2016年6月1日水曜日

【西武多摩湖線撮影記事】通風器がなくなったりもしたけれど、私はげんきです


少年時代にはじめて買ってもらったNゲージがグリーンマックスの西武101系キットだった。その頃は西武鉄道沿線に住んではいなかったけれど、親戚の家があるために親しみがあった。その後、小学生の頃からずっと西武鉄道沿線に在住しているためか、さいわいにしていまでも走り続けているためなのか「西武101系電車」が好きなままでいる。いちばん好きなのは初期型の低運転台車だったけれど、「ぶちゃいく」「ぶさかわいい」などといいながらも各社に譲渡された新101系電車を結果としては追い続けているので、やはりこの顔も好きなのだろう。変な顔だと思うけどね。

本線系統から姿を消しても、多摩湖線と多摩川線では主力電車として走っているし、牽引車代用のこの263編成はときおり小手指や南入曽、所沢でも見ることができ、4000系電車や10000系電車に乗れば同じ音を聞くことができるから、親しみ(シンパシー)を鉄道趣味の理由としがちな私には、とてもありがたい。


もっとも、思春期のいちばん記憶力がさかんな時期に西武101系電車の模型を組んだわりには、私のふだんの注意力が散漫なことが多いし、西武ファンのみなさんがあちこちで書かれているようなクーラーキセの変化や初期車に見られたような乗務員扉の変化などは、まったくもって興味を払ったことがない。私にはその程度の関心しかないのかもしれない。モデラーではないから、注意深く観察する訓練をしていないことと、さらには人間の髪型や服装、メイク、あるいは表情、あるいは心情の変化のほうが興味があるからだけどな。

だから、このところ数回にわたって運よく遭遇できた多摩湖線の263編成を見て、どこかおかしいなと思いながらも、私にはその違和感をうまく解消できないでいた。なんだか、ちがう、気がするのに、わからないこのモヤモヤ。人間なら相手にたずねられるのに。


先日のこと。狭山公園に所用で立ち寄った帰り道に、線路を見下ろす場所で263編成を見てようやく気づいた。ああ、なるほど。屋根上の通風器が撤去されたのか……。グリーンマックスのキットであればランナーから外してあちこちヤスリがけをして、プラが痩せているところも修正しなければならないアレ。KATOの完成品はたしか一体型で箱みたいに見えるのが嫌だったアレがない……思えばNゲージは小さいので上から見下ろすことが多いから目につきやすいけれど、1/1の電車は正面からでは気づきにくいのかも。超望遠で線路際から正面をねらったり、夜撮ったりすると気づかないのはやむをえない。視力の衰えもあるしさ。



いやちがうな、思春期のような車両を細かく観察する力とそれを記憶しておく力、そしてそこへ傾ける情熱がないだけだ。鉄道に関してはすっかりもう魔法も使えないんだろうね、私は(まるで、ほかのことになら魔法が使えるかのような口ぶり)。


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