2013年9月3日火曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】「さよなら国電リバイバル1000系貸切ツアー」臨時電車、走る

秩父鉄道でボクたちとあくしゅ!

■国電リバイバルカラー混色列車走る
2013年8月31日の秩父鉄道「さよなら国電リバイバル1000系貸切ツアー」当日のようすをお伝えしようと思う。すでに、さまざまなブログで内容はくわしく伝えられているので詳細は省く。概略を書くと、さる8月17日と31日に、1001編成スカイブルーと1003編成オレンジバーミリオンIIが6連を組んで熊谷から三峰口まで往復した。上下ともに1001編成が先頭となり、走行中はヘッドマークを掲示しないという一般撮影者にも喜ばれそうな編成だった。

長瀞駅での撮影タイム。ヘッドマークなしの演出がすばらしい

赤デキ(デキ103)が熊谷貨物ターミナルと武川を走っていたとか、デキ102や105が貨物運用に入っていたとか、武州原谷で臨時停車が行われたり、秩父ではナナハチ(7800系電車)と交換があったりとか、沿線で撮影していた方でもとても楽しめたのではないかと思う。秩父鉄道の関係者のみなさんには心よりお礼申し上げます。

2013年9月1日日曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】センガタンは、休息中!

構内灯のスポットライトを浴びて明日の仕業に備える
■夜の鉄道車両の魅力
道車両は金属でできた無機質なかたまりだからか。あるいは電気ともども産業革命の産物だからか。さまざまな理由がありそうだけれど、人工照明に照らされた車両は独得の魅力に満ちあふれていて、とてもフォトジェニックだと思う。 そんなことを考えながら、翌朝の仕業に備えて編成を組まれて熊谷に留置中の秩父鉄道1000系電車をねらった。パンタグラフが下がり通電していないとはいえ、あたりの照明を浴びてしばしの休息する姿には、昼間とはことなる魅力がある。

2013年8月29日木曜日

【Nikon1関連記事】「意外とドジでも予想以上にいい」

センサーサイズが小さいせいで絞りを開いても被写界深度は深め
 
■Nikon 1 V1を買ってみた
Nikon1 V1はなかなかおもしろい。なにごとも経験してみないとわからないものだ、と改めて思わされた。

以前から、仲間うちでどのミラーレス機が使いやすいか、という議論をするなかで「Nikon1シリーズの動作は結構いい」という意見も聞いていた。ただし画質がいいという声は聞かなかった。ただ、この動作レスポンスのよさというのは重要で、実際にNikon1 V2を業務に使っているひとも知っている。私にとっても動作のよさというのはかなり重要な要素だ。少なくともデジタル一眼レフ(以下、一眼レフと略)を選ぶ際にはかなり重視する。

2013年8月21日水曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】夏の夜の夢。センガタン1001編成&1010編成交換!

夜の電車は光のかたまりみたいで素敵だ

■熊谷は暑いが秩父鉄道がアツい
先日は秩父鉄道で、もはや貴重な国鉄型である1000系電車6連(スカイブルー1001編成+オレンジバーミリオンII 1003編成。以下、それぞれスカイブルー、オレンジと略)による臨時電車が走った。たいへん盛況だったようで、いつもお世話になっているおっとっとさんによるレポートを拝見し「ををを! こりゃあ長いぜ!」 とシビれるばかりだ。

2013年8月19日月曜日

【Nikon1関連記事】Nikon1を試す(その2)

F2.8でも被写界深度はけっこう深い。輪郭強調を一段減らした

■Nikon 1 V1の画質のこと
前回のエントリーでNikon 1 V1を入手した経緯について書いた。今回は画質について気づいたことを記す。 1型センサーであるためか、35mmフルサイズやAPS-Cサイズに比べるとセンサーサイズが小さいぶんダイナミックレンジが狭いようで、レタッチ耐性は強くはない印象を受けた。したがって、露出オーバーには要注意だし、露出アンダーにしすぎてもよろしくはない。

2013年8月15日木曜日

【東急on西武ちょこっと記事】『伊豆のなつ』を西武線内で撮る


何かヘッドマークがついているのは見えていたけど
撮影後に拡大再生してびっくり

■キミは『伊豆のなつ』号を知っているか
東急電鉄では毎年、伊豆観光をアピールするラッピング電車『伊豆のなつ』号を走らせているのは、小ブログにお越しくださる鉄仲間のみなさんにはご存知の通り。 ここ数年は田園都市線の8500系電車8614編成がその任務を担っていて、東急8000系列ファンのみなさんが田園都市線で伊豆急行カラーをまといながら走る8614編成の様子を撮影して、Web上にアップしてその勇姿を伝えてくれていた。

