2014年12月10日水曜日

【秩父鉄道撮影記事】武州原谷の青いやつら


「速い!」

秩父鉄道武州原谷貨物駅にいる「青いやつ」こと、DD512はJX日鉱日石エネルギー室蘭製油所専用線にいた栗林商会のスイッチャーだ。今年5月末で同線が廃止になったあと、遠く離れた秩父の地にやってきた。1988年(平成10年)製と新しい。このところ不調が伝えられていたD304が、見るからに苦しそうなうなり声をあげていたのに比べると、ヲキ・ヲキフを牽引するにも、石灰石を満載しデキを連結した熊谷工場行き列車を突放するためにプッシュするにも、明らかに力があり調子がいい。詰所前の定位置に戻るにも動きが速いのだ。

「D304とはちがうのだよ、D304とは!」



ファインダー越しにそんな声が聞こえる気がするのは、もちろん私の妄想だ。






今年は春から秩父通いの目的が、1000系電車ではなくSLパレオエクスプレスや鉱石貨物列車になったこともあり、夏の日の長い頃には武州原谷駅で夕方の作業を見るために何度か通っていた。DD512が搬入された頃も見ていたとはいえ、DD512が動くところはまだ見ていなかった。そこで、夕方に久しぶりに武州原谷に立ち寄ってみた。

和銅黒谷方から、返空列車とはいえ勾配を登ってきた鉱石貨物列車がしずしずとやってくるところから、作業が始まる。そうして、転線してDD512に貨車を預け、荷役施設で石灰石の積み込み作業をする。その様子も、心なしか動きが速い気がした。

この日は、デキ107も見たのだが、武州原谷で夕方見た列車を牽引していたのは、おとなしい顔のデキ502だった。似たような写真を以前も写したとはいえ、夜のデキはかっこいい。それでも寒さに抗えず、1ヤマだけ見て家路に着いた。

それにしても、ナノクリスタルコートのない古いAi AF Nikkor 24mm f/2.8Dは、やはりデジタルゴーストが出るね。D7000ボディはこの状況では位相差AFは動かず、もっぱら撮影はライブビューを併用した置きピンだ。

この日の驚きは、DD512の加減速の速さと、同行者が使っていたD750がこの状況でもAFでピントが合うこと。D750......いいじゃないか。うらやましいぞ。

【撮影データ】Nikon D7000・Ai AF Nikkor 24mm f/2.8D・ISO1600・RAW(Capture NX2にて現像)

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