さて、筆者はここで自分の仕事の宣伝をしないようにしていた。今回はその禁を破って、最近手がけた仕事を紹介させていただこう。今回は校正者としてプリントアウトを前に赤ペンで赤字を入れた。
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『ぼろフォト解決シリーズ011 OLYMPUS STYLUS SH-1実写速報』
著:礒村浩一/イルコ アレクサンダロフ/小山壯二/才王/齋藤千歳
オリンパスPENシリーズテイストデザイン(オリンパスに言わせると「PENスタイルのプレミアムデザイン」)をまとい、25~600mm相当光学24倍高倍率ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジと略)の実写・レビュー。約100ページものボリュームで、豊富な作例とライバル機であるキヤノンPowerShot S120との比較も行っている。
いまやスマートフォンの普及により、コンデジというカテゴリは「高級機」「高倍率ズーム機」だけになりそうな勢いだ。センサーサイズやボディサイズが小さいほうがいい、という根強いファンがいるにもかかわらず、レンズ交換が可能な一眼レフファンが大多数の読者である既存のカメラ誌では、コンデジ記事に大きなボリュームを割けないでいる。本書では各機能を豊富な実写例によって知ることができる。
15日17時から21日17時ごろまで、アマゾンKindleストアにて無料ダウンロードキャンペーンを行っているので、興味のある方はぜひご一読いただけるとたいへんありがたい。私自身も、校正しながらふむふむと読みふけった。Kindle端末がなくても、スマホでKindleアプリをインストールすれば読めるよ!