2017年1月7日土曜日

【上毛電気鉄道撮影記事】上州の野武士、新年も大活躍


■秩父と上信、そして上電
首都圏で私が大好きな鉄道路線は秩父鉄道と上信電鉄のほかにもうひとつある。それは、群馬県の前橋から桐生にかけて走る上毛電気鉄道だ。中央前橋から西桐生にかけての25.4kmをもともとは農村地帯だった町を経由して結ぶこぢんまりとした鉄道だ……などということは、ここにお越しになる鉄のお仲間には説明不要だろう。中央前橋から数駅乗るとだんだん沿線には畑が広がり始める。

2017年1月5日木曜日

【上信電鉄撮影記事】今年も204-304に遭遇!


■年始は上信電鉄へ
年始に「好きな鉄道路線」を歴訪したさいに、秩父鉄道のあとに向かったのは上信電鉄だ。一昨年夏から昨年冬にかけては足しげく通っていた上信電鉄にも、思えば夏のJAZZ&ビール列車以来ごぶさたしてしまった。

沿線の宅地と農地が適度に混ざるようす、森のなかを抜ける場所があること、いくつかの橋を渡るなどの沿線風景に変化があること、そして走っている車両たちも好ましく、大好きな私鉄のひとつだ。ときどき思い出しては行きたいと思っていた。

それなのに年始になるまで半年近くもごぶさたしたのは、もちろん私の怠惰さにある。さる10月16日に行われた「上信電鉄感謝フェア2016」になぜ行かなかったのかは、いまとなっては思い出せない。雨続きのなか撮影に追われていたのではないかな。

そこで、元旦と2日に発売される「寿・ワンコイン1日全線フリー乗車券」を利用するべく、久しぶりに上信電鉄高崎に向かった。おもえば、昨年も同じように昼頃に高崎駅にやってきたのだった。

2017年1月4日水曜日

【秩父鉄道関連記事】『SL秩父路初詣号』の交換シーン


■あらためて、本年もよろしくおつきあいくださいませ
 三が日も終わり、小・中学生はまだ冬休み期間中ではあっても、そろそろ仕事始めの企業も出てきて世間では、少しづつ正月ムードが終わり始めたはずだ。遅まきながら、ご愛読いただいているみなさんには、改めて新年のごあいさつをしたい。本年もよろしくおつきあいただけると、とてもうれしい。身辺雑記とWeb備忘録のようになりつつあるブログではあるけれど、ささいなことでもみなさんのお役に立てれば、と切に思う。

2017年1月1日日曜日

【ごあいさつ】本年もどうぞよろしくおつきあいくださいませ


■今年もご愛読よろしくお願いいたします
あけましておめでとうございます。旧年中も弊ブログをご愛読いただき、ほんとうにありがとうございました。ささいなことがらでも、みなさまのなにかのお役に立てることがあればほんとうにうれしいです。新しい年が、読者のみなさんにとってよろこばしいなにかをもたらしますように。みなさんとご家族やみなさんが親しくされている方々すべての、いっそうの幸せな暮らしをお祈りいたします。

さて、昨年後半はほんとうに、近場でも鉄道撮影ができなかったことはいささか心残りです。写真生活としては、鉄道をふくめて気に入った写真もいくつかあったのですが。年始は少しでも列車を撮りたい。むしろ、だんだん「鉄道のある情景」をより魅力的に撮りたいのです。そして、機材の更新も続けたいしもっと仕事も増やしたい、と新年そうそう煩悩だらけの筆者です。ああ、そういう気持ちを新年の目標というのかな。

本年もご愛読どうぞよろしくお願いいたします。



2016年12月29日木曜日

【Nikon D7200関連記事】D7200のピクチャーコントロールのことをあれこれ

ピクチャーコントロール:スタンダードの初期設定

■ピクチャーコントロールの設定を試している
先日来より、Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark IIのフォトスタイルでのシャープネスの設定をあれこれ考えていたことはすでに書いた。同時に使っているNikon D7200のピクチャーコントロールことも書いておこうと思う。私自身がときどき思い出しては設定を変えることがあるので、いわばWeb備忘録といったところでもある。

2016年12月26日月曜日

【LUMIX GX7 Mark II記事】いぜんシャープネスの設定に迷いちゅう


あいかわらず、年内に終わらせたい仕事に取りかかりつつ、どうじにPanasonic LUMIX DMC-GX7 Mark IIのシャープネスの設定見直しを考えている。LUMIXのカメラはいずれも、カメラ内で作り出すJPEGの色のたくみさが好きだ。そう思うと、RAW+JPEGで撮っておき厳密ななにかを要求されない場合は、このJPEGのままでもいいことが多い。

