【おことわり】本記事は2010年9月に旧ブログで公開していたものを加筆したものです。2021年1月の本稿改稿時にも秩鉄100形電車の車体は長瀞オートキャンプ場にて用いられているようですが、リニューアルにより外観や内装が2010年の状態とは変わっています。また、昨今の情勢により宿泊ができないこともあるようです。弊紙は旅行情報サイトではありませんので情報のアップデートが必ずしもできているわけではありません。ご利用になる際には公式Webサイトも必ずご覧いただき、宿泊可否や営業状況などの最新情報をご確認くださいますように、お願いいたします。
■秩父鉄道100形電車とふれあった週末
2010年9月上旬のとある週末のことだ。秩父鉄道100形電車をひさしぶりに見てきた。白昼夢や妄想、模型ではない。実物の秩鉄100形電車だ。秩鉄100形は1988年に引退し、2019年まではそのうち2両が三峰口駅に保存されていた。あの半鋼製電車のことだ。この電車が撮りたくて中学生の私は秩父鉄道に通っていた。そう過去のエントリーに書いた。今回はもちろん三峰口にも行った。だが、これから書くのは三峰口の保存車両のことではない。私が出かけて100形電車を見たのは長瀞だ。そしてこの電車は2021年1月のいまでも健在のようだ。