2024年10月15日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】鉱石貨物列車の機関車故障(?)とその救援を目撃す

御花畑駅で全俺が泣いた

■横瀬のついでに秩父鉄道再訪問
10月の3連休初日である12日(土曜日)に、ひさしぶりに西武鉄道最寄り駅で「秩父フリーきっぷ」を購入した。まず横瀬車両基地で行われた「ちちぶ&よこぜ車両基地フェスタ2024」を訪ねた。今回はその後に秩父鉄道をひさしぶりに御花畑経由で訪問して、目撃したシーンについてまずは書く。

御花畑駅は小ぎれいに改装されていた。もともとの駅舎を生かしてレトロ風にリノベーションがなされたというのか。

2024年10月4日金曜日

【秩父鉄道撮影記事】鉱石貨物列車臨時運休の日に5000系を追いかけて(その2)

5002編成のサイドをギラリ!

■「東武鉄道×秩父鉄道 SAITAMAプラチナルート乗車券」を使いまくる
渓谷と山の上にかつてあったかんぽの宿(現 亀の井ホテル)最寄り駅で5003編成を撮って、やる気が出た。こんどはさきほど下り方向へ走っていった5002編成を、どこかで撮ろうと考えた。だが、同じ場所で撮るのもつまらない。

汗だくになるほどの暑さだ。亀の井ホテルの温泉も日帰り入浴ができるそうだ。着替えを持ってきて日帰り入浴してもよかったなあ。持ってこなかったのだからしかたがない。

そこで、関越インター近くにできたアウトレットモールの最寄り駅まで向かった。ねんのために記すが、着替えを買うためではなく撮影のため。「東武鉄道×秩父鉄道 SAITAMAプラチナルート乗車券」で上り方向に行けるもっとも端の駅だ。

2024年10月3日木曜日

【秩父鉄道撮影記事】鉱石貨物列車臨時運休の日に5000系を追いかけて(その1)

列車が動く時刻になってもパンタグラフを下ろしたまま

■ヒガンバナのシーズンのうちに鉱石貨物列車が走るかも
X(旧Twitter)のタイムラインを見ていたら、10月1日に秩父鉄道の鉱石貨物列車が走り始めたらしい、という投稿がTLに流れてきた。

秩父鉄道の鉱石貨物列車の荷主である太平洋セメント熊谷工場は、3月と9月に定修(ていしゅう)と呼ばれる設備の定期修理を行う。その期間内は、鉱石貨物列車は運転されない。同社Webサイト「従業員の声」のページにこうある。

(ここより引用)
「定修(ていしゅう)」と呼ばれる定期修理。熊谷工場では年に2回、9月と3月の半ばから、それぞれ約1カ月間生産設備を停止し、定修でメンテナンスを行います。
(引用ここまで)

2024年8月21日水曜日

【撮影術】デジタルカメラで「コダクローム64」の雰囲気を再現するためにあれこれ考える日々

Silkypix(写真はLUMIX用の同SE 8)にある「フィルム調K」

■「コダクローム64」を見ながら考えた
昭和から平成初期にかけて、中高生から大学生のころにコダクローム64(およびコダクローム64プロフェッショナル)を使って撮った列車の写真をこのところ見ていた。乳剤が非常に濃くて、いまのフィルムスキャナーのドライバーソフトではうまくポジ原板を肉眼で見る雰囲気にしづらい。そこで、ニコン「スライドコピーアダプターES-1」で複写していた。

2024年8月11日日曜日

【1988年・1989年鶴見線】鶴見線を撮ったコダクロームを「ニコンスライドコピーアダプター ES-1」でデジタル化する

武蔵白石駅構内から撮った安善で入れ替えをするDE10

■コダクロームのスキャン画像が気に入らない
私は25年近くニコンのフィルムスキャナーSUPER COOLSCAN LS-4000EDを温存している。スキャナー自体は温存できていても、それを動かすソフトウェアが減ってしまった。純正のNikon Scan 4は更新されなくなって久しい。

