2015年11月7日土曜日
【デジタルカメラチラシの裏記事】明瞭度というパラメーター
このところ、フォトレタッチソフトやRAW 現像ソフトにおける「明瞭度(clarity)」というパラメーターが気になっていて、試行錯誤を重ねている。くわしい説明はニコンイメージング内の特設サイトをご覧いただくほうが早い。ふだんはくっきりさせるためにわずかに用いている。D750以降のニコン一眼レフではピクチャーコントロール上でもこの明瞭度がやや強くされているのをみることができる。また、人物撮影時などにわずかによわめることで、にじませることができるのもおもしろい。この明瞭度は私にはローパスフィルターレスの絵ともセットで用いる。いままでに得にくかった効果だからこそ、試行錯誤をしているわけだ。
2015年11月6日金曜日
【お仕事のご報告】『キヤノンEOS Kiss X8i 脱・初心者マニュアル』発売中!
【お仕事のご報告です】
さいきんも、立て続けに関係しているKindle電子書籍のカメラ本『ぼろフォト解決シリーズ』を出しております。共著で出したのはキヤノンEOS Kiss X8i 本です。
この『脱・初心者マニュアル』は機種別のカメラ操作ガイド本ですが、この秋よりあらたにシーン別撮影解説と構図の基礎知識ページを設けました。さまざまなガイド本がありますが、ぼろフォト解決シリーズレーベルの『脱・初心者マニュアル』は、プログラムAEやシーンモードではなく絞り優先AEを使って写真を楽しみながら、写真の楽しさやカメラ操作を覚えていこう。というところに特徴があります。プログラムAEやシーンモードだけではもの足りなくなった「自分の狙い通りに撮りたい」と思い始めたかたにおすすめです。
書名:『ぼろフォト解決シリーズ071 絞り優先でカメラはもっと楽しい! Canon EOS Kiss X8i 脱・初心者マニュアル[Kindle版]』
著・編集・写真:秋山 薫/齋藤千歳
価格:450円
Kindle端末、iPhone、iPadなどのiOS端末、Android端末のほか、パソコンのブラウザでも読むことができます。ぜひご一読ください。
2015年11月4日水曜日
【航空自衛隊YS-11FC撮影記事】YS-11FC 52-1151号機をNikon D7200で撮って、2,400万画素&ローパスフィルターレスにしびれる
■航空祭を基地周辺から撮ることに
11月3日(祝)は航空自衛隊入間基地の航空祭が例年行われる。近年、首都圏でエアーショーが行われることもないこと、行楽における安・近・短の志向、さらには航空自衛隊の広報活動の成果によるものか、入場者数の多さには驚かされる。基地所在地である狭山市の人口を上回る来場者数があるといわれるために、近隣の交通渋滞や西武池袋線の混雑も激しい。
その混雑ぶりを知っていることから、基地内に入ることをせずに基地周辺で行き来する航空機を見ていることが私は多い。入退場が可能なゲートが限られており、人出も多い基地内にいったん入場すると退場するまでの時間がかかるので移動しにくい。今年は青空に恵まれたというのに、所用で午後のブルーインパルスの飛ぶ時間は出かけねばならなかった。そこで、9時半から50分にかけて毎年いちばん最初にフライトする飛行点検隊のYS-11FC 52-1151号機だけを基地周辺から今年は撮った。去年もそういえば、そのあと秩父にでかけたのだった。
2015年11月1日日曜日
【秩父鉄道SLパレオエクスプレス撮影記事】秩父路秋本番なり
■秋の秩父路にて
2週間ぶりに訪れた秩父路は、すっかり秋の装いだった。先々週はまだ紅葉は始まったばかりという印象だった。
そこでSLパレオエクスプレス5001列車を安谷川橋梁を越えた先の駅で迎えた。影森〜三峰口はこれからの季節は日陰になる時間が多い。ここもタイミングを選ばないと木立の陰になる。これで450mm相当の300mmだ。
2015年10月31日土曜日
【西武多摩湖線1980年代】多摩湖畔の湘南フェイス
AI Nikkor ED 180mm F2.8S にほれた一枚 |
■なんとなく身近な西武多摩湖線