もっとも、林檎計算機ユーザーの筆者には、LUMIXのカメラはRAWを現像するのに、カメラに付属するソフトが使えない。そして、Adobe Camera Rawでは、あのJPEGに似た感じにするのがむずかしいのだ。

2016年12月22日木曜日

【LUMIX GX7 Mark II関連記事】シャープネス(輪郭強調)についてあらためて


■「2016年終了のお知らせ」
師走どころか、気がついたら2016年がもう終わっていくことに気づき、いろいろと気持ちが先走りつつある。先走ってばかりではいけないので、もちろんうんうんと唸り声をあげながら作業をしている(比喩です)。思い返せば、今年もローパスフィルターレスのAPS-Cサイズカメラ、1インチセンサー機やマイクロフォーサーズのカメラを数機種触れることができ、あらためてそれをふりかえりながら思うことがある。それは、シャープネス(輪郭強調)の設定のこと。

2016年12月19日月曜日

【お仕事のご報告】Kindle電子書籍『PENTAX K-70 スタートマニュアル』おかげさまで大好評です


【お仕事のご報告です】
 夏から秋にかけてPENTAX K-70で撮影していた成果が1冊にまとまりました。私も関係しているAmazonで発売しているKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』の絞り優先AE(PENTAXでいうところの絞り優先自動露出)を使ってカメラの使い方を解説するシリーズです。

■書名:『ぼろフォト解決シリーズ098 絞り優先で本格撮影をはじめる! PENTAX K-70 スタートマニュアル Kindle版』[Kindle版]
■著、写真:秋山薫、楠田佳子、小山壯二
■著、編集:秋山薫、齋藤千歳
■価格:980円

 今回は本文248ページ(!)とたいへんお買得なボリュームです。巻頭のグラビアは楠田佳子さん。独特の色使いが魅力的です。そしてもちろん、カッコイイ表紙写真や扉写真のほか、PENTAXがほこる多彩な絵作りの設定である「カスタムイメージ」と特殊な画像効果「デジタルフィルター」についての詳細な説明は、カラーマネジメントを語らせたら右に出る者はいない小山壯二さん。その他、各機能の設定方法、構図や撮影ワークフローの解説、PENTAXレンズ5本(HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited、smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF]DC WR、smc PENTAX-DA 35mmF2.4AL、smc PENTAX-D FA MACRO 50mmF2.8、HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE、smc PENTAX-DA★ 60-250mmF4ED[IF]SDM )の解説は私、秋山が担当しています。

2016年12月10日土曜日

【西武新101系電車なつかし記事】ああ、いずっぱこ! 伊豆箱根鉄道1301編成塗装変更の報を聞きながらもの思う


■いずっぱこでイエローとベージュのツートンカラー復活と聞いて
西武グループの一員である伊豆箱根鉄道ではこのところ「西武鉄道リバイバルカラー電車」づいているようだ。先ごろ、大雄山線に西武赤電塗装の5000系電車が走り始めたのは記憶に新しい。そして、ツイッター上では目撃情報があがっていた第二弾ともいえる「イエローパラダイストレイン」(YPT)として、駿豆線の1300系電車(元西武新101系電車)の1301編成が、西武鉄道で新製された当時の黄色にベージュのツートンカラーをまとって走り始めたという。やっほう! 黄色い新101系は西武鉄道には263編成を除いてもういない。そして、黄色一色よりもこのツートンカラーが私は好きなのだ。

2016年11月27日日曜日

【JR八高線PETIT撮影記事】キハ110系列のこと


■八高線を走るキハ110系列気動車
JR八高線のうち、非電化区間である高麗川〜高崎を走るのはご存知のとおり、キハ100系気動車のうちキハ110系列と区分される気動車だ。キハ100系気動車はJR東日本の非電化区間各線で見られる。JR東日本の非電化路線での標準形式といってもいいだろう。

このうち、八高線を走るのはキハ110、111、112形の200番代と呼ばれる車両だ。1993(平成5)年に投入が開始され、1996(平成8)年からはこのキハ110系列に統一された。それ以来たいして大きな変化は見られないように感じていた。少なくとも、キハ100系列のディテールに興味を払うことができない私には。2014(平成26)年からは、キハ111-204・キハ112-204がかつて走っていたキハ38の登場時の塗装をまとっているくらいかなあ、などと。

2016年11月26日土曜日

【秩父鉄道撮影記事】初雪の次の日


■11月の初雪
関東地方在住のみなさんはご存知のとおり、先日の関東地方は11月下旬というのに初雪に見舞われた。筆者が住む埼玉県南部はそれなりの積雪があった。

鉄道従事者のみなさんは戦々恐々とされたであろうけれど、写真家である筆者は「遠くに行かないでも雪景色が撮影できる千載一遇のチャンス」とばかりに、自宅の近隣で撮影に勤しんだ。やっほう! と思いながら。