2017年8月2日水曜日

【中央東線PETIT撮影記事】211系0番台セミクロスシート車に乗る


梅雨明けしてからのほうが梅雨らしい日々が首都圏では続く。学生さんの夏休みが始まり、週末をおもに首都圏各地で花火大会が行われるようになっても、東京近郊ではしとしと雨ばかりだ。雨煙のなかでも打ち上げ花火は美しく見えるけれど、大きな花火大会にあるような有料桟敷席からでもない限り、打ち上げ前から陣取ってひたすら濡れ続けるのは楽しくはないもんなあ。

筆者は花火がとくに好きだというわけではないけれど、いま手元にあるカメラで比較明合成の作例を撮る必要に迫られ、週末から東京近郊の花火大会で撮影しようとして困っていた。立川の昭和記念公園の花火大会も、現地に行ったけれどいろいろな理由で撮影を断念した。レンズが濡れるとちょっと撮りづらいのだ。けれど締め切りは迫る。はて、どうしたものか。

2017年7月27日木曜日

【LUMIX GX7 Mark II関連記事】「失われた環」もしくは「オーパーツ」を手にして


■「時間の消失」が発生した
先週頭からずっと続けている缶詰仕事にしばしば時間の経過を忘れている。ときどきはっとして外を見ると、もう午後遅い時間であったり。体になぞの痕跡が残っているわけではないから、UFOにさらわれたのではないはずだ……なんの話だ。もっとも、今週の首都圏はまるでまたもや梅雨に戻ったかのような天気だから、「夏らしい絵」が撮りづらい。だからこそ、いまのあいだにためこんでしまったデスクワークにめどをつけておきたい。

2017年7月22日土曜日

【カメラ機材チラシの裏】ストラップを交換して気分転換


梅雨明けは公式には最近だけど、ずっと暑い日が続いている。みなさんはいかがおすごしだろうか。かくいう私は今週はずっと缶詰仕事をしてこもっていた。そして日中の暑さにけだるい……いや、これは平日休みを設けたあとの行楽疲れだ(苦笑)。

さて、そんなけだるさをなんとか乗り越えるためにも、機材のストラップを交換した。といっても、ふだんおもに業務で使うNikon D7200のストラップを業務用ストラップから、Panasonic LUMIX DMC-GX7 Mark IIにつけているDomkeのGlipperシリーズストラップに揃えただけ。

2017年7月12日水曜日

【上信電鉄PETIT撮影記事】烏川橋梁ふたたび


■思い立ったら「いざ高崎」
先日、午後遅くにふと思い立って高崎まで出て、上信電鉄の電車に揺られた。もう遅い時間だったので佐野のわたしで降りて駅からすぐの佐野橋から烏川橋梁を渡る電車を見ていた。このところどうも「遠くに行きたい」気分が強い……いつもそうか。そして、「2両編成の電車がトコトコと走るようす」をどうしても見たくなったのだ。

2017年7月10日月曜日

【航空自衛隊YS-11FC】本日もまた……YS-11FC 52-1151号機の「夜間飛行」に胸アツ


■滑走路に行ってみると
夏至を過ぎてわずかに日没の時間が早くなりつつある。それでも、19時頃まではあたりは明るい。明るい雰囲気の写真を撮影するのであれば、屋外での撮影が楽しい時期だ。日中の作業を終えてから、夜間飛行訓練を撮るために滑走路脇に立ってもまだ明るい。私自身はどちらかというと、日中に飛び交う航空機よりも、薄暮の頃に飛ぶ姿のほうに魅力を感じる。美しいから。そして、撮影の難易度が高くなるぶん、夕方のほうが好きだ。それに、むずかしいものを撮らなくちゃ腕がにぶるもの。というわけで、よくよく考えたら、日中の写真が手元にあまりないかも……。

2017年7月5日水曜日

【上毛電気鉄道2015年6月】2017年にあらためて、Nikon Dfのこと


■2017年になってもNikon Dfが好きだ
おととしのいまごろは、Nikon Dfを使わせてもらい、上毛電気鉄道を撮っていた。そのときの写真はKindle電子書籍の『ぼろフォト解決シリーズ037 Nikon Dfで上毛電気鉄道を撮る! しみじみ鉄道写真家・秋山薫編』『ぼろフォト解決シリーズ060 Nikon Df 脱・初心者マニュアル』にまとめた。

