2018年3月28日水曜日

【西武多摩湖線撮影記事】これはいずっぱこではない……復活黄色ツートン249編成を撮る

あ、イエローパラダイストレイン!? いずっぱこ?
家にこもって溜め込んだ仕事を進めていたり、体調を崩したりしているあいだに、いつのまにか、ほんとうにいつのまにか春になっていた。ちょっと前に雪がふらなかったっけ……。今日なんて日中の気温が20℃近くあり、ソメイヨシノが満開なんですけど……。

だから私は、西武多摩湖線に充当されている新101系ワンマン車のうち249編成が、黄色とベージュ色のツートンカラーに塗装され、3月24日から多摩湖線を走っていることをまったく知らなかった。Twitterで流れてきて腰を抜かしたぜ。


このところ列車の写真も撮っていなかったし、多摩湖線ならすぐ近くなのだから、いっちょう行っておくか。というわけで、西日が色づく頃にいつもの西武多摩湖線の北線にある、旧海軍の有名な軍艦の一番艦と二番艦を組み合わせたような名前の駅にでかけた。そうして列車を待っていると回田信号所を越えてたしかに、黄色とベージュの電車がやってきた。ほんとうにきたんだよ! そうして駅に黄色とベージュの電車が停車するようすを見ていて、さまざまな思いに駆られた。

伊豆箱根鉄道駿豆線って、西武遊園地に行くっけ?

古くからこのブログを、それもライブドア版から読んでいただいている方にはご存知のように……2009年3月に多摩湖線の261編成は「秩父線開業40周年記念」を祝して、まさにこの塗装に塗られて走り始めた。それに感激して、それからしばらくのあいだ私は多摩湖線に足しげく通っていたのだった。それらの記事の大半は現在のBloggerに引き継いではいないのだけど……。

とにかく、そのリバイバルカラー塗装が解除されたのは、おそらく2013年3月だったと思う。それ以来、私は多摩湖線に来ても黄色い塗装のままの263編成は写しても、黄色とベージュのリバイバルカラーをまとっていた261編成をはじめ、白い塗装のほかの編成に対してとても冷淡でいた。かつて好きな色だった電車はまだ走っているのに。たんに色がちがうだけなのに。けれど理由は簡単なのだ。塗装が真っ白のままだと、被写体としてはそっけなさ過ぎておもしろくないから。

そう書くとなんだか……ひどいね。でも、これもいわゆる「理不尽醒め」なのかもしれない。あんなに好きで好きでたまらなかったのに。きゅうにそう思えなくなったのだもの。それに、こんなに醒めてしまうことには、自分でも驚いてとまどっているのさ。意味がわからないよね、きっと。ほんとうにごめんね。でもね、好きだったことは忘れないし、もちろん胸は痛む。けれど、そのことは大切な思い出としてとっておくよ。楽しかったよ、ありがとう(いったいなんの話だろうと思われるでしょうが、電車の話です)

それがこうしてふたたび見られるとはじつにうれしい。それも、白い塗装をいかした伊豆箱根鉄道塗装になった261編成と、赤とベージュの赤電塗装(まだ撮っていない)になった247編成というカラーバリエーションも増えたから、多摩湖線がふたたび魅力的に思えてきた。ただの塗装のちがいなのにね。とはいえ、また塗装が変わると私がそっけなくなる可能性はあるね。

それにしても、これは私自身の問題だけど……2012年と同じアングルで撮っているあたり……いつの写真なのかEXIFデータを見ないとわからないぞ。というわけで、249編成がいずっぱこラッピングからこの黄色とベージュになり、あらたに261編成がいずっぱこ塗装になったのがこの2018年ですよ、ということを示すために、249の車両番号も貼っておくよ。

18年3月の西武多摩湖線だよ! 「修善寺」ではなく「国分寺」行き!

