2018年12月28日金曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その6.「畝傍駅にてもの思いにふける」


■桜井線の魅力は都市近郊を走るところ
JR井線(万葉まほろば線)の私にとっての魅力とは、歴史のある駅を結びながら、都市近郊をのんびりと走るところにあるとは、これまで何回かにわたって書いてきたところ。この夏にしばらく滞在していた松原市内から通ってみて、それを理解した。105系電車が里山の風景を走るところを見たいならば、桜井線よりもむしろ和歌山線の吉野口あたりででも撮るべきだろう。

2018年12月12日水曜日

【西武多摩湖線撮影記事】多摩湖線だより 黄色い263編成、今日も猛ダッシュ中!


■西武電車は「黄色い電車」だぞっ
西武多摩湖線沿線通いを続けている筆者だ。沿線を歩いていてテンションがアガることがあるとすれば、それは、黄色い塗装の牽引車代用でもある新101系263編成が運用入りしているのに遭遇すること。そして、復刻赤電塗装2本めの259編成の両者ともに運用入りしているのならば、その日はもうごきげんだ。やっぱり西武電車の色は、というよりもカルダン駆動の新101系電車の色は黄色がいちばんいい。真っ白よりも伊豆箱根鉄道塗装ならば好きなのだけど、黄色や赤電塗装のほうが私はずっと好みだ。

それは……趣味的にはくそ頑固なヒヒジジイだからだな、筆者が。

2018年12月11日火曜日

【西武多摩湖線撮影記事】多摩湖線だより 二本目の赤いアイツは元気です


■気がつけばもう、師走もなかば
走もすでになかばになり、仕事納めに向けてラストスパートという方も多いだろうか。忘年会シーズンに突入された方もいるだろう。週末頃から首都圏もめっきり冷え込みが強まり、日中の気温が10℃にも満たないこともあり、いよいよ冬本番なのだと思わされるし、今年ももう数えるとわずかしか残されていないのだと思い知る。って遅えよ筆者。時候の挨拶なんかしちゃってないでさあ……関係各位にはお待たせしていてほんとうにごめんなさい。

2018年11月25日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その5. 石津太陽橋と浜寺駅前のたそがれ

石津停留所まで戻ってきた
■石津太陽橋まで戻ってきた
度目かの阪堺電気軌道沿線訪問にして、ようやく終点の浜寺駅前までたどり着いた「カメラのおっちゃん」である筆者。もっとも、じつをいうと恵美須町から住吉までは未乗で、上町線と住吉〜浜寺公園前しか乗っていないのだけどね(!)とかいうカミングアウトはいらないな、ここでは。だって、天王寺駅前行きのほうが本数が多いんだもの。それはともかくとして、浜寺駅前から沿線を歩いて、石津停留所まで戻ってきた。それは、紀州街道にかかる太陽橋から阪堺電車を撮ってみようと思ったからだ。

ドジでのろまな……カメラのおっちゃんがカメを写す


2018年11月21日水曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その4. 浜寺駅前についに到着

天王寺駅前にモ501号車キター!

■もう冬ではないですか
阪のカメラのおっちゃん、というつもりで大阪に滞在していたころの写真をみなさんにお見せしている「関西リハビリ鉄記事」シリーズも、まだまだネタがある。ところが、帰宅後の「カメラおじさん」がうっかりしているあいだに、季節は確実にその歩みを速めていて、 窓の外にはもはや晩秋というべき風景が広がっている。あの木の最後の一葉がなくなったら……どころか、枯れ枝にクリスマスイルミネーションが這わされているようなていたらくだ。というわけで……と書くと、非論理的で大きく飛躍しているけれど、時の流れの速さにぼんやりしとったらあかんっちゅういいわけや。この「カメラのおっちゃん」がチン電の浜寺公園前にたどり着いた話を今日はやっとするで!

2018年11月15日木曜日

【秩父鉄道撮影記事】「EL埼玉県民の日号」走る

お! きたきた!