2013年8月13日火曜日

【Nikon1関連記事】Nikon1を試す(その1)

F4.5まで絞っているので中心部のピントはなかなかのもの。
四隅は流れる。RAWで撮って周辺光量を多少落とした

■気分一新したくてNikon1 V1を手に入れた
この夏は写真趣味活動は残念ながら低調だ。あまり体調が思わしくないので、こればかりは仕方ない。気長に待つことにするほかない。

そんななか、自分の気持ちに渇を入れるべく、あるいは、ありあまる好奇心を満たすべく、新たな機材を導入した。ニコンのミラーレスカメラである「Nikon 1 V1薄型レンズキット黒」だ。

ここまで書くだけで、カメラにくわしいお仲間のみなさんが「え!」という戸惑ったような顔をするのが見えるような気がする。

2013年8月5日月曜日

【江ノ電ちょこっと鉄】江ノ電に乗ってみた

なかなかシックなこの塗装は沿線によく似合ってる

■江ノ電沿線にふらり
もう2週間ほど前になるだろうか。知り合いの写真家が湘南モノレールの江ノ島駅前のギャラリーで写真展をしているというので、ずいぶん久しぶりに江ノ島まで出かけてきた。いや、島に渡っていないから正確に言うと「モノレールと江ノ電に乗ってきた」。

江ノ電にはそれなりに乗ったことはあるのに、考えたらカメラを向けたことがあまりない。古めかしい小さい車両が路地裏や海沿いを走る様子は、とてもフォトジェニックなのに。きっと私にとっては「観光の対象」なのかもしれない。10年ほど前にはソ連製ブローニーカメラであるKIEV-6SやSALIUT-Sで沿線を撮り歩いたことはあるのに、そのときも電車にカメラをあまり向けていない。だから、純粋に電車を撮ろうとしたのは、もしかしたら初めてなのかも。

2013年7月11日木曜日

【銚子電鉄撮影記事】京王リバイバルカラー同士の交換シーンを撮る

醤油工場わきのカーブを曲がって登場!

■「昭和の京王電車」あらわる
「京王グリーン車」と当時呼ばれていた、京王帝都電鉄時代の5000系電車以前のライトグリーン塗装の電車を見たくて銚子電鉄を訪れた、と前回のエントリーでは書いた。でももちろん、ライトグリーンだけではなく、アイボリー地にえんじ色の京王特急色も捨てがたい。特に、サハを伊予鉄時代に改造し、「京王5000系ちっく」な運転室を取付けた外川側のクハには、京王特急色がよく似合う。

本物の元京王5000系電車が見たければ、富士急や一畑電鉄に行けばいいのだが。それはまあ、そのうちにね。

私がこのイベントのある日に銚子にやってきたのは、ふだんであれば元京王電車であるこの2000形は一編成しか走らず、元営団地下鉄銀座線の1000形単行と組み合わせて使われているはずのところ、この日はイベント輸送と1000形は検査期間までに走行距離を稼がせないために、二編成がどちらも走るはずと踏んだから。

2013年7月10日水曜日

【銚子電鉄撮影記事】走れ元京王グリーン車

醤油工場をバックに銚子駅へ進入
■暑さとアツさに参った
早い梅雨入りと早い梅雨明けに驚き、連日の暑さにいささか参ってしまった。みなさんお元気だろうか。暑いのは嫌いではないのだけど、まだどうも体がついて行かない。

週末はそれにしてもほんとうに暑かった。暑かったし、銚子の仲ノ町あたりはアツかった、かも。そう、この日は銚子電鉄創立90周年記念イベントが行われて、私にしてはたいへん珍しく銚子電鉄に乗りにいってきたのだった。乗ったことは以前もあるけど、撮ったのは実質的には初めてだ。

2013年7月3日水曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】1001編成スカイブルー俳句展示列車最終日の活躍を撮る

パレオ通過後に有名撮影地を独り占めしてゲット!

■スカイブルー「俳句展示列車」を撮った
2013年6月30日日曜日で秩父鉄道C58363の「後藤工場タイプデフ+形式なしナンバープレート掲示」が終了した。そしてこの日にあわせて終了したのが、1000系1001編成スカイブルーの俳句展示列車だ。いずれも梅雨時期のファン誘致の仕掛けだろうし、もうすぐ梅雨も終わって夏休みになれば沿線には観光客がやって来るよ……と思っていたら、夏休みにすごい列車を走らせる仕掛けとして、スカイブルーの1001編成とオレンジバーミリオンIIの1003編成をあわせて6両編成で夏休み中に2回走らせるという発表が秩父鉄道からあった。スカイブルー+オレンジバーミリオンの6両編成とは、かつての東武東上線からやって来た「みつみね」号や「ながとろ」号みたいな長さではないですか。