EXIF以外に、2018年3月である証拠はこれしかねえ。249編成だから
黄色い電車を見てちょっぴり笑ってしまった。というのは、たまたま回田信号所で黄色とベージュの249編成国分寺行きと、伊豆箱根鉄道コラボレーション塗装の261編成の交換を目にして……あれれれ、あの組み合わせには既視感があるから。

ここは東京都東村山市の回田信号所だと思っていたけど、三島かも?

伊豆箱根鉄道1300系電車ではなくて西武新101系電車261編成だし
そうか、いまどちらの塗装でも西武新101系電車(伊豆箱根鉄道1300系電車)が駿豆線を走っているじゃん。おかしいな。私がいるのは三島から大場あたりかもしれない、熱があるのか。いや熱があるなこれはぜったい。なにしろ、2018年3月のいま、とつぜん思い出した歌詞がピチカート・ファイヴの1988年のアルバム『Bellissima!』にある『これは恋ではない』だもの。

「これは恋ではなくて痛み
きみは天使じゃなくて痛み」
(『これは恋ではない』作詞・作曲:小西康陽)

ええっと、また電車と関係ない話をしちゃった。そもそも、この伊豆箱根鉄道の青いラインはむかしの西武ライオンズブルーがもとなのか、その由来はよくは知らない。1980年代に伊豆箱根鉄道3000系電車や5000系電車を見てカッコいいなあ、と思っていた。そうして、1992年に西武鉄道にはじめてステンレス車体の6000系電車が走り始めたときに、その塗装を見て私はじつに驚いた。これは……いずっぱこの塗装ではないか、と。それから20年近く沿線住民を続けていて、「黄色くない西武電車」に見慣れた結果として、いずっぱこ塗装の新101系電車にはまったく違和感を感じない。白一色よりもぜったいこちらのほうがいい。私はながらくこの色になればいいのに、と思っていたしね。

この黄色とベージュのツートンカラーをまとう249編成は、4月18日からは多摩川線で走るという。多摩川線には赤電塗装もいるし、ひさしぶりに行くかなあ。

こちらは2012年4月の261編成
西武国分寺線鷹の台〜小川ではなく伊豆箱根鉄道駿豆線三島二日町〜大場
【撮影データ】
Nikon D7200/AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>/RAW/Adobe Photoshop CC 2018

(2012年の写真と伊豆箱根鉄道の写真はNikon D2Xボディにて撮影。レンズと現像は同じ)

■関連記事
【西武新101系電車なつかし記事】ああ、いずっぱこ! 伊豆箱根鉄道1301編成塗装変更の報を聞きながらもの思う(2016年12月10日)
■【西武新101系撮影記事】リバイバルツートンカラー261編成を(D800でなんとか)撮る(2013年3月3日)

2 件のコメント:

  1. こんばんは。

    ゆったりとした気持ちになりたい時、貴ブログをよく拝見させて頂いております。
    管理人様の白い101系への気持ち、全く共感致します。西武最後の3ドア車として大切な気持ちで居るのに、まるで関心が湧かず、琴線に触れない。今まで西武線のパワフル代表みたいな陽の存在感があった101系だったのに、全く無機質な雰囲気になってしまったと残念でした。

    しかし、263Fには変わらずはっとさせられていましたし、伊豆箱根を発端に各種塗装を目にした際、やっぱり101系は良いよなと再認識出来ました。どんなに高性能でも、人の心に訴える何かが無いと、機械は愛されないのだと感じます。

    101系にしても、秩父の1000系にしても、かつて長編成で(今残る組は701系と組んだり、秩父乗り入れをしていたり)飛ばしていた姿とは変わりましたが、地域に根ざした姿がとても素敵だし、歳をとりましたが丸くなり、可愛らしいと感じています。

    長い駄文を、失礼致しました。

    返信削除
    返信
    1. >草餅さま
      こんにちは。コメントありがとうございます。ご返信が遅くなり申し訳ございません。真っ白な新101系電車がどうも素っ気なく思えるのは色みのせいなのでしょうね。ほかのカラーをまとうとそれなりに魅力的に見えますから。人間の色への思いというのもいろいろ研究があるようですが、興味深いですね。

      削除