2015年3月14日土曜日

【西武多摩湖線新101系263編成撮影記事】だって、黄色いアイツがいたから


JRダイヤ改正のこの日。首都圏でも『北陸新幹線金沢開業』『上野東京ライン開業』の動きがあったのはご存じの通り。でも、私はすっかりそんなことを忘れていた。より正確にいうと、商店街を流れるラジオで思い出したくらい。考えたら、電車に毎日乗っていてもJRを使わないからかも。思い出せないことや認識しないことは、私には存在しないこととほぼ同義なのだろう。

この日私が考えていたのはむしろ、抵抗制御の電車の音が聴きたいなあという、実に極私的でヲタ的なことだった。さらに、そんな電車をできればマニュアルフォーカスレンズで地味に撮りたいなあ、というもの。そこで、かのD2XにMFニッコールをつけて散歩がてら多摩湖線に寄ってみたら……奴がいた! 西武鉄道に残る唯一の黄色い新101系である263編成だ。








『西武プリンスドーム』になったことも荒川静香が始球式に立ったことも知らず、けれど「この乗客の多さはもしや。土日デーゲームダイヤか?」ということだけはわかったので、萩山でしばらく運用を見ていた。そして、多摩湖北線に再び263編成がやってきたのは日没後だった。それでも、いつもと同じ絵であっても何とか撮ってみたというわけだ。


この場合は、絵にすることよりも撮る行為が楽しい。D2Xはさすがに、暗くなるとキツイ。でも撮っている時のミラーバウンドの少なさと「どすっ!」というミラーを抑えこむ音が好きなのだ。導入時はまさか10年も使い続けるようになるとは思わなかった。その理由は、音と感触につきる(経済的にナンだ、ということはあえていわない)。そしてですねえ、フラッグシップ機を一度使うと、うーん。ミドルクラス機では頼りなさがなんともアレな気持ちになってしまい、積極的に買い換えたくなくなってしまうのです。さすがに、今年は高感度に強い本務機を入手したいが。

というわけで、JRダイヤ改正であっても西武の電車をちょこっと撮って満足している私だ。でも、いいのだ。好きな路線以外はおそらく私には存在しない。そして、その好きな路線を好きなカメラで撮ることが、趣味の楽しさなのではないか。

【撮影データ】Nikon D2X・Ai Nikkor ED 180mm F2.8S、Ai Nikkor 50mm F1.8S、Ai Nikkor 35mm F1.4S・RAW

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