2020年5月1日金曜日

【秩父鉄道2013年5月】オレンジバーミリオンIIと三峰口の夜


■あれはたしか2013年5月のこと
5月も終わりごろの曇り空の日のこと。おそらく高崎線沿線に用事があったその帰り道に秩父鉄道に立ち寄った……などと書くと気まぐれに立ち寄ったように見える。その日のことは正直にいうと写真を見るまではあまりよくおぼえていなかった。ハードディスクにあった写真は秩父鉄道の北武区間の交換駅から始まる。時刻は17時半頃だ。日が長い季節でまだ明るい。

2020年4月28日火曜日

【上信電鉄2010年】赤いラインのクモハ503-クモハ504を追う


■上信電鉄の車両群の分類が大きく変化した
つて、1980年代から2019年までの上信電鉄には大きく大別されると2種の車両群があった。自社発注のオリジナル電車群と、西武鉄道から購入した車両群というふうに。それがJR東日本から購入した107系電車あらため700形電車が5編成竣工して150形3編成が廃車になったことでこの分類と勢力図が大きく変わったといっていい。2020年春現在の主力は5編成あるJRから購入した700形。それをサポートする自社オリジナル電車(1000形、6000形、7000形、250形と200形デハ204号とデハ205号)、そして西武鉄道から来た500形2編成だ。

2020年4月26日日曜日

【秩父鉄道2010年3月】たそがれどきの1007編成「チョコバナナ」


■日が沈むころになると元気が出る
こ最近は作業のあいまにハードディスク内にある過去の写真を整理しているとは以前も書いた。そうしたおりに2010年3月6日のダイヤ改正の日に訪問した秩父鉄道の写真が出てきた。この日はどんよりとした曇り空だった。朝から夜暗くなるまで沿線に貼りついていて、数を減らしつつあった1000系電車も場所を移動しながらあれこれと写していた。お見せするのは日没のころに撮ったものだ。

2020年4月25日土曜日

【カメラ機材の話】AI Nikkor 85mm F1.4Sで撮る2020年春の日々


■今年の桜は安・近・短で
「人生のあらゆるものは予期しないものごとばかりだ」とはアンドレイ・タルコフスキーの映画『僕の村は戦場だった』(1962年)のなかに出てくる台詞だ(たしか……うろ覚えだけど)。2020年の春が私も含めてこういう状況になるとはほとんどのひとが予想しなかったのではないか。

2020年4月7日火曜日

【お知らせ】埼玉県における緊急事態措置に基づく営業自粛のお知らせ

■4月8日より当面のあいだの営業を自粛いたします

関係各位のみなさま
埼玉県における新型コロナウイルス拡大予防のための緊急事態措置に基づき、4月8日(水)より当面のあいだの取材活動や外出しての撮影などの営業を自粛いたします。関係各位にはご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。くわしくはお手数をおかけいたしますが、お問い合わせください。

秋山 薫

2020年4月5日日曜日

【秩父鉄道2012年4月】桜堤散歩続編




■駅周辺散歩で写真の訓練
2012年4月に荒川桜堤ぞいの駅周辺をNikon F2を持って散歩した日は、そのころおもに使っていたNikon D2Xも持っていたので、D2Xでももちろん撮っている。ショット数からいえばむしろD2Xのほうがおもだ。たしかF2用にカラーネガフィルムは2本程度しか持っていなかった。

2020年4月3日金曜日

【秩父鉄道2012年4月】Nikon F2で桜堤散歩


■はじめにおことわり
なにかと家にいるので作業に使うコンピューターのハードディスクを入れ替えた。作業のあいまに、2012年4月に撮った秩父鉄道の荒川沿いにある駅の周辺で撮った写真が出てきた。これを書く前の週末あたりにこの場所一帯のソメイヨシノが見頃だとTwitterで見ていたから、じぶんでも見たくなった。

そこで旧ブログで記事にしていたものの、画像処理がどうしても気に入らなくてこのブログでは記事化していなかった。画像処理をやり直して新たに記事化することにする。この春は私自身はとても健康なのに積極的には遠出しづらいので、古い写真を整理しながら来シーズンへの構想を練ることにしよう。