■埼玉県民の日というものがある
玉県民の日というのが世の中にはある。11月14日がそれで、県内の公立学校も休校になるようだ。「ようだ」と伝聞形で書いているのは、私自身は成人してから埼玉県に転居してきたし、都内に通勤する「埼玉都民」にとっては県民の日のおかげでなにかがあるわけではないので、身近ではなかったから。10月1日の都民の日のほうが、子どもの頃にじっさいに休校だったのを体験しているからよほど身近だ。

もちろん、住んでいるところに愛着はある。顔を見れば県知事もわかるし。ときどき、観光地に行くと視察に来ているのに遭遇して、その日焼けぶりにおどろかされるのだ。

2018年11月5日月曜日

【西武多摩湖線撮影記事】復刻赤電2本目、多摩湖線に登場!


■深まりゆく秋のなかで
10月末に行われる川越まつりが終わると、冷え込みが始める。とは、毎年のようにこのブログに書いているフレーズだ。川越まつりも終わり、とうとう11月になってしまった……というのが嘘偽らざる気持ちだ。みなさんは、秋の日々を楽しんでいらっしゃるだろうか。

2018年10月27日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】道明寺線に萌え☆ その2 近鉄南大阪線沿線滞在記 その5

給食センターそばの踏切から道明寺方を見る

■レッツゴー・道明寺!
んなわけで、奈良盆地を目指さずに、ある日近鉄南大阪線道明寺駅で降りた。まずは駅前を歩いてみる。たまたまやって来た……ごめん、もうじきやってくることがわかっていた「青の交響曲(シンフォニー)」などの南大阪線の列車を写した。数ブロック歩いて道明寺まで行こうとした。ところがこの日はじつに蒸し暑くて……駅から近い道明寺天満宮にお参りしただけだ。蒸し暑さにはほんとうに参ってしまう。

2018年10月26日金曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】道明寺線に萌え☆ その1 近鉄南大阪線沿線滞在記 その4

道明寺駅で降りてみたよ
■道明寺線、なんか超いい!
鉄南大阪線を利用するようになり、ほどなくして惹かれたのが道明寺線だった。道明寺から大和川対岸の柏原を結ぶ支線だ。道明寺線はいまでこそ近鉄南大阪線とJR関西本線を結ぶ「支線」だが、もともとは近鉄南大阪線の前身である河陽鉄道が1898年(明治31年)に柏原〜道明寺〜古市〜富田林を結んで建設した路線の一部なのだそうで、こちらが「本線」だったという。さらに、近鉄南大阪線がJRあるいは国鉄とおなじ狭軌の鉄道として建設されたのは、現在の関西本線との貨物輸送を行う意図もあったからなのだそうだ。

2018年10月20日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チン電でプチ旅 阪堺電気軌道沿線散歩 その3. 住吉鳥居前にて電車を見る


■降りたくなる停留所がたくさんあった
 堺電気軌道(以下、本項では阪堺電車と略)にこの夏に天王寺から乗った話を何度か書いている。初めて乗った日は浜寺駅前までたどり着く前に、どうしても降りてみたくなり大和川停留所までしか行けなかった。その後、堺市内の宿院や大小路から何度か大和川を目指したりしたものの、終点の浜寺駅前にはたどり着けなかった。というのも、阪堺電車は沿線のロケーションが変化に富んでいて、降りてみたくなるところがたくさんあったからだ。住吉大社付近の住吉停留所から住吉鳥居前もまた、神社の前の併用軌道を走る姿が魅力的で、つい降りたくなった場所のひとつだ。そこで、午後遅くに松原市内を出たある日、天王寺から阪堺電車に乗って住吉鳥居前で降りてみた話をしようと思う。

2018年10月11日木曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】チョイ乗りトレイン117


■乗りを楽しむ列車
う10月になったというのに……まだ、この夏の話をしている「カメラのおっちゃん」や。9月は列車にほとんど乗れへんかったから。

さて、奈良盆地の桜井線(万葉まほろば線)や和歌山線の沿線に出かけた帰り道に、18時までに松原市内に戻らなかればならないというときに、意図的に「電車乗り遊び」をしていた列車がある。それは、和歌山線の王寺発五条行き各駅停車473Mという列車だ。和歌山線の列車は基本的には105系電車が充当される。王寺〜高田では221系電車のこともある。それ以外に、朝晩に117系電車が用いられる列車が何本かあり、この473Mはそのうちのひとつであるということをたまたま知った。

なにしろほら……117系電車に乗ったことがなかったからさ。しかもこの電車は、もともと京阪神間の新快速用に作られていて、特別な追加料金が不要なのにちょっぴりゴージャスな内装が自慢だ。そりゃ、乗りたいだろ。