2018年3月9日金曜日

【チラシの裏】春祭りが終わった


さる3月1日(木曜日)から4日(日曜日)までパシフィコ横浜で行われていた「カメラと写真映像のワールドプレミアショー」こと「CP+2018」。今年も筆者はお仕事を拝命したので、行ってきた。セミナー講師ではなくて、取材するお仕事ね。









この催しは、一般の来場客のみなさんにとっては、各社新製品が一堂に出揃うので、比較検討しながら触ることができる催しなのだろう。メジャーメーカーはコンパニオンを減らしつつあるので、コンパニオンやキャンギャルを撮る催しではもはやないだろうなあ……それでも、そういうみなさんもたくさんいらしたけどね。

カメラ写真業界ムラの端っこに住む私のような住民からすると、さらにはいろいろなひとに短期間で会うことができる場所でもある。依頼された取材をこなしながら、ほかの自分の仕事の関連でもひとに会っているので、毎年のことだけれど……行列しているようなメジャーな新機種に触ることがなかなかできないまま閉幕を見送った(苦笑)。けれど、カメラに限らず用品などについて、説明員のみなさんからだけではなく、企画担当者本人たちの口からもおもしろい話をたくさん聞くと、これをうまく記事にしないとなあと思うのだ。

そして、出展されている各社のみなさんなどの関係者にとってはおそらくは「遠足は帰宅するまでが遠足」であり、「イベントは閉幕しても後片づけと報告書を書いて社内で共有されるまで」行わないと終わらないものだろう。私だって記事を書いて納品しても、それがアップされるまではCP+は終わってはいなかった。その記事もさっきアップされたので、私にとってのCP+がようやく閉幕したというところ。もっとも、その関連でいろいろ遅れている編集作業は大づめなので、そういう意味ではまだCP+は続いている気もするなあ。正確にいえば、CP+の余波がね。

おもしろいことはたくさんあったけれど……ここで書けるような電車絵日記的には、行きの電車はメトロ10000系電車だったので、椅子がアレじゃん! と思いながらいたら、結局はみなとみらいまで座れなかったので無問題! だったことか。初日帰りの西武線直通電車はメトロ7000系でしたよ。

なお、西武沿線から私はこの催しの取材に行くにはここ数年は「西武横浜ベイサイドきっぷ」を買って、所沢から元町・中華街行の直通で出かける。「西武横浜ベイサイドきっぷ」は、往復運賃が西武沿線各駅からの単純な往復よりも100円程度安くなること、メトロ小竹向原〜渋谷とみなとみらい線内の自由乗降でき、渋谷、池袋での乗降が可能なことがいい。これはどういうことかというと、復路にみなとみらい駅からではなく、元町・中華街までいちど向かい、そのまま折り返し乗車をしても不正乗車にならないのだ。元気があれば中華街や渋谷、イケセイも寄ることができる。CP+に朝から晩までつめてブースを歩き回ると歩行距離が10キロを軽く超えるので、たいていはそんな元気がないけど、だからこそ帰りは列車を待ってでも座りたいんだよ……。

私はいつもは毎日行くとしても通うことが多い。今回ははじめて最終日前日に近隣に急遽投宿した。当日のみなとみらい周辺での宿の予約はばかばかしいお値段になるので、新子安の東★インをネット予約して終電近い時間にチェックインしたらおもわず笑った。駅の近くなのは知っていたけれど、部屋の眼の前が京急と東海道線の線路であり、京浜東北線のプラットホームの真ん前だったから。そのくせ、翌日はJRではなく京急に乗ったのだけどね。