2019年1月26日土曜日

【西武電車懐かし記事】西武電車の「向き」の話 続編

所沢駅構内で留置中(2009年6月)

■譲渡時に西武新101系電車は方向転換している
日の記事で西武鉄道の電車における、電動車の奇数偶数の関係と向きについて話した。そのあとハードディスクのなかをいろいろと見ていたら、かつて流鉄流山線に西武新101系が譲渡されるときに、甲種輸送の準備状態でいる写真が見つかった。それをよく見ていると、おお! 西武線内で方向転換がなされているじゃんか(いまごろ気づいた)。

2019年1月21日月曜日

【西武電車懐かし記事】西武電車の「向き」の話

 新所沢にて停車中のクモハ295は西武新宿方にパンタグラフがある

■近江鉄道800形と100・900形は貴生川方にパンタグラフが……あれ?
回のエントリーの冒頭に、彦根駅構内でパンタグラフを上げて、おそらくは出庫準備をしている900形電車と800形電車の写真をアップしてから、しばらく眺めていた。そうか、近江鉄道の100形、800形、900形電車は、本線貴生川方(あるいは八日市線近江八幡方)にパンタグラフのある先頭車が来るんだなあ、と。

2019年1月15日火曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】もうひとつの「近鉄」こと近江鉄道訪問記 最終回. 900形はイルカ?

あれ、イルカはいるか?

■彦根駅は……いいものだ!
江鉄道の鉄ヲタにとっての魅力のうちのひとつとして、とても有名だったのは彦根駅構内の留置車両のようすだった。いや、つい10年ほど前までは、留置車両どころか解体部品も多数置かれていて、宝のありかといっても過言ではないほどだったようだ。みなさんがネット上にアップしてくれている写真をいま見ると、思わずアツくなる。

2019年1月13日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】もうひとつの「近鉄」こと近江鉄道訪問記 その2. ハロー、シンイチ! 100形電車との「再会」

近江100形101編成はもと西武新101系295編成

■遅くてもしないよりはまし
「美しすぎる検事総長」といえば、クリミア騒乱のときにクリミア自治共和国で検事総長を務めていた、ナターリヤ・ポクロンスカヤ*のことだ。日本では、ね。

一時期この「なんとかすぎる」という大げさな言い回しがマスメディアで流行りましたね……あまりいいことだとは思わないけれど。ええと、私にとっての「遅すぎる近江鉄道初訪問」の続きを書く。遅すぎるけれど、いいの! だって「遅くてもしないよりはまし(Лучше поздно, чем никогда)」というでしょう。

2019年1月12日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】もうひとつの「近鉄」こと近江鉄道訪問記 その1. ガチャコン800形電車に乗る

手芸屋さんは移転して盛業中みたい。西友八日市店もまだあるのね

■もうひとつの「近鉄」
「近鉄」とは「近畿日本鉄道」の略称だ。けれど、近畿地方にはもうひとつの「近鉄」がある……らしい。というのは、滋賀県の近江鉄道のことを自分はそう略さないから。Wikipediaでどこかの誰かが書いたようなにわか知識なのでアレだけど。というわけで、この夏に筆者が2ヶ月ほど大阪で療養生活を過ごした際に撮り歩いた「関西リハビリ鉄」記事も、近畿日本鉄道の電車の記事の次に近江鉄道の訪問記を記すことで、最終章とする。退院した日に帰京する際に、いままでやってみたかったルートで帰ることにした。それは、新大阪からいっきに新幹線で都内へ戻るのではなくて、米原まで寄り道してそこから新幹線に乗るということ。

2019年1月7日月曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】魅惑の近鉄旧特急色16007編成(Y07) 近鉄南大阪線沿線滞在記 最終回

オレンジとネイビーブルーの特急、まだおったんか!
■バラエティ豊かな近鉄特急の一端に触れて
2ヶ月ほど近鉄南大阪線沿線に滞在して知ったのは、近鉄特急はバラエティが豊かであるということ。近畿地方での長期生活がはじめての経験だったどころか、そもそも鉄道知識が1990年代のまま更新されていないような筆者は、近鉄特急というといまだにオレンジとネイビーブルーのツートンカラーのビスタカーとスナックカー、サニーカーばかり思い浮かべるような、古式ゆかしい人間なのだ。さすがに前面非貫通の連接車のあれを思い出すわけではないですよ。

2019年1月6日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 最終回「御所(ごせ)にて、続き」


■緑豊かなところだから気に入ったのかも
所で乗り換えをするようになり、町の中心部を歩いたわけではないのにどうも気に入ってしまった、と前回書いた。その後なんども王寺発五条行きの和歌山線普通列車を利用して御所で降りるたびに、その理由を自分でもはっきりさせたいなあ、ともやもやしていた。そこである日、御所から和歌山線の玉手までひと駅歩いてみた。昼間の上下1本ずつしか列車が走らない時間だったので、歩いたほうが玉手まで行くのに早かった、という理由でもある。

2019年1月5日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その9.「御所(ごせ)にて」



■あけましておめでとうございます
愛なる読者のみなさん、あけましておめでとうございます。本年もみなさんにご愛読いただけますように、記事を書いていけたらと思っています。

さて、昨年夏から断続的に記している「関西リハビリ鉄記事」が年をまたいでしまいました。もう少しだけおつきあいくださいますとうれしいです。

2018年12月31日月曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】懐かしい103系電車に会いに奈良線へ 最終回「宇治で夕立に遭った日」


■もう一度宇治へ
の夏の在阪療養生活の終わり頃に、JR奈良線の103系電車を見るためにもういちど宇治へ出かけた日のことだ。学生さんたちの夏休み期間とはいえ8月も末で、そろそろ台風もやってくるかという時期で、ただでさえ蒸し暑い宇治も、それ以前に訪れた日よりもずっと蒸していた。

2018年12月30日日曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その8.「たそがれの畝傍」


■畝傍駅周辺に萌えた
て、桜井線(万葉まほろば線)105系電車を撮るために畝傍駅で乗降してみて、畝傍駅とその周辺のほうにすっかり心奪われた筆者は、なんとかここでうまく列車を魅力的に撮ってみたいと思い、列車の来る合間に駅周辺を歩いてみることにした。

なにしろ、日中の桜井線は上下ともに1時間に1本ずつしか列車が来ないからな。そして、ふつうの編成写真を撮るのはあきらめた。

2018年12月29日土曜日

【2018年夏関西リハビリ鉄記事】桜井線・和歌山線国鉄型電車乗り&撮り記 その7.「今井町の魅力」

蘇武橋から桜井線を見る

■八木西口駅で降りて驚いた
る日、JR桜井線(万葉まほろば線)の畝傍駅に向かうために、近鉄橿原線八木西口駅で降りたときに、「今井町(いまいちょう)へはこちら」という案内が目に入った。

無知な私は、今井町にはなにがあるのかなあと思いながらも、最初はあまり気にしなかった。けれどある日、この乗り換えをしようと八木西口駅を出たとたん、目の前の鉄橋を桜井線の105系電車が通過するのを目にした。いい雰囲気だなあと思い、畝傍駅にまっすぐ向かうのではなく、桜井線の鉄橋下をくぐってみた。なにしろ、日中は上下ともに1時間に1本しか来ない桜井線の列車は通過してしまったのだから、時間はある。