2012年11月5日月曜日

【デジタルカメラ記事】久しぶりに「補機」を導入

何年ぶりだろうか。ずいぶん久しぶりにデジタル一眼レフを買った。2年前の秋に発売になったニコンD7000ボディだ。いまごろ迷いながら買うのだから、体中が「ためらい傷」だらけだろう。しかも、最新のAF-Gニッコールレンズではなく、お気に入りの古いAiニッコール50ミリF1.8S爪つきを装着したところがいちばん気に入ってしまった。
購入をためらい続けたことには理由がある。長い間使い続けてきたD2Xは、いまでもISO400までの画質やカメラ部の質感、操作の感触はとても気に入っていて、もはや手放せないカメラではある。とはいえ、もう何世代も前のAPS-CサイズのニコンDXフォーマット機であり、ダイナミックレンジが狭い。このD2Xの泣き所であるダイナミックレンジの狭さと高感度対応に関しては、新しい35ミリフルサイズフォーマット準拠のニコンFXフォーマット機に勝るものはない。センサーだけではなく、回路設計や構造など、ノイズを出さない設計とノイズを消す設計がより上手になりつつあるのだから。

そう思えば、先頃発売されたD600は価格もわりと抑えられていて狙いめではある。のだけど……ねえ。いま現在のD7000の価格はD600の1/3程度とたいへん魅力的だ。いっぽう、D600は画素数のそこそこなところも高感度性能もいいのだけど、オートフォーカス(AF)の測距点が中心に寄りすぎる。AFセンサーはD7000の改良型らしく、D7000とほぼ同等らしいけど、そのD7000のAFだって、D一桁からするとどうしてもナンなのでありまして。最近のニコンのAFは初期の食いつきはよくなっているけど、連写中に「なぞの測距の停止」を行うという疑惑はあるのよね。予測駆動フォーカスはどうしたのよ? という。で、そのD7000は、その食いつきが一桁機よりは劣る印象があるなあ。そんなAFを積んだFX機なら、一桁同等のAFという実感があるD800のほうがいいな、やっぱり。

とはいえ、いまはD800も自分には大げさだ。それに、この春に肩を痛めて以来、小さいカメラがほしいという思いもある。実はミラーレスカメラを手に入れようかと迷い、アマゾンを見ながら迷っていたのも事実。でも、AFがナンだとか書いたけどD7000がこの価格なら、やっぱり一眼レフのほうがいいや。小さいセンサーはやっぱりアレなんですよ、自分には。

D7000はパートナーが所有していることもあって、たまに使わせてもらってもいたので、所有してみても新鮮味はもうない。でも、趣味にもお仕事にもたいていの用途に足りてしまう。ニコ爺的にはAiレンズ用の露出計連動もたいへんありがたい。お仕事にはDXフォーマットの高倍率レンズVR18~200ミリとAF-D単焦点レンズ群で足りる。これでD2Xを持ち歩かず、あとの画像処理の時間も減らせる。趣味には、Ai-S 2.8/28と1.8/50、それからAi改造の2.8/135でだいぶ軽量に趣味的にも楽しいシステムを組める。
実は去年、ダーチャにいたときに喉から手が出るほどほしかったんだよね。大きくないので目立たないしD2Xよりも高感度性能がいいから。それにしても、マニュアルフォーカスニッコールレンズとの組み合わせはアナログというよりアナクロだとは思うけど、目立たないし軽いし、高倍率ズームではないので趣味には楽しい。ライブビュー機能もあるからピント合わせも正確にできるしさ。

D7000は私には、鉄道用語で言うところの(ヲタくさいね)「補機」で、「本務機」はいぜんD2Xなのだけど、画素数も高感度対応も連写速度も背面液晶の画素数も動画対応なところもすべて勝っている補機なので、おそらく本務機以上に活躍してくれるだろう。そのうち、FX本務機を手に入れるまでD2Xにはまだ頑張ってもらうことにする。実は、D7000で動画を撮りたいんだよねー。

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