2019年2月28日木曜日

【西武多摩湖線撮影記事】赤電2本が行き交う日


■新101系の赤電復刻塗装が3編成に!
つては、山岳線区である西武秩父線直通列車向けに、日々の通勤通学輸送から休日の観光客輸送に幅広く用いられるために「ASカー(オールアラウンド・サービス・カー)」として登場した西武101系電車。池袋線系統で主役級の活躍をした101系電車も、後期製造型の「新101系(もしくはN101系)」とよばれる、高運転台の4両編成がワンマン化対応をされて、多摩湖線と多摩川線にのみ活躍しているということは、ここにお越しになる鉄のお仲間のみなさんには説明不要だろう。

ながらく白一色塗装で走っていたこの新101系電車が、昨年よりさまざまなリバイバル塗装をまとうようになり、筆者は狂喜乱舞しているわけだ(なんとおおげさな)。そのうちわけは、黄色とベージュのツートンカラーが1編成、伊豆箱根鉄道塗装が2編成、近江鉄道塗装が1編成、そして赤電復刻塗装が3編成という陣営だ。白一色塗装のほうが少なくなって私はとてもよろこんでいる。あ、黄色一色の263編成もいるね。

この復刻塗装化された編成にもときどき動きがある。さきごろ、赤電塗装の247編成が多摩川線から多摩湖線に戻ってきた。さらに多摩湖線には259編成もいるので、赤電塗装が2本体制になった。いっぽう、多摩川線には253編成がいて、黄色ベージュ、赤電、伊豆箱根、近江と所属する4編成すべてがことなる塗装という、これもまた楽しい事態に。

■赤電2本もしくは赤電+黄色263がいる日はあたり
多摩川線にも昨年秋に筆者はひさしぶりに訪れているのだが(やべ、記事にしてねえ)、もっぱらより近い多摩湖線にばかり筆者が足を向けるのは、距離の近さが理由なだけではない。運がいいと赤電2本が運用入りしていることがあるからだ。そうでなくても、黄色い263編成と赤電どちらかがいれば筆者にとっては「あたり」だ。

健康のために筆者は毎日10キロメートル(もしくは15,000歩)以上歩くようにしている(なにしろ、そうしないとdermatitisがよくならない!)。それを兼ねて多摩湖線沿線に足を向けている。あいかわらずの「リハビリ鉄」というわけ。






■平成も終わりになろうというのに
それにしても、平成の終わりも近づいているというのに、昭和のおっさんである私は昭和の電車ばかり撮って、昭和っぽい鉄道の光景を記録することばかりに夢中であるというのも、なんともおかしい。おじさんだもの、とそのことはポジティブに考えようと思う。3月のダイヤ改正で走り始める西武新型特急001系電車「Laview」がデビュー! なんてのよりも「ベテラン運転士が運転するベテラン電車」というものにばかり萌えるというわけ。ははははは。

多摩湖線の撮影地にも変化が生じていて、いつもの「旧海軍の有名な軍艦の一番艦と二番艦を組み合わせたような名前の駅」は、斜面の法面の補修工事がなされて、背景がうるさくなってしまったし(2018年11月5日づけの記事参照)。やはり時間の推移があるぶんなにかと変化はある。

もっとも、あいかわらず日没後の写真ばかり量産している気もするね。日が長くなってきたのだから、これからはほかのパターンももちろん考えるよ!

【撮影データ】
Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark II/LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. /LUMIX G 42.5mm F1.7 ASPH.  POWER O.I.S./LUMIX G VARIO 45-150mm F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S./Adobe Photoshop CC 2019