2015年2月10日火曜日

【小湊鐵道PETIT撮影記事】キハ5800をちょこっと撮る


■五井の貴重な「元電車」キハ5800
土日に小湊鐵道沿線に行ったときのこと。列車を撮りに出かけたわけではないので、雨に考え込んだ。というのも、被写体にお願いした方を撮るのに、寒い雨の中に立たせるわけにはいかない。プロのモデルさんでもないし、そういう寒々しい絵を求めていったわけではないから。

そこで撮影を途中であきらめて、五井に保存されている蒸気機関車を見に行った。詰所に一声かけて、蒸気機関車を見学させてもらったときに、庫内のキハ5800のことをふと思い出した。旧鉄道院の電車を改造したディーゼルカーだ。

2015年2月9日月曜日

【小湊鐵道PETIT撮影記事】雨の小湊鐵道にて


■小湊鐵道といえばエンジンのアイドリング音を思い出す
「小湊鐵道」という文字を見て私がすぐに連想するのは、五井駅構内に響くDMH17C型ディーゼルエンジンのアイドリング音だ。 内房線の電車を降りて向かいの小湊鐵道ホームに行くと、ツートンカラーに塗られたディーゼルカーががらがらと大きな音を立てて乗り換え客を待っている。あるいは、少し待つと列車がやってきてがらがらと音を立てて停車している。JRから跨線橋を渡って小湊鐵道のプラットホームに行く途中で仕出し弁当を買い、列車のこのアイドリング音を聞くと「小湊鐵道にやってきたなあ!」という気持ちになる。けれどおそらく、幹線と非電化支線の乗換駅ではどこでも見られるような、ありふれた光景だったろう。

2015年2月2日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】冬の日差しと星空にうっとりしつつ、7500系を撮る


風が冷たいことは家を出るときからわかっていた。けれど、空の青さを見ているといてもたってもいられず、正丸峠を越える電車に乗って秩父に行った。到着したのが、ふだんであればSLパレオエクスプレス5002列車の長瀞到着直前という時間だから、いささか遅い。それでも、冬の日差しを浴びるのは心地よく、風の冷たさを忘れた。

2015年2月1日日曜日

【チラシの裏】「あしがくぼの氷柱」を見る


■あしがくぼの氷柱を見に行った
「あしがくぼの氷柱」という催しがあることを知ったのはしばらく前のことだ。秩父鉄道1000系電車の最後の活躍を追い求めて、昨年の冬もその前の冬もさんざん秩父に通っていた。そして、その行き帰りに通過する西武秩父線芦ヶ久保駅のあたりに、「あしがくぼの氷柱」いうのぼりがあることは気づいていた。

2015年1月31日土曜日

【秩父鉄道2014年冬】1003編成オレンジバーミリオンII、雪明かりのなかで


■2014年(平成26年)の豪雪のころに
2014年2月の大雪からまもなく1年経つ。私の住むあたりもそれなりに積雪があったが、みなさんご存じの通り、秩父地方の積雪量の多さはむしろ雪害と呼ぶほどだった。さて、数回にわけて積雪があったなかで、最初のころの積雪のなかを走る1000系1003編成「オレンジバ―ミリオンII」の姿をお見せしよう。EXIFデータを見ると2月5日とあるので、大雪の週末の数日前の姿だ。

2015年1月26日月曜日

【西武新宿線PETIT撮影記事】新井薬師駅にて



西武新宿線の新井薬師駅から電車に乗ってみた。久しぶりにやってきて、昔ながらの西武線の駅であることを見て、少しうれしくなった。南口改札を出ると店が並んでいるところ。古いレールを用いた柱。池袋線の駅は高架複々線化でこの10年ほどで姿を変えてしまった駅が多いので、なおさら久しぶりに見る感があった。

2015年1月25日日曜日

【デジタルカメラチラシの裏記事】好きな「色」にできること



先週末と今週末は撮影はお休み。昨年秋から請け負った案件が終了し、次の作業を請ける合間にいろいろ引き受けているので、撮影に行く時間が捻出できないでいる。ということもあるけれど、少々気が抜けた。

そこで、しばらく前に撮っていた画像を見ていて思った。試用させてもらったとある機種のことだ。カメラ部にはちょっとしたくせがある。けれど独特の色あいや質感描写はとても魅力的だ。おそらく思うに、私がカメラに求めることは撮影者の意思をきちんと反映してくれること。撮影者が設定をまちがえても、それが反映されてほしい。失敗は失敗として写るほうがいい。少なくとも、カメラのアシスト機能はオンとオフで切り替えられるほうがいい。設計者と私の好みが合うということはないからだ。

【撮影データ】とあるデジタルカメラ・WB:日陰・RAW+JPEG・撮影地:秩父鉄道小前田付近

2015年1月20日火曜日

【鉄道趣味チラシの裏記事】神電車のグルーヴ


■多摩モノレールは低空飛行しているかのよう
多摩モノレールに乗った。そのたびにいつも感じるのは、まるで小型飛行機で低空飛行をしているようだということ。乗るのはたいてい、立川北から玉川上水にかけてであり、この区間は高い建物が周囲にそう多くはないためか、あたりの家並みを見渡すことができる。そのせいか、列車に乗っているというよりも、どうも低空を滑空しているような気分になる。立川飛行機株式会社の跡地を通るという連想なのかもしれないが。

だが、どうもモノレールの速度がいまひとつ速く感じられないからなのか、あるいはそれなりの加減速はあっても走行音がゴムタイヤのためか少なくてわりともの静かに走る印象があるからか。眺望を楽しみつつもいまひとつ高揚するほどの気分の高まりはない。気分の高鳴りがあるとすればそれは、JR中央線の快速電車に乗るか、西武拝島線に乗り換えてからだ。

2015年1月18日日曜日

【秩父鉄道7800系撮影記事】ナナハチ、冬の秩父路を走る!


■東武ではない秩父のナナハチ
20世紀に「ナナハチ」といえば東武鉄道7800系電車を意味した。だが、21世紀になって15年もたつ今日の「ナナハチ」は、我らが秩父鉄道の7800系電車のことだ。「だ」と、断定の格助詞を使っているけれど、おそらくまちがってはいないであろうことは、前回のエントリーでも示した通り。おまいらが好きだからさ。読者のみなさんもお好きでいらっしゃるようなので。

2015年1月17日土曜日

【秩父鉄道7800系撮影記事】冬のナナハチ、活躍中!


■またもナナハチのことをくどくど書いちゃう
SLパレオエクスプレスの運行が終わっても、秩父鉄道には楽しい被写体がたくさんある。パンタグラフを二つとも掲げて走る冬のデキの魅力は前回のエントリーでも、いや、それ以前から何度もお見せしているが、私鉄電車好き、地方私鉄好き、そして東急電車好き(ただし、原理主義者の方は除く)にとっての魅力的な被写体といえば......やはり、みなさんの好きなナナハチ(7800系電車)だ!