その後も、ありがたいことにいろいろなカメラを使わせてもらっているのだが……Nikon Dfはやはりいいなあ、と思い出す。

2017年7月4日火曜日

【東武越生線撮影記事】オゴセ戦記2017梅雨(と、デジタルカメラの絵作りについてごにょごにょと)


■思い出しては東武越生線に
6月下旬のとある曇り空が広がる日曜日のこと。自宅を遅くに出て行ける場所を考えていて、東武越生線の高麗川橋梁のことを思い出した。八高線の入間川橋梁はしばしば行くから、たまにはちがう場所に行きたい。とはいえ、越生線「リバーサイド駅」だって似たような距離感だ。

2017年7月3日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ「あたり」の日


■秩鉄デキ運用が「大あたり」の日だった
ひさしぶりに秩父に行った。6月にも撮影に秩父に出かけていたものの、ここに記事にしていなかった。SLパレオエクスプレスの運行30周年記念のデフレクターの鳳凰の装飾も撮ったのだけど……。それでも、秩父鉄道は楽しいなあと思わされたのは、おそらく鉱石貨物列車を牽引するデキが、自分にとって、そしておそらく、大多数の鉄のお仲間のみなさんにも「あたり」だったから。最近は「どこどこ鉄道のなになに線のなんとか形」であるかどうかがわからない写真をおもに撮っているとはいえ、できれば好きな車両が来るほうが自分には気分が高揚する。そこんところはやっぱり鉄だからな。

日曜日もまず、SLパレオエクスプレス5001列車を待ち構えていると、対向でやってきたのはチョコバナナデキことデキ502。昨年以来、じつは目撃回数も少なく、撮影できていないのだ。まあその、今回もこれしか撮影できていないけど。

2017年6月25日日曜日

【西武多摩川線2010年】西武101系低運転台車と構内踏切


■もうひとつの「多摩川線」のこと
先日、東急池多摩線……いやいや、池上線と東急多摩川線に乗り、池上駅の構内踏切と7700系電車を撮った。そういえば、「別の多摩川線」の構内踏切のシーンを昔撮ったことを思い出した。あれはたしか、西武101系低運転台車(初期車)が最後の活躍をしていた2010年のこと。西武多摩川線の多磨駅でのようすだ。

2017年6月23日金曜日

【八高線PETIT撮影記事】「武蔵五日市・高麗川行き」に乗る

ホームでは「『こうらいがわ』ってどこ?」と若い男性の声が聞こえた

■東京発武蔵五日市・高麗川行きを見かけてエイヤ!
週末に用事があって都内の中央線沿線に出かけた帰り道のことだ。荻窪で下り中央快速線のホームで列車を待っていたら、たまたま「武蔵五日市・高麗川行き」の列車がやってきた。この列車に乗るときに、このところ自宅での作業ばかりが続いていて遠出していないし、列車にゆられるのもいいなとふと思い、高麗川経由でわざわざ遠回りをして帰宅しようと思いついた。飲んだ帰りだからというのもある。たいへん衝動的な行動だ。カメラも持っているし。

2017年6月17日土曜日

【1980年代国鉄101系電車】「シーサイドライナーヨコスカ」のこと

もともと武蔵野線を走っていた101系1000番台車なので、
方向幕が武蔵野線の「府中本町-南越谷」なのがご愛嬌。
この「府中」と「越谷」だけが大きい「府中本町 - 南越谷」という行先表示も懐かしい

■「シーサイドライナーヨコスカ」をキミは知っているか
鉄分割民営化からJR移行の直後にかけて、各地の国鉄およびJR工場や車両基地ではさかんに一般公開が行われていた。多くは、施設や古い車両を見せてくれるものだったけど、なかには「これから行う予定の新サービス」を先行公開するものもあった。

1986年8月の国鉄大船工場(当時)の一般公開でよく覚えているのは、武蔵野線用にA基準に難燃化改造された101系電車1000番台車のクモハ101-1015+クモハ100-1015が斬新な色に塗られて「シーサイドライナーヨコスカ」のヘッドマークをつけていたことだ。