2014年11月6日木曜日

【秩父鉄道デキ105&108撮影記事】奇跡は続く。デキ105と108の離合!


■デキ108号があらわれた!
11月3日(月・祝)の秩父詣の記事を続けよう。この日は私にとっては、鉱石貨物列車を牽引するデキたちの大活躍を見ることができたという意味でも、とても収穫があった。6000系電車6003編成「300形急行リバイバルカラー」を狙っている合間に、武州原谷行き返空列車の先頭に立って現れたのは、「私鉄のEF15」ともいうべき精悍なマスクのデキ108号! これだけでもう小躍りしたくなる。

電車をやり過ごしたのちにデキ108は武州原谷に向けて最後の勾配を登っていったのを見届けつつ、やって来る電車を撮りつつ待った。なにしろ、待てば武州原谷から上り鉱石貨物列車を牽引してデキ108がやってくることはわかっているから。

■こんどはデキ105号
そうして、そろそろ来ることだと思っていたところ、後ろの駅を振り返ると......交換相手の返空を牽引してきたのは、なんとまあ今度はデキ105号! わずかに丸みを帯びた車体が「私鉄のEF10」か。いや、EF10ほどにはそんなには丸くないし、EF15のほうが新しいのだが。ではデキ107&108は「EF12」にでもしますかフォカヌポウ。るせえ、細けえことはまあいいんだよ(短気)。遼機デキ104号がずっと広瀬川原にいるようなので、このタイプのデキは1両しかないのだ。角張っている車体のほうがむしろ、デキ102号と103号の2両も健在なのだから。

■デキ108号とデキ105号が交換しちゃうわけ
つまり、ですね。これから数分後に私の目のまえでデキ105と108が交換するということ。うっひょう。いいぞいいぞ。






まだ秋なので片パンでの運転ではあってもいいのだ。デキもいいなあ。

■日没後のようすも絵にしてみたい
私はこの後日没後も沿線にいたので、うまくは撮れなかったとはいえこの両者が夜の闇を切り裂くようなうなり声を上げて走るようすも見ていた。とても、かっこよかった。旧型機関車が元気に走り回るところも、秩父の魅力なのだぜ。今度は夜のデキをもっとうまく撮りたいものだなどと思った次第。デキはかっこいい。かっこいいは正義!

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【撮影データ】
Nikon D2X/Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>/RAW/Nikon Capture NX2