2018年11月25日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その5. 石津太陽橋と浜寺駅前のたそがれ

石津停留所まで戻ってきた
■石津太陽橋まで戻ってきた
度目かの阪堺電気軌道沿線訪問にして、ようやく終点の浜寺駅前までたどり着いた「カメラのおっちゃん」である筆者。もっとも、じつをいうと恵美須町から住吉までは未乗で、上町線と住吉〜浜寺公園前しか乗っていないのだけどね(!)とかいうカミングアウトはいらないな、ここでは。だって、天王寺駅前行きのほうが本数が多いんだもの。それはともかくとして、浜寺駅前から沿線を歩いて、石津停留所まで戻ってきた。それは、紀州街道にかかる太陽橋から阪堺電車を撮ってみようと思ったからだ。

ドジでのろまな……カメラのおっちゃんがカメを写す


2018年11月21日水曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その4. 浜寺駅前についに到着

天王寺駅前にモ501号車キター!

■もう冬ではないですか
阪のカメラのおっちゃん、というつもりで大阪に滞在していたころの写真をみなさんにお見せしている「関西リハビリ鉄記事」シリーズも、まだまだネタがある。ところが、帰宅後の「カメラおじさん」がうっかりしているあいだに、季節は確実にその歩みを速めていて、 窓の外にはもはや晩秋というべき風景が広がっている。あの木の最後の一葉がなくなったら……どころか、枯れ枝にクリスマスイルミネーションが這わされているようなていたらくだ。というわけで……と書くと、非論理的で大きく飛躍しているけれど、時の流れの速さにぼんやりしとったらあかんっちゅういいわけや。この「カメラのおっちゃん」がチン電の浜寺公園前にたどり着いた話を今日はやっとするで!

2018年11月15日木曜日

【秩父鉄道撮影記事】「EL埼玉県民の日号」走る

お! きたきた!

■埼玉県民の日というものがある
玉県民の日というのが世の中にはある。11月14日がそれで、県内の公立学校も休校になるようだ。「ようだ」と伝聞形で書いているのは、私自身は成人してから埼玉県に転居してきたし、都内に通勤する「埼玉都民」にとっては県民の日のおかげでなにかがあるわけではないので、身近ではなかったから。10月1日の都民の日のほうが、子どもの頃にじっさいに休校だったのを体験しているからよほど身近だ。

もちろん、住んでいるところに愛着はある。顔を見れば県知事もわかるし。ときどき、観光地に行くと視察に来ているのに遭遇して、その日焼けぶりにおどろかされるのだ。

2018年11月5日月曜日

【西武多摩湖線撮影記事】復刻赤電2本目、多摩湖線に登場!


■深まりゆく秋のなかで
10月末に行われる川越まつりが終わると、冷え込みが始める。とは、毎年のようにこのブログに書いているフレーズだ。川越まつりも終わり、とうとう11月になってしまった……というのが嘘偽らざる気持ちだ。みなさんは、秋の日々を楽しんでいらっしゃるだろうか。

2018年10月27日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】道明寺線に萌え☆ その2 近鉄南大阪線沿線滞在記 その5

給食センターそばの踏切から道明寺方を見る

■レッツゴー・道明寺!
んなわけで、奈良盆地を目指さずに、ある日近鉄南大阪線道明寺駅で降りた。まずは駅前を歩いてみる。たまたまやって来た……ごめん、もうじきやってくることがわかっていた「青の交響曲(シンフォニー)」などの南大阪線の列車を写した。数ブロック歩いて道明寺まで行こうとした。ところがこの日はじつに蒸し暑くて……駅から近い道明寺天満宮にお参りしただけだ。蒸し暑さにはほんとうに参ってしまう。

2018年10月26日金曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】道明寺線に萌え☆ その1 近鉄南大阪線沿線滞在記 その4

道明寺駅で降りてみたよ
■道明寺線、なんか超いい!
鉄南大阪線を利用するようになり、ほどなくして惹かれたのが道明寺線だった。道明寺から大和川対岸の柏原を結ぶ支線だ。道明寺線はいまでこそ近鉄南大阪線とJR関西本線を結ぶ「支線」だが、もともとは近鉄南大阪線の前身である河陽鉄道が1898年(明治31年)に柏原〜道明寺〜古市〜富田林を結んで建設した路線の一部なのだそうで、こちらが「本線」だったという。さらに、近鉄南大阪線がJRあるいは国鉄とおなじ狭軌の鉄道として建設されたのは、現在の関西本線との貨物輸送を行う意図もあったからなのだそうだ。

