2026年8月11日火曜日

【秩父鉄道2026年夏】デキ303+デキ103+デキ105登場! まずはデキ105を追う

 

■SL5002列車の寄居到着直前に重役出勤
8月9日(日)午後にまたもや秩父鉄道沿線を訪ねた。暑さはあいかわらずだ。

SLパレオエクスプレスも見たいが、いまの私は夕方の鉱石貨物列車により強い興味がある。そして、午前中からSLパレオエクスプレスを追いかけると、この暑さと湿度では、日没前に私の集中力と体力が切れてしまう。だから、SLパレオエクスプレスのことはあきらめて、上りSL5002列車が寄居に到着する15時半ごろに沿線に到着するように、遅めに家を出た。

もっとも、森林公園での東上線ワンマン区間の列車の乗り換えに時間を食われてしまい、意図するよりも到着が遅れた。そうして寄居で秩父鉄道下り列車を待っていたら、上り鉱石貨物列車が三岐鉄道カラーのデキ303牽引で現れた。マジすか!

なぜ驚いたのか。このまま機関車交換がなされないでいれば、夕方に返空列車として影森まで走り、翌朝の三輪線行き列車の第二便はデキ303牽引ということになるから。

■セミの声をしばしのあいだ楽しむ
よしよしと思いながら下り各駅停車に乗った。この各駅停車はかんぽの宿のあった駅で上りSL5002列車と交換した。もう一本は早く来てSLを撮ろうとは思った。SLパレオエクスプレスは乗客の皆さんが楽しそうにしているのが見られるから。その平和な雰囲気を見るのは快い。

でも、できなかったことは仕方がない。それに、このあと現れる鉱石貨物列車の下り返空列車に興味がある。さあどうなるか。

30℃を越える暑さだ。風はわずかにはある。駅周囲は蝉時雨。こうして山のなかにあるわけではないが、あたかもそう見える古めかしい駅で、セミの声に耳を傾けながら時を過ごすのは、まるで夏休みを過ごしているかのようだ。退屈なんだけどね。



■かんぽの宿のあった駅でデキ105返空列車が来た
上り方の踏切警報機が鳴り始めて、聞き覚えのあるかすれた汽笛が聞こえた。下り返空列車の先頭にはデキ105が立っていた。

ここで私はちょっと震えた。この意味するところはつまり、この列車は影森まで行き、翌朝の三輪線行き列車の第一便になるということ。ええと、翌日朝の三輪線は第一便がデキ105牽引、第二便がデキ303牽引になるはず。

ちなみに、前回記事にした7月20日(月・祝)の翌朝21日(火)も同様に三輪線の第一便と第二便がデキ303牽引、デキ105牽引だったはずだ。20日の夜に影森行き返空列車の先頭にデキ105が立っているのを見て知っている。同じデキの組み合わせだが順番がことなっていた。その夜のデキ105も撮ったのだが、デキが、いやちがうできが悪い写真で気に入らなかったのだ。畜生め!*


残念ながら、私は翌朝は撮りには来られない。だから、今日のうちに撮れるカットだけは撮ろう。そう思い、このあとの行程を決めた。

自分が下り方向へ移動するために乗る各駅停車を待った。すると、この駅で交換する対向の上り鉱石貨物列車がやってきた。牽引機はデキ103! 今日は運用係さんは相当考えて「仕込んだ」にちがいない(妄想だが、あながち大きく外れてはいないと思うよ)。ありがとうありがとう。おかげで、今日は「デキ祭り」を楽しむことができる。夏休み特別企画なのかも。


■勾配の下の駅まで先行してまずはデキ105を待った
乗車した下り各駅停車は、先行したデキ105牽引の返空列車を長瀞で追い抜く。長瀞駅は観光客の皆さんで大混雑している。下り列車もここから西武秩父線乗換駅の御花畑までは、朝のラッシュアワーのように混雑する。そのようすを見ながら、途中の勾配の下の駅で下車して待ち構えた。

しばらくするとまず、副本線にデキ105牽引返空列車がそろりそろりという感じで減速してやってきて、停止位置で停車した。交換待ちだ。対向列車があるときは前照灯を消すが、すでに前照灯を消灯していた。

対向列車はデキ501牽引だった。デキ501も勾配の途中で前照灯を消した。その最後尾のヲキフとデキ105が並ぶところをねらった。いつも撮っているのにね。

それにしても、デキ105の窓Hゴムはこの塗装変更時に黒いものに交換されたが、正直にいうといまだにこの黒Hゴムには慣れない。とくにデキ103などを見るたびに思う。デキ107と108は昭和50年代終わりには黒いHゴムだったのだが。


上り列車が去ってから前照灯を灯して、デキ105牽引列車が動き始めた。勾配に向けて静かに速度を上げていく。



このようすをカメラに収めることができて安堵した。移動してさらにほかのカットを狙うことにする。


*畜生め!:映画『ヒトラー 最期の12日間』にある、総統地下壕でヒトラーが鉛筆を投げる有名なあのシーンのセリフの空耳ね。ピクシブ百科事典によると"Sie ist ohne Ehre!"といっているそうだぜ。「名誉などあるものか」などという意味らしい。映画の字幕だと「恥さらしめ!」と訳されているね。

【撮影データ】
NikonDf, Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark II/AI AF Nikkor 180mm f/2.8D IF-ED, LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH.MEGA O.I.S./RAW/Adobe Photoshop CC 2025