2023年4月10日月曜日

【上信電鉄撮影記事】桃源郷を走る二代目「桃源堂電車」700形第1編成


■桃源郷のような
3月下旬から4月上旬にサクラが咲いて淡い緑が芽吹き始めるときにどこかの里山を見ると、こういう光景を桃源郷というのだろうなと思う。大げさで陳腐な言い方ではある。でも、それまでの冬の枯れ野にいい加減飽きている時期だからか、ほかの季節の変化よりもずっと大きく心が揺すぶられる。

上信電鉄沿線を春先に訪問するのは、列車から見えるあちこちの山肌の芽吹きとサクラが咲き、あたり一面が明るく見えるのが好きだから。

2023年4月8日土曜日

【上信電鉄撮影記事】春の500形第2編成

サクラを撮るにはちょっと早かった。
ここがどこの駅かなんてインターネッツには書けないぜ(写ってる)

■西毛地区にも春来る
3月下旬の平日に、ふと思い立って上信電鉄沿線にでかけた。ここ数年は毎年のように、ソメイヨシノが咲き始めると上信電鉄を訪ねている。沿線の雰囲気が好きだから。

上信電鉄上信線はみなさんもご存知のように、町中を走るところも、山間をぬうように走る姿も、田園地帯を走る姿も撮ろうと思えば撮ることができる。

沿線風景が変化に富むところが好きだ。そしてもちろん、そこを走る車両も。

2023年4月4日火曜日

【JR八高線撮影記事】寄居にて春を愛でる【令和5年版】


■春が来た
サクラの開花が今年は早かった。本稿執筆時点で本州ではもう東北地方の秋田周辺で開花が始まり、青森でももうすぐ開花が始まるようだ。筆者が住む埼玉県南部では3月15日ごろに平野部ではエドヒガンが咲き始めて、22日ごろからソメイヨシノが満開を迎えた。開花時期に気温が低くなったためか、意外と長いあいだ花が散らないで済んだように思える。春が来ちゃったなあ。

2023年3月26日日曜日

【東武越生線撮影記事】81107編成オレンジ&ベージュと81111編成セイジクリームの上下列車交換をねらう


■オレンジ&ベージュを撮りにでかけたら……
話は3月中旬にさかのぼる。東武越生線を走る8000系電車4Rワンマン車のなかで、各種リバイバルカラーをまとった特別塗装の二編成のうち、オレンジ&ベージュの81107編成の列車交換をねらいにでかけた日のことだ。今日も越生線にいる特別塗装編成は81107編成だけだろうと思って交換駅で待っていたら、上り列車にセイジクリームの81111編成がやってきた。

2023年3月20日月曜日

【東武東上線関連記事】東上線8000系ワンマン4R車、営業区間拡大す

寄居にて。森林公園行きの表示を出している81107編成

■春のダイヤ改正をうっかりしていた
2023年春のダイヤ改正のことを私自身はあまり強くは意識していなかった。JR西日本の和田岬線に残された最後の103系電車R1編成の置き換え、JR東日本では高崎線・吾妻線を走る651系電車の置き換えがあり、西武鉄道では秩父鉄道乗り入れ列車がさらに減便されたことは知っていた。

首都圏での大きなニュースは、かねてから建設中であった相模鉄道と東急東横線を結ぶ神奈川東部方面線のうち、相鉄・東急新横浜線が開業したことだろう。相模鉄道はJR埼京線だけではなく、東急東横線・目黒線、東京地下鉄副都心線・南北線、東京都交通局三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、そして東武東上線とも直通運転を始めた。

本稿執筆時点では相鉄の車両が東武東上線内を走る、あるいは東武の車両が相鉄線内を走ることはないようだが、首都圏の交通ネットワーク化の流れとしては、非常に大きなインパクトを持つといっていい。横浜駅周辺開発のかつての主体であった相鉄が、みずから開発したターミナル駅を使わない旅客輸送を本格化させたというところが重要なのだ。

2023年3月18日土曜日

【東武越生線撮影記事】オレンジベージュの81107編成の列車交換シーンをねらって


■越生線のほかの場所でもオレンジベージュを撮ってみたくなった
このところ東武越生線をひさしぶりに訪ねて、8000系電車4Rワンマン車のうち、オレンジ&ベージュの81107編成を追いかけていた。高麗川橋梁で流し撮りやシルエットをねらうのはさすがに似た絵柄ばかりになるので、こんどはもっと列車の姿をはっきり写すような撮り方もしようと考えた。

2023年3月7日火曜日

【東武越生線撮影記事】オレンジベージュリバイバルツートンカラーの81107編成をねらいに東武越生線高麗川橋梁へ


正面が西日で反射するようにねらった

■81107編成がようやく越生線へ
少しまえに数年ぶりに東武越生線に通っていたことは記事にした。それなりに気に入った写真を撮ることはできていたけれど、心残りはないわけではなかった。それは自分がたずねた日には、同線を走る東武8000系電車のワンマン4R車のうち、セイジクリーム塗装の81111編成とオレンジベージュのリバイバルツートンカラーの81107編成に、出会うことがなかなかできなかったこと。

2023年2月28日火曜日

【カメラの話】カメラボディの「握りやすさを決める要素はなんだろう」と考えてみた話

Nikon F2、D2X、Dfとならべてみるとレンズの外形寸法が
だんだん大きくなっているところが興味深い

■カメラボディの「握りやすさ」とは
このところずっと考えていることがある。それは、カメラボディの握りやすさを決める要素とは、いったいなんだろうかということ。

2023年2月6日月曜日

【東武越生線撮影記事】8000系電車が行き交う東武越生線高麗川橋梁で再挑戦

いままでここでこう撮らなかったのはなぜだろう

■今度は右岸にも行ってみた
東武越生線をひさしぶりに訪ねてみたものの、何度撮ってもできあがった写真に不満が残ったという話の続きだ。どうも自分ではいまひとつ気に入らない写真になる。

そこで、不満を解消するためのヒントとインスピレーションがほしくて、ふとネット検索をしてみた。するとヒントを与えてくれる写真を「見つけてしまった」。それを見て頭を「ガツーン」とやられた。

2023年2月5日日曜日

【東武越生線撮影記事】東武8000系電車と三分割構図の話

ずいぶん長いことツートンカラーのまま走っていてありがたい81107編成

■東武8000系のことを思い出した
「私鉄の103系」などとかつては自分も呼んでいて、むかしはありがたみをそう感じずにいた東武8000系電車にたいして、私はそれでも自分なりの親しみを感じている。好きかといわれたら好きなのだ。2023年(令和5年)にもまだわずかに走っていることも、いまとなってはありがたいもの。

秩父鉄道沿線を寄居経由で訪問するときに乗っては、そのどっしりとした走りを堪能している。大宮で野田線の8000系電車を見かけるたびにも、いいなあと思う。

2023年1月30日月曜日

【西武池袋線PETIT撮影記事】「武蔵野鉄道デハ5560形」カラーの「西武鉄道創立110周年記念トレイン」をちょい撮り

わあ、思っていたよりも重厚でしぶい!

■西武2000系電車2069編成が「西武鉄道創立110周年記念トレイン」に
さる2023年1月24日(火)より、西武池袋線を走る2000系電車2069編成が、「西武鉄道創立110周年記念トレイン」として営業運転入りしている。2023年1月19日づけ西武鉄道ニュースリリースによると、「当社の前身である武蔵野鉄道を代表する車両『デハ5560形』をモデルカラーとして塗色変更した」のだそうだ。