2018年10月20日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その3. 住吉鳥居前にて電車を見る


■降りたくなる停留所がたくさんあった
 堺電気軌道(以下、本項では阪堺電車と略)にこの夏に天王寺から乗った話を何度か書いている。初めて乗った日は浜寺駅前までたどり着く前に、どうしても降りてみたくなり大和川停留所までしか行けなかった。その後、堺市内の宿院や大小路から何度か大和川を目指したりしたものの、終点の浜寺駅前にはたどり着けなかった。というのも、阪堺電車は沿線のロケーションが変化に富んでいて、降りてみたくなるところがたくさんあったからだ。住吉大社付近の住吉停留所から住吉鳥居前もまた、神社の前の併用軌道を走る姿が魅力的で、つい降りたくなった場所のひとつだ。そこで、午後遅くに松原市内を出たある日、天王寺から阪堺電車に乗って住吉鳥居前で降りてみた話をしようと思う。

2018年10月11日木曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チョイ乗りトレイン117


■乗りを楽しむ列車
う10月になったというのに……まだ、この夏の話をしている「カメラのおっちゃん」や。9月は列車にほとんど乗れへんかったから。

さて、奈良盆地の桜井線(万葉まほろば線)や和歌山線の沿線に出かけた帰り道に、18時までに松原市内に戻らなかればならないというときに、意図的に「電車乗り遊び」をしていた列車がある。それは、和歌山線の王寺発五条行き各駅停車473Mという列車だ。和歌山線の列車は基本的には105系電車が充当される。王寺〜高田では221系電車のこともある。それ以外に、朝晩に117系電車が用いられる列車が何本かあり、この473Mはそのうちのひとつであるということをたまたま知った。

なにしろほら……117系電車に乗ったことがなかったからさ。しかもこの電車は、もともと京阪神間の新快速用に作られていて、特別な追加料金が不要なのにちょっぴりゴージャスな内装が自慢だ。そりゃ、乗りたいだろ。

2018年10月4日木曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】懐かしい103系電車に会いに奈良線へ その4.「稲荷駅にて」

いきなり103系きはった!

■インスタ映えの聖地で103系来いと叫ぶ
行口コミサイト「トリップアドバイザー(TripAdvisor)」による「外国人に人気の日本の観光スポットランキング(Top30 Attractions in Japan by International Travelers 2018)」で3年連続1位なのが、京都・伏見稲荷大社なのだそうだ。昨年秋に仕事で訪れて心底おどろかされた。平日夕方なのに観光客がとても多くて。そして、海外からの観光客もとても多い。

そのときのことだ。クライアントが依頼したタクシーに乗って出かけていたので、稲荷駅下り方の踏切で列車の通過を待っていた。すると、うぐいす色の103系電車が混雑した稲荷駅に停車し、たくさんの客を降ろして再び発車する様子を目にして、「103系電車がまだこうして活躍しているんだなあ」と深く印象に残った。

そこで、この夏のお盆期間に奈良線を訪問するならば、あの稲荷駅のようすも写したいと思った。

2018年10月2日火曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】うるわしの青き衣の者「青の交響曲(シンフォニー)」を撮る 近鉄南大阪線沿線滞在記 その3



■青き衣の者ふいに現れて
鉄南大阪線沿線に在住していたこの夏、私が気に入って追いかけていたのは「ウサギ号」「ウサたん」こと6020系電車6051編成「復刻ラビットカー塗装」(C51)だった。けれどじつはもうひとつ気に入っていた列車がある。それがこの観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」こと16200系電車だった。

2018年9月29日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その5.「和歌山線内で走りを撮る」



■「昭和の営団地下鉄千代田線」が終わる
京メトロが千代田線で用いられていた6000系電車の引退をついに発売した。思えば当時千代田線を走っていた電車のうち、もっとも早く千代田線から撤退した103系電車1000番台車を改造したこの桜井線・奈良線105系電車がもっとも長く走り続けているとはなんとも皮肉だ。

しかもよく考えてみると、1970年から71年にかけて製造されて、1984年に105系に改造されたのだから、「和歌山の105系」として用いられているほうが「千代田線乗り入れ用103系」だった時期よりも長いわけだ。もっとも先日、この電車を置き換える227系電車が搬入されたのだから、来春からの置き換えももはや秒読み段階だ。春までにまた桜井線・和歌山線に行ってみたい……体調を、せつに戻したいものだ(退院後悪化しています。涙)