シリーズも、まだまだネタがある。ところが、帰宅後の「カメラおじさん」がうっかりしているあいだに、季節は確実にその歩みを速めていて、 窓の外にはもはや晩秋というべき風景が広がっている。あの木の最後の一葉がなくなったら……どころか、枯れ枝にクリスマスイルミネーションが這わされているようなていたらくだ。というわけで……と書くと、非論理的で大きく飛躍しているけれど、時の流れの速さにぼんやりしとったらあかんっちゅういいわけや。この「カメラのおっちゃん」がチン電の浜寺公園前にたどり着いた話を今日はやっとするで!

2018年10月20日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その3. 住吉鳥居前にて電車を見る


■降りたくなる停留所がたくさんあった
 堺電気軌道(以下、本項では阪堺電車と略)にこの夏に天王寺から乗った話を何度か書いている。初めて乗った日は浜寺駅前までたどり着く前に、どうしても降りてみたくなり大和川停留所までしか行けなかった。その後、堺市内の宿院や大小路から何度か大和川を目指したりしたものの、終点の浜寺駅前にはたどり着けなかった。というのも、阪堺電車は沿線のロケーションが変化に富んでいて、降りてみたくなるところがたくさんあったからだ。住吉大社付近の住吉停留所から住吉鳥居前もまた、神社の前の併用軌道を走る姿が魅力的で、つい降りたくなった場所のひとつだ。そこで、午後遅くに松原市内を出たある日、天王寺から阪堺電車に乗って住吉鳥居前で降りてみた話をしようと思う。

2018年9月9日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その2. 大和川橋梁ふたたび


■「ひつこいカメラのおっちゃん」またもや大和川橋梁に
阪堺電車にはじめて乗ってみて、沿線の雰囲気が気に入った「カメラのおっちゃん」(首都圏在住のふだんは「カメラおじさん」やけど、大阪ふうに「カメラのおっちゃん」と名乗ることにしてんねん←誰?)こと筆者は、日没の頃のようすが見たくて外出許可と夕食のキャンセル願いを届け出て、数日後にふたたび阪堺電車大和川停留所に降り立った。終点の浜寺駅前にはまだ達していないけれど……。気に入った場所にはなんども来て、自分の確認が持てるようになるまで撮るというのが私の撮影スタイルなのだ。カメラおじさんがたんにしつこ……、いや「カメラのおっちゃんがたんにひつこいだけなんちゃうか」という思いもなくはない。ほっといてください!


2018年9月6日木曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その1. 大和川橋梁にてたそがれる




■路面電車への愛着
報道によると台風21号の強風の影響により、阪堺電気軌道(以下、阪堺電車)の運転が9月5日正午現在では上町線の天王寺駅前と我孫子道のみになっているようだ。大阪市内や堺市内でいぜん停電しているところもあるようで、本稿執筆時にも阪堺電気軌道のWebサイトに接続できなかった。どうやら堺市内の大小路で停留所が強風に吹き飛ばされたり、飛来物が架線や軌道に落下したもようだ。そして、あちらではふだんは阪堺電車が運休することはめずらしいようで、それが台風21号の威力をものがたるとか。みなさんの日常生活が早く戻ってくることを祈っている。(ご注意:正確な運行情報などは各種ニュースサイトやTwitterなどでご確認くださいませ)

それで、阪堺電車が気に入った日のことを書いてみる。これは私からのささやかな阪堺電車とその沿線のみなさんへのエールのつもり。

2015年6月16日火曜日

【チラシの裏】路面電車の行き交う町にて


■路面電車が通り過ぎるのを見ながら
曲がり角に連柱のある古いビルが建っている。その曲がり角をときどき、中央駅行きの路面電車がやってくる。信号待ちで一時停止したあと、ゆっくり起動する際にチンチンと鐘を鳴らしてパンタグラフからばちばちとアークが飛び、大きな音があたりに響く。

そのようすをしばらく見ていた。くだんの古いビルの二階は喫茶店になっており、持ち込んだパソコンで作業をしていても、路面電車が来るたびに手がつい止まってしまうのだ。

2012年9月30日日曜日

【ドイツ出張ついで鉄記事】デュッセルドルフ市電に乗る(その2)

(前回の続きです)
デュッセルドルフ市電の一日乗車券"Tages Ticket"

■一日乗車券を買って707系統にとりあえず乗った
デュッセルドルフ中央駅(ハウプトバーンホフ)前の宿を出て、DB駅前の電停にある窓口で1日乗車券を買った。系統図をもらいたかったのに、日曜日の朝8時には係員がいない。でも、切符は自販機で買えた。自販機は独英仏伊西対応だったかな。あとトルコ語もあるのが現代のドイツらしい。1週間程度の旅行だから寄らなかったけれど、駅前に夜遅くまで営業している大きなケバブ屋があったもんな。とにかく、路線図はなくても切符は買えたので、とりあえず乗ってみることに。まずは駅前に止まっていた707系統大学行きに乗った。

2012年9月23日日曜日

【ドイツ出張ついで鉄記事】デュッセルドルフ市電に乗る(その1)

デュッセルドルフ中央駅前に曲がって来る707系統がなかなかイカす

■デュッセルドルフでも「電車運」はバッチリ
前回のエントリーは珍しく「ですます」体で書いたら、気持ちが悪い。だから、今日からは「である」体である。なんだか偉そうなのである。すみません。

さて、今日はドイツ取材旅行のあいまに見た先日のデュッセルドルフ行きで楽しんだ、デュッセルドルフ市電(シュトラッセバーン)について書く。

2011年3月11日金曜日

【都電荒川線通勤途上鉄記事】さよなら、都電7500形


  さて、この日曜日で都電荒川線7500形電車が運用を終える(*)。以前のエントリーで書いたけど、私が沿線に住んでいた30年以上前は7500形は丸い古い車体だったから、なんとなくまだまだ「新しい」気がしてしまう。でも、昭和37年製造というから、鉄道車両としてはもうけっこうな古さなのだ。