2020年4月1日水曜日

【ニコンカメラの操作の話】「Fnボタンでファインダー内に水準器表示する」設定の話



■ニコンユーザーのみなさん、使っていますか。ボディ前面の「Fnボタン」を
コンのデジタル一眼レフのうち、7000代以上のカメラ(D7000、D7100、D7200、D7500、D500、D750、D780、D800、D810、D850、D4シリーズ、そしてDf)のボディ前面左側には2つのボタンがある。それ以前の機種は検証していない。そして、D5には3つもあるね。2つボタンがある機種については上下にわかれていて、上は初期設定ではプレビューボタンだ(D7500ではFn1ボタンという名前のボタンであり、残念ながら光学ファインダーでのプレビュー機能が存在しない*)。これはほとんどのひとがプレビューボタンとして使っていると思う。

プレビューボタンについてもねんのために説明しておくと、設定した絞り値に絞った絵柄を撮影前に光学的に表示するボタンね。被写界深度(ピントの合う範囲)を確認するために使う。

では、もうひとつの下にあるFnボタン(ファンクションボタン。D7500ではFn2ボタン、D850ではFn1ボタン)をみなさんはどう使っているだろう。

Zシリーズカメラでは上はFn1ボタン、下はFn2ボタンという名前で、初期設定では上のFn1ボタンは「ホワイトバランス」、下のFn2ボタンは「フォーカスモード/AFエリアモード」だ。

D7000代以上の一眼レフのDシリーズもミラーレスのZシリーズも、この2つのボタンの機能を初期設定から変更できるという話を今日はしたい。

※残念ながらD5600とD3400、D3500ではこの水準器表示設定はできない。両機種ともボディ正面右側のFnボタンがあるが、ファインダー内水準器表示機能は用意されていないからだ。D5600はこのボタンを活用してファインダーに格子線表示をさせることは可能だ。なお、D3400はこれも設定できない。D3500にはボディ右側のこのボタンがない。

2020年3月12日木曜日

【西武池袋線撮影記事】西武4000系電車の池袋発着終了の日を迎えて

最終日の下り2本め。1本めはレッドアローに被られた

■ダイヤ改正前の土日で池袋発着秩鉄直通列車が終わった
西武鉄道の3月14日のダイヤ改正の内容がさきごろ報じられたさいに、「むかしからの西武鉄道車両ヲタ」がおそらくもっとも注目したのは、池袋線のNRA(ニューレッドアロー)10000系電車が置き換えられるということと、土休日に設けられていた秩父鉄道発着列車が改正後に飯能発着に変更になるという項目だったのではないか。

2020年3月4日水曜日

【撮影機材の話】「Apple Thunderbolt - FireWireアダプタ」でFireWire接続のNikon SUPER COOLSCAN 4000EDを使う話

「Apple Thunderbolt - FireWire」アダプタを買った

■FireWireもしくはIEEE1394なんてみんな知らないだろ
かしむかし、あるところにIEEE1394(アイトリプルイー・いちさんきゅうよん)あるいはFireWire(ファイヤーワイヤー)とよばれるパソコンと外部機器をつなぐ接続規格がありました。大容量のデータを高速に転送できることから、ビデオカメラやハードディスク、スキャナーと林檎計算機を接続する用途に用いられていました。それ以前に使われていたSCSI(スカジー)という規格よりも接続が容易で小型であるところが便利でしたが、みなさんもおなじみのUSBを採用する機器のほうが主流になり、いつのまにか林檎計算機からも姿を消してしまいました。採用機器の特許料支払いの問題などのせいともいわれていますが、くわしいことはわかりません。

2020年3月1日日曜日

【秩父鉄道1980年代】国鉄民営化のころの秩父鉄道乗り入れ列車『みつみね』号と秩鉄貨物列車

秩父鉄道乗り入れ国鉄115系電車『みつみね』号サボ(1985年8月)

秩父鉄道乗り入れ115系電車『みつみね』号、御花畑(1985年8月)

■フィルムスキャナーの設定を変えて……ブログの誤記に気づいた
フィルムスキャナーのNikon SUPER COOLSCAN 4000EDを私はまだ温存している。先日、ひさしぶりにこれの接続環境を変えた。そのあとの試運転で退色したカラーネガフィルムをスキャンした。以前にもお見せしたことのある「秩父鉄道に『みつみね』号として乗りれてきた国鉄115系電車」の写真だ。以前よりも入力解像度を上げた。