西武多摩湖線にときどき思い出しては行く。西武湘南フェイスの最後の一党である新101系電車が走っているからでもあり、多摩湖や狭山湖、狭山公園や西武園遊園地に行くためだ。西武遊園地駅のことをいまでも多摩湖駅(2021年3月より「西武遊園地」から「多摩湖」という以前の名称に戻されました)と呼んでしまうこともあるほど、いまだに私のあたまは昭和のオッサンなままだ。
でも、それには理由があるつもりだ。多摩湖線をかつて長い間走っていた351系電車は、私には古くさくてとても印象的で、そのために私を旧型電車趣味に誘ったきっかけとなる電車であり、印象がとても強かったからだ。もちろん、いいわけではあるけれど。
2015年10月28日水曜日
【東武越生線PETIT撮影記事】『オゴセ戦記』
■人間は弱い
「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」とは、むかしの人はうまいことを言ったものだ。すっかり日没が早くなり、もう10月も終わりの秋の本番になりつつあると日々思う。終わらない原稿を目の前に焦るわけですよ。アップしかけでブログをまる一日、いや二日だったか放置するほど。なんだこのフェリーニの『8 1/2』みたいな、メタ的な前書きは。
問題は、その原稿の山はこのブログのための創造物でもなんでもなく、ほんとうに実在するということ。影との戦いに負けているよ、私。ここでいう影とは、人間の弱さのことですね。私が弱いだけだ。
2015年10月24日土曜日
【チラシの裏】バスユーザーに俺はなる!
2015年10月22日木曜日
2015年10月14日水曜日
【JR北海道PETIT撮影記事】しみじみ鉄、北に(最終回 急行『はまなす』撮影記)
午前5時10分すぎ、JR北海道千歳線長都駅。渡道2回めの私は、駅に着くまで「おさつ」と発音することさえ知らなかった。知らないとそう読めないなあ。千歳線の各駅停車は6時台までないので、駅には私と相棒の二人しかいない。10月第一週の5時過ぎの気温は10℃以下で、数日前まで首都圏で日中の気温が25℃もあり、高湿度のなかで暮らしていた私には、一足先に秋を体感するような寒さだ。じっさいに、早出のサラリーマン氏は冬のハーフコートを着ていて、それが大げさに思えない。
10月上旬だからまだ明るい。それでも、これからの季節ではより札幌寄りではないと走行シーンを撮るのは、高感度撮影が得意なカメラではないと難しそうだな、と思いながら苫小牧方面へ向かう貨物列車が通過するのを見送った。しばらく経つと、苫小牧方向から待ち構えていた列車と思しき前照灯が見えた。
2015年10月13日火曜日
【ひたちなか海浜鉄道撮影記事】さよならキハ2004。平日早朝の旧型2連の勇姿を撮る(その2)
■那珂湊留置中の姿もいい
ひたちなか海浜鉄道の早朝の2連は、那珂湊から阿字ヶ浦まで回送されてから始発の上り列車になり、朝のラッシュアワー後に編成を解かれるまで沿線を往復するようだ。勝田方からキハ205+キハ3710形というのがおもな運用なのかもしれないが、この時期はおおむね勝田方からキハ2004+キハ205のことが多かった。この2連を撮るために複数回訪問しても、いずれも旧型2連に遭遇できたのは絵的にはさいわいだった。連休明けの今日からはキハ205+キハ3710形で走っているようだ。
2015年10月12日月曜日
【ひたちなか海浜鉄道撮影記事】さよならキハ2004。平日早朝の旧型2連の勇姿を撮る(その1)
■キハ2004-キハ205のありし日の勇姿
ひたちなか海浜鉄道の公式Webサイトによれば、JR東海から購入したキハ11の導入にともない、旧国鉄キハ22タイプの旧型気動車のうちキハ2004号車(元留萠鉄道新造車)が近く引退するという。それをうけて、この連休にはキハ2004が単行運転を行っていたようだ。私はあいにくこの連休の単行運転の様子を見にひたちなかを訪問することはできなかったが、梅雨の頃に平日の始発列車の様子を見に出かけたので、その際に写した(勝田方から)キハ2004+キハ205の勇姿をお目にかけたいと思う。
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