2016年10月21日金曜日

【秩父鉄道2011年10月】1007編成チョコバナナに出会う


■2011年10月のこと
なかなか趣味の撮影に行けないでいるあいだに、秋は深まりつつある。朝晩の気温の低さに秋を体感しつつも、デスクワークをしているのはいささかもどかしい。そんな作業の合間にハードディスク内で写真を探していて、2011年秋の写真を見つけた。旧ブログではこのときのことを記事にしていたものの、いまのブログではそれを再構成してはいなかった。そのために、ひさしぶりに自分でなんだかしんみりしながら見入ってしまったのは、もちろん秋めいてきた空のせいか。「もう5年も前なのか」とすなおに驚かされる。

2016年10月18日火曜日

【お仕事のご報告】Kindle電子書籍『PENTAX K-S2 スタートマニュアル』好評発売中です


【お仕事のご報告です】
 この夏にかけて撮影していた成果が1冊にまとまりましたので、ここでお知らせいたします。私も関係しているAmazonで発売しているKindle電子書籍『ぼろフォト解決シリーズ』のうち、『脱・初心者マニュアル』という名称だった、絞り優先AE(PENTAXでいうところの絞り優先自動露出)を使ってカメラの使い方を解説するシリーズに、PENTAX K-S2が加わりました。

■書名:『ぼろフォト解決シリーズ095 絞り優先で本格撮影をはじめる! 
PENTAX K-S2 スタートマニュアル
 HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited /smc PENTAX-DA★ 50-135mmF2.8 ED[IF]SDM /smc PENTAX-DA 50mmF1.8 /HD PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited のレンズレビューも掲載』[Kindle版]
■著、写真:秋山薫、小林義明、小山壯二
■著、編集:秋山薫、齋藤千歳
■価格:980円

 本文184ページとボリュームたっぷりの一冊に仕上がりました。巻頭のシーン別撮影テクニックの解説は、北海道在住の自然写真家小林義明さん。カッコイイ表紙写真や扉写真のほか、PENTAXがほこる多彩な絵作りの設定である「カスタムイメージ」と特殊な画像効果「デジタルフィルター」についての詳細な説明は小山壯二さん。その他、各機能の設定方法、構図や撮影ワークフローの解説、PENTAXレンズ5本の解説は私、秋山が担当しています。

2016年9月30日金曜日

【秩父鉄道PETIT撮影記事】四国からの「待ち人来たらず」とはいえ


■寄居で東上線から降りたら
午前8時半頃。東武東上線の電車が寄居に到着したときには、秩父鉄道線の電車はすでに上下ともホームにいて出発するところだった。東上線からの乗り換えには間に合わなかった。とはいえ、8時56分にふたたび上下ともにやってくるのでまあいい。そう思って改札であわてずに秩父鉄道線内の切符を買った。

2016年9月24日土曜日

【秩父鉄道撮影記事】影森駅のこと


秩父鉄道には昔ながらのたたずまいを残した駅が多い。影森もそのひとつで、私が子どもだった1980年代(昭和50年代)からその雰囲気は大きくは変わらなかった。以前は貨物輸送華やかりし頃の雰囲気を残す大きな駅舎があった。改札口がホーム中央に移動したのちも、乗務員の宿泊などに用いられていたようだ。

2016年9月23日金曜日

【秩父鉄道撮影記事】秩父の町外れで今日もまた雨かとなげく


■また雨かよ
9月とは台風シーズンであること。秋雨がしとしとと降り続き、それが過ぎると気温が下がって行くこと。そんなことはじゅうぶん承知していても、雨の日がずっと続いていることに困らされている。借りている機材を使って撮影をするのに、雨と曇りの日の写真ばかり量産しているからだ。

2016年9月18日日曜日

【真岡鐵道撮影記事】「どういう印象」を絵にするか


■雨夜の品定めのように
すっかり9月の長雨にたたられて、ここ最近は雨の写真ばかり量産している。趣味写真ではないものではちょっと困ることがある。晴れた日の写真がどうしてもほしかったら、どこか晴れているところに行かなくてはいけないな。そう思いながら過去の写真を見つつ、どんな写真にしたいか、どんな写真を撮るかどうかのイメージトレーニングをしているわけだ。

さて、このところ何度か真岡鐵道へ行ったのは、正直に言うとC12を撮りたかったというばかりではない。C12と50系客車は理由のひとつでしかないのだ。

2016年9月14日水曜日

【JR両毛線撮影記事】朝の107系電車


午前6時の小山駅。両毛線の行き先案内には「6両3ドア」とある(6時28分発の430M)。115系電車が来るのかな、と思ってプラットホームに行くと、そこで待っていたのは107系電車(高崎地区用の100番台車)だった。

2016年8月28日日曜日

【真岡鐵道撮影記事】C1266号機を撮る


■台風接近は蒸気機関車撮影には吉報なり
台風の接近が伝えられて雨がちの日が続くなど、天候が安定しない。いかにも夏の終わりを告げるようだ。だが、この悪天候を見てほくそ笑むことがある。それは、蒸気機関車を撮るとき。夏の高温では蒸気機関車の蒸気はめだたない。雨が降って気温が下がってくれるほうが絵になるからだ。

2016年8月25日木曜日

【JR両毛線撮影記事】115系電車最後の夏


■いよいよ恐れていた日が来た
JR東日本高崎支社が、高崎地区で運用している115系電車1000番台車と107系電車を8月22日(月曜日)より置き換えることは、すでにWeb上のあちこちで既知のことらしい。高崎支社より9日発表されたプレスリリースによれば、「211系リニューアル車が運行を始めます」とある。私がそれを知ったのは遅まきながらあまのじゃくさんから誘っていただいた上信電鉄JAZZ&ビール列車に乗った20日(土曜日)のこと。いつもおせわになっているおっとっとさんにその話を聞き、「いよいよきたか!」と身を引き締めた。

2016年8月23日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】長瀞船玉まつりにて


■台風シーズンとは夏が終わるのかな
つい先日梅雨明けして夏の本格的な訪れをよろこんだつもりでいたら、台風の到来に夏の終わりを感じさせる。えーもう、マジか。筆者は撮影や原稿書きに、夏の被写体をありがたく撮っている。今年はなんども花火大会に出かけた。浴衣が似合う素敵な異性が隣にいるとか、疲れて眠ってしまうかわいい子どもを抱いて電車に揺られる、なんてことはなくて、三脚を抱えての撮影目的だ。

それでも、ときには「おお!」と声にならないため息を思わず漏らすことがあるのが、撮影に出ているおもしろさ。ありがたいことですね。今回は8月15日に行われた長瀞船玉まつりの日のことを書こうと思う。