2012年10月28日日曜日

【秩父鉄道1000系1980年代】すべてがチョコバナナだった頃

1987年8月。御花畑で電車を待つあいだに

2012年12月8日に秩父鉄道では1000系1007編成秩鉄リバイバルカラー編成(いわゆる、チョコバナナ)のさよなら運転を行うと、秩父鉄道ニュース11月号にて公表された。さよなら運転の詳細は「12月号を参照」とまだ未発表だが、当初は10月で検査期限切れになり、走る姿をもう見られないかなと思っていたチョコバナナも、どうやらいまはときどき走っているようだ。

電車はやはり走っているところがカッコイイ。すっかり秋色の秩父鉄道沿線を走る姿を見るなら、いまが最後のチャンスのようだ。予備的運用であっても、12月までにトラブルもなく無事に走ってほしいものだと思う。



このところ撮影に出られていないので、今日は古いポジを再スキャンしてお目にかけよう。1987年8月と1988年4月の写真だ。
1002編成(のちの小豆ツートン)の登場時塗装

小中学生の頃は、御花畑で撮ったカットが多い。なにしろ、単線の御花畑ではお目当ての列車までにたいてい待つ必要があり、鉄道撮影主体の外出ではないからやむを得ない。でも、当時は貨物列車の本数も多かったから御花畑での西武との接続の悪さは嫌いではなかった。このときはたしか、三峰口方面へ乗るために御花畑で待っていたので、上り電車を写す余裕があったのだろう。

武州原谷貨物駅からの切り通しで撮るために歩いた記憶がある。武州原谷貨物駅も見たかった。この場所は好きでほかの季節にも通った。いまではすっかり住宅が増えてしまったけど、切り遠しと小さくなった雑木林は健在だ。雑木林は大好きだけど影の出方を考えると撮影時間を選ぶので、最近はなかなか行けないでいる。

正直言えば昔好きだったところに行くのは失望したくないから嫌だ。という甘ったるい気持ちもあるか。この感覚はご理解いただけるだろうか。たとえば、昔好きだった異性が「ダメな感じ」になっていたのを目にしたあのショックといったら! この気持ちは、いまや相手のことを考えているのではなく、「相手を好きだったことを大切に思う自分」が好きという、はなはだ身勝手な気持ちではあるけど。そんな感傷が自分を傷つけると知ったら凹むもんね。(なんの話だ)
デキ104は前照灯がシールドビーム化されていなかった

ここには桑畑があった。というより、そもそも沿線のあちこちに桑畑があった。ここにアップした写真を撮影したのはパレオエクスプレス運転開始直後の頃。桜が咲く前でまだまだ寒かった。おそらくパレオに先行してきた列車のようで、1000系1002編成には警察官も乗っている。1002編成といえば、のちの「秩鉄リバイバルカラーデハ100形タイプ」の「チョコバナナ時代」だ。外観上はパンタグラフひとつでPS13型なところが導入直後の特徴(アンテナが二種類あるとかはここではおいておく)。この頃のシンプルな姿はいいね。

パレオエクスプレスを見に沿線の人が集まり始めていて、画面右側にも近所の子どもが写り込んでいる。こうして見ると当時の雰囲気を思い起こす。運転席直後にも子どもと大人がかぶりついているから、どこかで撮影地を探そうとしている人たちなのだろう。

とはいえ懐かしさばかり前面に出すのは、後ろ向きな感じがする。でも、アラフォーオヤジなので「都合のいいときオジさん」モードで失礼! またチョコバナナを撮って来たらお目にかけるよ!

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