2012年8月6日月曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】チョコバナナ様&オレンジバーミリオンII様、ご降臨


秩父へ行った際の「楽しみ」は人それぞれだろう。今なら、川遊びやかき氷などの夏の遊びを楽しめるし、物語の舞台を巡る楽しみ方もあるようだ。親子連れやごく普通の鉄道ファンのあなたは秩父鉄道のパレオエクスプレスを目当てに行くだろう。そして、もう少しディープな鉄ヲタ仲間のみなさんならデキと貨物列車が目的のはず。東急ファンのあなたなら、元東急8500系と8090系である7000系&7500系電車の活躍を目当てに行くのではないか。


しかし「昭和の秩父鉄道が好き」というゴリゴリの(鉄道に関してだけは)保守反動の輩(つまり、私)は、もっぱら元国鉄101系(「元JR東日本」と書かない意地っ張り)こと1000系を目当てに行き、その行き帰りに、昭和の雰囲気を実によく残した町並みや風景を楽しみに行く。まあ、いまさら言わなくてもお仲間のみなさんにはバレているはずだ。


そういう、日頃の心がけや行いのあまりよくない(らしい)私は、なかなか1000系に会えないことも多い。でも、ときにはこういうすばらしい日もある。秩鉄リバイバルカラー1007編成(チョコバナナ様)に到着後すぐに遭遇して歓声を上げたら、いい感じに日が沈む頃にすっかり期待していなかったオレンジバーミリオンII様(1003編成)に出会えたり。

日差しに赤みが差す頃に出会うオレンジバーミリオンは最高に素敵だと思う。日が沈んでから見るスカイブルーもいい。太陽の光がさらに出会いの感激をお膳立てしてくれるのだから、写真趣味はやめられない。いまや4編成しか残っていなくて、秋にはどう考えても1007編成が離脱しそうなのだから、1000系の元気な活躍もこの夏のうちに押さえておかないといけないな。