2019年4月18日木曜日

【JR八高線撮影記事】こちらも世代交代

209系3500番代のほうが多いの? 遭遇する確率が多い

■ソロモンが……落ちたな
週末にひさしぶりに八高線に乗った。なにか目的があったのではなく、小川町から高麗川まで上り、さらに高麗川で目の前に停車していた八王子行きに乗り、見るともなしに景色を眺めていたというのが正しい。カメラは持っていたけれど、なにかを意気込んで撮るぞ! というほどのテンションもなかった。サクラは散り始めているし、天気も崩れかかっていたから。

とはいえ、列車に揺られるのにも飽きてしまい、途中の金子でひさしぶりに下車して、上下の交換のようすを眺めてみた。そうして遅まきながら209系電車3000番代車がまったく走っていないことに気づいた。情弱ですみません。


霞川のサクラが素敵だった

遮断器が降りる前に踏切からササッと

■寒い……ここにあと何年
いやあ。205系電車3000番代車が退役したことは知っていた。主治医に会いにときおり高崎線沿線に所用で出かける際に通る川越の駅頭でも、車体裾の絞られたE231系3000番代車と209系3500番代車ばかり見かけるようになっていることに気づいていたから。ええっと、いままでさんざん「走ルンです」と軽んじていたので、その報いでなかなか覚えられないのだけど……正面が銀色なのがE231で白いのが209系3500番代だったよな……103系3000番代と3500番代のちがいならすぐに思い出せるのに、JR移行後の電車のことはいつになってもうろ覚えだ。

とはいえ、209系でも八高線電化生え抜きの3000番代車と、もとりんかい線の3100番代車はもう少し走るのかと思っていた。あとでググって209系3000番代の離脱を知った。正面のデザインとひし形パンタグラフを用いているところは、209系3000番代車の好ましいところだったのに。方向幕もあわせて、なんとなく「国鉄」らしさが残っているように思われたからね。運用離脱したならそれはもう仕方がない。それなりに撮っているから。

八高線・川越線をこうしてときどき写しているのは103系3000番代は好きだったのに、まったく写していなかったことを後悔しているから。地道な日々の記録に勝るものはないんだ。

なお、この日は拝島で交換したのが209系3100番代だった。ハエ71なのか72なのかまではチェックできていないので、あしからず。

ええと、じつをいうと筆者は八高線・川越線で列車の形式の差異やようすがわかる写真をあまり撮らないので、そういうところをこまかくチェックする習慣がない。お好きなみなさんにはすみません、そういうことはここであてにしないでくださいね。

■ひさしぶりに撮りたくなった
でも、ひさしぶりに乗ってみてあらためて、八高線・川越線もなんとか絵にしてみたくなった。金子前後の地形のアップダウンは魅力的だ。東飯能〜金子の入間川橋梁(阿岩橋)と西川越〜的場の入間川橋梁(初雁橋)ばかりで撮っているのも、ちょっとは変えてみたくなったからね。

と思いながら待っていて、昼間は汗ばむほどの気温が高いのに、日没近くなると冷えるのでちょっぴり凍えて、ハマーン・カーンのせりふを思い出すとか。アレですけど。

2016年6月、209系3000番代(よく見えないけれど)

2016年7月。空模様が毎回ことなることがおもしろくて

【撮影データ】
Nikon D7200/AI AF Nikkor ED 300mm F4S(IF), AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D/RAW/Adobe Photoshop CC 2019