2017年4月6日木曜日

【秩父鉄道撮影記事】荒川桜堤ようやく見頃に



■ソメイヨシノの開花がようやく始まった
いつもであれば4月第一週の週末がサクラとナノハナの組み合わせが見頃であるはずの、熊谷市内の荒川桜堤。既報の通り、今年はどうも1週間ほどソメイヨシノの開花が遅い。ヤマザクラやヒカンザクラはあちこちで咲き始めているのに。けれど、ようやくソメイヨシノの花も絵にできるくらいに開き始めた。


■翌週に再挑戦した
先日の花の開き具合は絵にしにくかったことが気になり、春休み期間で平日にもSLパレオエクスプレスが走るというので、早起きして再び桜堤の駅に降りた。まだSLパレオエクスプレスが広瀬川原車両基地を出るまえの時間だ。平日なので周囲の工場も操業中で、その音はどうしてもする。

それでも、荒川の河川敷にはナノハナの甘い香りがただよい、鳥たちがさかんにサクラの花に群がっている。気温も20°近くあって暖かい。お弁当でも広げていると楽しそうだなあ、と眠い目をこすりながらSLパレオエクスプレスの通過を待った。もっとも、このアングルでは晴れると列車は影になる。いつもお世話になっているTakaさんも過去に書かれていたけれど、そういう意味では天気予報では天候があやしいらしい週末のほうがいいかもしれない。


■煙もすごくよかった!
さて、今日はいろいろと運にも恵まれたようだ。交換する上り列車のほうが早めに駅に着いたためか、5001列車は駅の手前から力行を始めてくれた。意外と煙がよくて「忍法姿隠しの術」も使うことができたというわけ。やっほー。今日もSLパレオエクスプレスのお客さんたちからたくさん手を振ってもらえたし、めでたしめでたし。


■秩父市内の開花はもう少しか
このあとはいつものように旧荒川村まで列車で追いかけた。列車から見る限りでは、長瀞のサクラは開きはじめで、満開になるのは来週か。浦山口から先も来週末、武州日野もその次の週という感じかと思われた(あくまでもご参考までに)。標高差があるから場所を変えると長い間サクラを楽しむことができるというのは、秩父鉄道沿線の楽しいところだ。

【撮影データ】
Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark IIほか/LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.ほか/Adobe Photoshop CC

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◆この場所で撮った過去記事
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