2017年6月4日日曜日

【YS-11EB】夜の飛行機に胸が熱くなるわけ


薄暮の頃に飛ぶ航空機を見ると、なにやら胸が熱くなるのは、おそらくサン=テグジュペリ『夜間飛行』を連想するから。とても安易な連想だと我ながら思う。でも待てよ。航空機に限らず、列車でも、人物でも、あるいは薄暮の風景そのものに惹かれるのだ。そうなるとこれは、航空機を撮っているというよりもむしろ、空模様や色の変化、光の移ろいゆくさまを撮っているにちがいない。



写真の美しさという意味でいえば、薄暮でも空に色がもっと残っている時間のほうがよりよいし、ずっとフォトジェニックだ。それでも、あたりが真っ暗になりどこまで写るのかどうかわからず、そもそもファインダーのなかでどうフレーミングできているかすら完全にはわからないなかでも撮り続けているのは、カメラの限界と自分の技術の限界を試したいから。やはり『夜間飛行』の連想に胸が熱くなるのもむべなるかな。あ、むずかしい写真を撮っている自分に酔っているのかしら(汗)。それって中二的な子どもっぽい虚栄心(以下略)。

【撮影データ】
Nikon D7200, Panasonic DC-GH5/Ai AF Nikkor 300mm F4 ED, LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH./RAW/Adobe Photoshop CC

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