2020年7月13日月曜日

【南海高野線2019年】なかなかシブい6300系電車

6300もけっこういけてるんちゃう。しゅっとしとる

■南海6300系電車はまだまだ元気
ちょうど1年ほど前に筆者は大阪・松原市の阪南中央病院というところで2ヶ月ほど過ごしていたと何度か書いている。そのあいだにしばしば出かけていたのはJR桜井線(万葉まほろば線)畝傍や阪堺電気軌道上町線の帝塚山四丁目だ。

このうち帝塚山四丁目電停は南海高野線(以下、高野線と略)の線路のすぐそばにある。帝塚山四丁目から阪堺電車の線路は大きくカーブしながら築堤に登って南海高野線を越えて神ノ木電停にたどりつく。神ノ木電停からはすぐ下を走る高野線の線路が見え、近くにある高野線住吉東駅も見渡すことができる。

2020年7月11日土曜日

【川越散歩】たそがれ散歩でプチ旅気分を

AI AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

■空模様のわずかな変化を求めて
今年の梅雨は本気すぎるだろ、と思う。九州や中部で水害被害に遭われている方はほんとうにお気の毒だ。私は私で東京首都圏在住で水害被害には遭っていなくても、連日の梅雨空に困らされている。どんよりとした梅雨空には飽きるよね。

昨今の災いであるあれもまだ続いているので、よほどの用事がない限り自宅周辺にいる。だから、日没ごろにわずかに空が明るくなると心踊る。空にわずかに表情が出るからね。梅雨時期の空は湿度の高さのせいか、驚くような色に染まることも多い。そこで、このごろはそんな時間にカメラを手にして近隣にある時の鐘のある蔵造りの町を歩いている。平日の夕方は一番街も人出も少ない。なお、休日はできるだけ繁華街には出ない。

2020年7月4日土曜日

【JR川越線・八高線撮影記事】209系3100番代車を見ながら「パンタグラフがひし形かどうか」とつぶやく

iPhone 7 PLUSであわてて撮った。川越駅にてハエ71編成

■八高線には通っていたんだよ
数ヶ月前までJR八高線の電化区間である入間川橋梁へはときどき通っていた。何度も書いているように自宅から最も近いJRの路線だからという理由と、見晴らしのよさが好きだから。

八王子行き電車を基準としてみると、西武池袋線の線路を越えてから築堤を登ってそのまま入間川を渡り加治丘陵に向けて登っていく立地と情景に、力強さを感じさせておもしろい。建設するのはたいへんだったろうし、蒸気機関車が列車を牽引していたころは運転する苦労もあったろう。

2020年6月30日火曜日

【JR桜井線2019年夏】桜井線と藤原宮跡の話


■夏が来れば思い出す
暗い梅雨空ばかり見ているのは飽きる。梅雨が来ないのは農産物や上水道の供給のためにはこまるけれど、めりはりのなさにいやになる。夏の青い空を恋しく思いながら昨年の夏に撮っていたJR桜井線(万葉まほろば線)の写真を見ていて、記事化するのに悩んだ写真を見つけた。

2020年6月24日水曜日

【航空自衛隊YS-11FC】在りし日の入間基地飛行点検隊YS-11FC「12-1160」号機


■航空自衛隊YS-11FC最後の活躍中
航空保安無線設備の保守点検の任務を果たすために、航空自衛隊には国産中型輸送機YS-11がいまも残されているということは、ここにお越しになる大半のみなさんはご存知だろう。入間基地に本拠を置く飛行点検隊(フライト・チェッカー・スクワッド)の略でYS-11"FC"の語尾がつく専用機だ。1971年(昭和46年)から3機のYS-11FCが運用されていたそうだ。旅客仕様機を改造したものと新造したものがあるという。

2020年6月17日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】ピンクのデキ504が現れて「草が生えた」


■ピンクデキを見かけてスタンバイ
父鉄道をふらりと訪問した日の最後の記事だ。武州原谷貨物駅を通過する「疫病退散! アマビエヘッドマーク」のついた7506編成から、すでに積荷を満載して出発準備をしている鉱石貨物列車を私は見かけていた。その先頭にいたのはデキ504号機。2018年にピンク色に塗られた機関車だ。私が自分の目ではじめて見たのはその年の秋だったか。写真で見るよりもじっさいに目で見るほうが衝撃的だ。

