2017年12月22日金曜日

【上信電鉄撮影記事】上州ネギ味噌祭り! デハ204-クハ303混色編成ふたたび


冬至、クリスマスも迫ってきて、いよいよ2017年も終わろうとしている。会社勤めのひとたちはあいさつ回りをしながら、休暇前の年末進行に大忙しだろう。かくいう私はといえば、自前の電子書籍のカメラ本のために借用をお願いしていた人気機種がようやく手元に届いて……年末年始は撮影だ。お、おう、やったろうじゃないのさ。

というわけで、なにを撮ろうかと考えながらいたある日、Twitterのタイムラインを流し読みしていて、上信電鉄ではこの春にもあった「ネギ味噌」などとお仲間が呼んでいる混色編成がいままた見られるらしいということを知った。上信電鉄の電車は鉄のみなさんならご存知のように通常は編成単位で統一されていて、冷房装置がないために夏のあいだは走らないぶどう色(茶色)塗装の車体に「祝 富岡製糸場世界遺産登録」の文字が書かれたデハ204-クハ304の編成が解かれている。そしてそのうちの茶色のデハ204が、アイボリーにグリーンの帯(どうやら最近の上信電鉄標準塗装)で通常はデハ251と編成を組んでいるはずのクハ303と、1両ごとに色のことなる編成を組んでいるらしい。

ふらっと行ってみても、まあそうそう運よく見られるとは限らないさ。ははははは。そう思って八高線を降りて上信電鉄線ホームに行くと、アイボリーにグリーン帯のクハ303が停車していた。そして、連結相手は茶色いデハ204……あわわわわ。いきなりネギ味噌に遭遇できたじゃああああん!


この日のネギ味噌は19列車から高崎出庫(10時16分高崎発下仁田行き下り列車)という運用で、たまたまその19列車に乗ることができたらしい。乗っちゃったら撮れない、とも言えるけれど、とにかく乗る。

上州というと冷たく乾いたからっ風が吹く一帯という思いがある。けれど、この日は風のない穏やかな晴れで空も真っ青だ。あれ、このところ年始に来るときにもいつも暖かい気もするな。とにかく、明るく晴れた日に上信電鉄の電車に揺られるのはいつも楽しい。とはいえ、どこで降りようかと考えたものの、山名を過ぎ、吉井を過ぎて上州富岡のあたりまで来ると線路沿いに住宅が建て込んでいて、冬場は影になる場所が多い。佐野のわたしや山名あたりで決断しないとそうなる……けっきょくそのまま乗り続けて、いつもの宇芸神社の鳥居のところまで来て、いつもと同じ絵を量産した。それでも、去年の5月の連休のときはデキ通過前に曇り空になったし、年始にこの場所で撮るのは日没どきばかりだから、真っ青な空で写したのははじめて。

そして、さきほど自分が乗ってきたネギ味噌編成はほどなくして下仁田から戻ってきた。やっほー!


いつもは下り方向から歩くのに、今日は上り方向から歩いた。そうして、畑のなかの例の直線区間に着くと、こんどは下り列車にネギ味噌が現れた! といっても、こうして正面から撮って側面を暗くつぶしてしまうと、ネギ味噌なようすがわからない。えへへ。しかも、この場所でこう撮ると「串パン」になることもわかっているのに。


撮影後に下り方向までの隣の駅まで歩くと、自分が乗るつもりだった上り列車がふたたびネギ味噌だった。撮るのも乗るのも両方果たせるのはじつにありがたい。モーター音を聞きたくて下車駅直前までデハ204側に乗った。



電車に乗って烏川橋梁まで戻ってきて、もういちどネギ味噌をねらった。いつもこの場所につい来てしまうので、もういいかげんこのアングルはやめなくちゃと思いつつ、けっきょく同じアングルにして撮った。逆光で撮るならもう少し遅い時間のほうが絵になるな……冬場は太陽の位置がいまひとつ決まらないことを忘れていた。

このあとはしばらく烏川の河川敷にいた。おだやかに暖かい日でも日没後の水辺は冷える。日没まであれこれ撮り、さすがに冷えたので駅に戻り、帰るべく上り列車を待つと、やって来たのはまたもやこのネギ味噌だった。つまり、この日の上信電鉄では私はこのデハ204+クハ303にしか乗っていない。列車を観察していればそういう行動をねらうことはできるだろう。けれど、私はそんなことを考えずに行動していたから、なんだかおもしろい。そして、ひさしぶりに列車を撮ってみて、もっといろいろ撮らなくちゃ、と考えた。あらゆる撮影にある「ツボ」というか「コツ」といおうか、細かい注意事項を忘れて勘を鈍らせてはいけないもの。年末にこうしてあれこれ撮影するのも、そんな勘を鈍らせないですむありがたい機会ではある。あたまも体力も要るね! というわけで、いっちょうやるか。

【撮影データ】
Nikon D850/AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR, AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR/RAW/Adobe Camera Raw/Adobe Photoshop CC 2018




0 件のコメント:

コメントを投稿