2016年3月2日水曜日

【上毛電鉄撮影&Nikon Df記事】桜の咲く頃に


ナノハナの写真を見ていて、その前後にねらったソメイヨシノの写真を自分で見たくなった。冬にじつに飽きたのだ。毎年、2月末になると私は冬に飽きてしまう。

昨年、Nikon Dfを持って上毛電鉄沿線を何度か訪れた。ところがソメイヨシノが咲く頃には晴天にまったく恵まれなかった。4月上旬から中旬はたしかに、晴れた日は少ないかもしれない。けれど、毎回暗い曇り空では困る。そこで、日没を待って撮ることを繰り返した。


ソメイヨシノの淡いピンクは、フィルムでも写しにくかった。日中はとくに白っぽく写ってしまうのだ。そこでかつて、リバーサルフィルムを使う場合にはマゼンタの色補正フィルターが使われていた。いまは私はそれを思い出しながら、ホワイトバランスでマゼンタよりに補正する。



新屋から粕川にかけての桜並木は線路に沿っている。ところが近年、線路側に舗装道路ができたようだ。並木の側から線路を撮ろうとすると、その真新しい路面と白い線がめだってしまい悩ましい。そこで流し撮りをしてみたり、三脚を地面すれすれの高さにまで開脚し、草で白線を隠した。私の使っているのはManfrotto 055シリーズ三脚で、センターポールを90°回転させることができる。これを用いてセンターポールの向きを変えて、さらに最大に開脚し、地面すれすれの高さにカメラに設置した。そばにレジャーシートを敷いて座って列車を待つあいだに、あたりにはミツバチがブンブンと飛び交う羽音がうなり声のように聞こえていた。


日没後は桐生球場前に向かった。球場敷地内の桜並木はライトアップなどがなされるわけではないが、駅の構内灯や駅前の街灯を浴びて光る姿がよかった。なんとなく、井の頭公園駅を思い出させるところもいい。


【撮影データ】Nikon Df/AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR/RAW+JPEG/Adobe CameraRaw/Adobe Photoshop CC

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