2020年6月16日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ103+αとの出会い


■旧型電機秩鉄デキ103に出会った
先ごろ秩父鉄道沿線にふらりと出かけたときのこと。西武秩父経由で出かけたので、御花畑で乗り換えて下り列車に乗った。武州原谷貨物駅を通過する際に鉱石貨物列車が出発待ちをしているのを見ていたので、今日も鉱石貨物列車が走っているのだと確認できた。そうして秩父市内の駅で降りた。

その下り鉱石貨物列車が出発するまえに、上り返空列車が来るのではなかったかなあ。貨物時刻表も秩父鉄道のダイヤグラムも持たないでふらりと来たので、おぼろげにそんなことを考えながら線路ぎわに立つと、ほどなくして下り返空列車がやってき……ちょっとまったああ! 線路の上になにか黒いのがいる。ありゃなんだ。

2020年6月14日日曜日

【関西リハビリ鉄2019】畝傍の「駅ナカ」ザクロの木


■畝傍駅の建て替え計画
2020年6月14日(日曜日)づけの朝日新聞デジタルによれば、奈良県橿原市にあるJR桜井線(万葉まほろば線)畝傍駅の建て替え計画があり、JR西日本が橿原市に畝傍駅の現駅舎をゆずることを提案したという。同記事なかほどにはこうある。以下、引用する。

2020年6月11日木曜日

【秩父鉄道7800系電車撮影記事】2020年晩春のナナハチとアマビエトレイン&「彩色兼備」号


■春をきちんと味わえていない気分
東地方もいよいよ梅雨入りしたとさきほど報じられた。もう梅雨か。今年はソメイヨシノやエドヒガンはきちんと見たものの、家にいて4月末から5月の新緑をあじわうことができないでいたから、春を体感した感じがせず、もう梅雨が来たのか、早いな……という気持ちが強い。あれ、でも一昨年と昨年の新緑のころは私は体調を壊して家にいて……今年はコロナ禍とはいえ、やはり家にいた。ここ数年あまりかわっていないな、私の場合は。

とにかく夕方に秩父鉄道沿線にでかけたときのことを書く。前回のエントリーの続編のようで、撮影した時間はこちらのほうが先だ。御花畑から数駅列車に乗り、坂の下の駅で降りた。以前かなり頻繁に通っていた駅で、そのときに撮った写真を見ているうちにまた訪ねたくなった。

2020年6月9日火曜日

【秩父鉄道沿線PETIT撮影記事】Nikon DfにAI Nikkor 50mm F1.8Sをつけてひさしぶりの「電車散歩」


■秩父で自分の「試運転」
東地方もそろそろ梅雨入りしそうだ。ここ数日はそれでも日中に青空が広がっているのはやはり気分が明るくなる。もっとも、自分の住む地域の緊急事態宣言はとりあえず解除されたとはいえ、まだ県境を越えての不要不急の移動はさけるように報じられているので、用心してとくに土休日はまだ外出していない。朝晩にカメラを持って散歩する程度だ。

そんなおりに試写すべき機材も届いたので、秩父へものすごくひさしぶりに出かけてロケハン(撮影の下見)をした。ロケハン兼散歩というべきか。私の住むところからだと秩父ならば「県境を越える」ことにはならない。それでも、用心をして平日の午後遅くに出て少しだけ歩いただけにとどめた。

2020年6月7日日曜日

【ひたちなか海浜鉄道湊線2015】キハ205が走っていた湊線の終列車


■湊線に通っていたときの話
たちなか海浜鉄道湊線(以下、湊線と略)沿線の撮影に通っていたのは2015年のちょうどいまごろ。梅雨入りするかどうかという時期だった。茨城交通時代に何度か通って好きになった鉄道でありながら、なかなか足を運ぶことができず、2007年に訪問してからは2015年まであいだを空けてしまった。そして、それから5年経つ。

この湊線は第三セクター化されて以降、金上駅の改良による交換施設の強化、高田の鉄橋駅の開業や利便性を高めたダイヤ改正、沿線の企業や学校などへの地道な営業活動といった施策により、最近は茨城交通時代末期に比べると定期券利用客が増えていることも報じられている。2021年にも平磯〜磯崎に新駅が開業するという。阿字ヶ浦からひたちなか海浜公園への延伸計画もあるといい、明るい知らせが多いのはじつによろこばしい。じっさい、私自身が2015年に何度か訪問した際に湊線の朝のラッシュアワーの列車利用客の多さも目にして、地元のみなさんの足として機能しているのを感じた。元気な鉄道路線は見ていて楽しい。