2017年7月27日木曜日

【LUMIX GX7 Mark II関連記事】「失われた環」もしくは「オーパーツ」を手にして


先週頭からずっと続けている缶詰仕事にしばしば時間の経過を忘れている。ときどきはっとして外を見ると、もう午後遅い時間であったり。体になぞの痕跡が残っているわけではないから、UFOにさらわれたのではないはずだ……なんの話だ。もっとも、今週の首都圏はまるでまたもや梅雨に戻ったかのような天気だから、「夏らしい絵」が撮りづらい。だからこそ、いまのあいだにためこんでしまったデスクワークにめどをつけておきたい。

昨年から楽しく使っているPanasonic LUMIX DMC-GX7 Mark II(以下、GX7 Mark II)もそうして仕事の合間の散歩に出るとき以外はお休み中だ。

缶詰仕事のあいまの「時間の消失」にはいくつかの種類がある。気がつくと、作業していたものが進んでいる場合と、停滞している場合だ。前者はたいへんよろこばしいが、後者は問題だ。そして、今回の「事件」はこの後者の「時間の消失」のあいだに起こった。


さて、筆者の旧知の方は、筆者がかつてソビエト製機材をあれこれと持っていたはずだということをご存知だろう。それらソビエト製カメラ・レンズはいまもほとんどが手元にある。ただし、長らく使うことのないまま。フィルムカメラのボディはともかく、レンズはニコンマウントのものならば、いま使っているボディに装着できないわけではない。けれど、ずっと「そういう気分」にならなかった。なんというのかなあ。説明しづらいけれど、所有しているボディとデザイン的に似合わない気がするのと、いろいろと使いこなしに忖度……いやいや「工夫」が必要なのだもの。私ほら、ゆるふわな絵をあまり撮らないから。最近は「純粋に趣味だけでの写真」にも現行の機材をそのまま使うことが多いのは、このあれこれと必要な工夫をあまり考えないで済むから。だから、マウントアダプターもいっさい持っていなかったのだ。

ところが。先日の「時間の消失」のあいまに、マウントアダプターを密林で見てみてしまった。そしてキターイスカヤ・プラドゥークツィヤのなかにはおどろくような安価なマウントアダプターがあることを「知ってしまった」。そして、脳内シミュレートをしてみたら、プレーンなデザインのブラックのGX7 Mark IIにシルバーのレンズは意外と似合うことも「思いついてしまった」。そうして、翌日に宅配便の配達の方がやってきて「時間の消失」の終了に気づき、手元にはマイクロフォーサーズ/M39マウントアダプターが「あった」というわけだ。「事件」はこうして起こったというわけだ。あれええ、おかしいな。ルパンを追っててとんでもないものを見つけてしまったあ、どうしよう?


手持ちのソビエト製レンズには20年以上前に手に入れていちども使ったことがないJupiter-11 4/135や、数えるほどしか使わなかったJupiter-9 2/85がある。距離計連動式カメラでは望遠レンズはやはり使いにくい。10年ほど前にマイクロフォーサーズ規格が制定されてLUMIX DMC-G1が登場した頃やAPS-CサイズセンサーのソニーNEXが登場した頃、マイクロフォーサーズボディやNEXボデイにこうしてクラシックレンズを使うひとたちがいたっけ。そういうユーザーたちの声を受けて、いまのマイクロフォーサーズボディやソニーαシリーズをはじめとするミラーレス機は、ピーキング機能と拡大ピント合わせ機能がだいぶ使いやすくなった……などというごたく(いいわけ)はまあいいか。

私のマイクロフォーサーズデビューが遅かったので、マウントアダプターデビューもこうして遅かった。こうして私には「オーパーツ」と言っても過言ではないマウントアダプターが手に入ったことで、使っていなかったソビエト製M39マウント望遠レンズが現行ボディにつけられるようになった。ミッシングリンクってやつかも(いろいろと大げさだ)。

こういうのをなにかに使うのも楽しいかもなあ、あとは「このレンズを使うべき必然性」がなにか見当たる被写体や状況を見つけないとね。とにかく、もう少し晴れる日が来ないかな……と思うしだい。なんだかんだ言っていても、オラ、わくわくしてきたぞ!


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