2010年8月20日金曜日

【上信電鉄2010年8月PETIT撮影記 その1】初訪問で999ゲット!

【おことわり】
本エントリーは旧ブログにて、2010年8月20日付で公開した記事を加筆して再録したものです。しばらくトップに公開したのちに、日付順に掲載いたします。記事はいずれも掲載当時のものです。ご注意ください。


あの色褪せた車体はまさしく元西武451系。奥には元西武新101系がいる。広告ラッピングのオリジナル電車となかよく並んでいる。あの奥には貴重な凸型電気機関車デキ1と3がいる。

「ちちぶてつどうのまーくににてるね」と我が子。小さき者たちの記憶力とはじつにすごいな。私はそもそも秩父鉄道の社紋も教えたことはないのだ。したがって、秩父鉄道の「上六マーク」は「上」が6つ(上武)だけど、上信は8つだなとということも教えていない。




上越の親戚に会いに出かけたお盆休みのこと。私と我が家のチビっ子の二人は上越新幹線で高崎に降り立った。子ども時代から何度も通過し、そのつど車窓から眺めて気にしていた上信電鉄の電車を、いよいよ眼前に見るためだ。

それには理由がある。お盆に子連れで自由席の旅をしてはいけない、という鉄則を軽視した愚かな父親は、大宮から乗った新幹線で作戦変更を迫られた。私ではなく、子どもが参ってしまったのだ。デッキでぎゅうぎゅう詰めで暑いし、というわけで我が子は泣きべそになるし。まあ、眠かったから。抱いていたらすぐに眠ってしまった。この混雑のなかで、眠った子どもを抱いたまま越後湯沢まで行くことは私にも楽ではない。そこであきらめて高崎で降り、あとの列車の座席指定を買うことにした。

券売機で越後湯沢までの座席指定特急券をまずゲットした。次の新幹線まではあと40分。なにげなく、さりげなく上信電鉄ホームに目をやると、下仁田行きに充当されるのは999ラッピングの501編成。おまけに、上信電鉄の電車は下仁田行きなら前パンになる! そんな列車が目を前を走るなら、撮らないでどうするホトトギス。

……などと、まるで「偶然999に出会えてラッキー☆」みたいな書き方をして、まことにあいすみません。ウソなんです。じつは上信電鉄の根小屋までショートトリップをして、999号で高崎まで戻ることをねらい、そのつもりで予定を立てて自宅を出た。確信犯というわけだ。

ところが……子どもが忘れ物をするなど、一悶着あったために、所沢から地元駅まで一度戻ることになり。上信に乗るための時間はなくなってしまった。

でも高崎では時間がある。カメラもフィルムもあって、好きな電車もいる。これで撮らないのはヘンだ。そこで、寝起きで機嫌のよろしくない我が子を抱いて、私は上信電鉄本社ぞいの道を走った。振り返ると、お盆休みはそのパターンばかりだった。私が撮りたい被写体に迫るためにカメラと望遠レンズと荷物を持ち、我が子を抱いて走る………端から見たらどう見ても「親の趣味に付き合わされている子ども」だ。すまなかったなあ、ほんとうに。

さて、JRと上信電鉄と道路の立体交差まで走ってみると、線路そばに出られて、高崎駅を見渡すことができる。その光景を写生をしている人がいる。元西武451系の廃車体や古い貨車もいる。なんてフォトジェニックなんだろう!


そこへ出発する電車のタイフォンが聞こえた。下仁田行きが高崎駅を出た。カーブをまがって、来たぞ999! 初めて写した上信の電車が元西武新101系電車というのもなにかの縁か。ニコンF2に180ミリも最高だ。

【撮影データ】
Nikon F2 Photomic A・Ai Nikkor 180mm F2.8S ED・Fujichrome Veivia100



0 件のコメント:

コメントを投稿