2024年8月7日水曜日

【JR鶴見線1991年】クモハ12とホキ2200がいた大川駅のこと【2024年8月加筆改定】


■薄力粉を買うたびに大川駅を思い出す
スーパーマーケットで日清製粉の黄色いパッケージの薄力粉「日清フラワー」を買うたびに、あるいは台所で炊事をする際に薄力粉を使おうと袋を取り出すたびに、JR鶴見線大川駅のことをよく思い出していた。

いまもおそらくそうだと思うけれど、薄力粉のパッケージに「日清製粉株式会社鶴見工場」という製造所名とともに、神奈川県川崎市川崎区大川町という住所が書いてあるのが目に入るから。この日清製粉鶴見工場はJR鶴見線大川駅前にある。

2024年7月31日水曜日

【AI Nikkor 85mm F1.4S】川越百万灯夏まつりのころの川越一番街


■薄暮の街を撮るために
先週末(7月27日土曜日〜28日日曜日)は川越百万灯夏まつりだった。蔵造りの川越一番街を中心に、出店や出し物があり、盛況だったようだ。その前日までの2週間ほどの期間の日没のころに、私は街を歩いていた。提灯が飾られているようすを撮るためだ。

2024年6月22日土曜日

【上毛電気鉄道懐かし記事】京王3000系=上電700型抵抗制御車の主電動機

AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

■Nikon Dfで撮っていた上毛電気鉄道
10年ほど前にNikon Dfを借りて上毛電気鉄道沿線をよく訪問していた。Kindle電子書籍でNikon Dfのハウツー本を『ぼろフォト解決シリーズ』として2冊出すためだ。現在もまだ販売しているから、ぜひお買い求めいただきたい(いきなり広告)。月額制読み放題サービスkindle unlimitedにも対応している。

2024年6月13日木曜日

【ニッコールレンズとレンズフードの話】『閃光のAI Nikkor 50mm F1.8S』第2章……AI Nikkor 50mm F1.8SにはHS-14が使えるのではないかと試してみた話

AI Nikkor 50mm F1.8S(国内版)
この個体は非AI露出計連動爪つき絞り環に交換されたもの
 

■AI Nikkor 50mm F1.8Sのレンズフードについてしつこく考えた

同時にいつも思う。おまいら、AI Nikkor 50mm F1.8Sが好きだな……と(失礼)。最短撮影距離0.45mの国内版の販売時期はそう長くはなかったものの、生産数は少なくはないのか、そう珍しいレンズではないのだが。でもまあ、少なくとも1990年代から「わかっているひとは好んで使うレンズ」ではあったように思う。AI Nikkor 50mm f/1.4Sのほうがユーザー数がずっと多そうだが。

2024年6月10日月曜日

【東武野田線PETIT撮影記事】オレンジ&ベージュの8111編成と方向幕残置の8159編成に出会ったのだ

 

■大宮を通るときにふと思い出した
交通の要衝である大宮駅を通過する機会が私には非常に多い。昔からお世話になっている主治医の勤務先が高崎線沿線にあるから、あるいは私が埼玉県南部在住でJR高崎線や北陸新幹線、上越新幹線、および東北新幹線を利用するのに大宮が便利であるから。もしくは、都心よりもやや近い繁華街であるからといった、いろいろな理由がある。

2024年5月25日土曜日

【航空自衛隊YS-11EB】空模様の変化は想像しづらい


■空模様の変化は予想できない
5月末から梅雨にかけて、日没時の空が強く赤く焼けることがある。冬よりも色が赤く見えるのは大気中の水蒸気の量が多いためだそうだ。ただ、この焼け方はなかなか事前に予想ができないところがとてもおもしろい。

自宅で作業をしていたある日、航空自衛隊の基地からYS-11EBが離陸する音が聞こえた。航空自衛隊のYS-11FCの退役により、オリジナルのロールス・ロイス「ダート」エンジンを積んだ機体はもう飛んでいないが、ゼネラル・エレクトリックT64エンジンに換装してプロペラも3枚にした「スーパーYS」シリーズのYS-11EAとEBはまだ残されている。日本国内で飛行する最後のYS-11シリーズだ。ただし、ダートエンジンとは異なる音なので、耳にすればわかる。回転数が変わるときに音が止まって聞こえるような特徴もある。C-130HのアリソンT56にも少し似ているが、T56はもっと低音でもっと大きな音がするように思う。