2017年7月10日月曜日

【航空自衛隊YS-11FC】本日もまた……YS-11FC 52-1151号機の「夜間飛行」に胸アツ


■滑走路に行ってみると
夏至を過ぎてわずかに日没の時間が早くなりつつある。それでも、19時頃まではあたりは明るい。明るい雰囲気の写真を撮影するのであれば、屋外での撮影が楽しい時期だ。日中の作業を終えてから、夜間飛行訓練を撮るために滑走路脇に立ってもまだ明るい。私自身はどちらかというと、日中に飛び交う航空機よりも、薄暮の頃に飛ぶ姿のほうに魅力を感じる。美しいから。そして、撮影の難易度が高くなるぶん、夕方のほうが好きだ。それに、むずかしいものを撮らなくちゃ腕がにぶるもの。というわけで、よくよく考えたら、日中の写真が手元にあまりないかも……。

2017年7月5日水曜日

【上毛電気鉄道2015年6月】2017年にあらためて、Nikon Dfのこと


■2017年になってもNikon Dfが好きだ
おととしのいまごろは、Nikon Dfを使わせてもらい、上毛電気鉄道を撮っていた。そのときの写真はKindle電子書籍の『ぼろフォト解決シリーズ037 Nikon Dfで上毛電気鉄道を撮る! しみじみ鉄道写真家・秋山薫編』『ぼろフォト解決シリーズ060 Nikon Df 脱・初心者マニュアル』にまとめた。

その後も、ありがたいことにいろいろなカメラを使わせてもらっているのだが……Nikon Dfはやはりいいなあ、と思い出す。

2017年7月4日火曜日

【東武越生線撮影記事】オゴセ戦記2017梅雨(と、デジタルカメラの絵作りについてごにょごにょと)


■思い出しては東武越生線に
6月下旬のとある曇り空が広がる日曜日のこと。自宅を遅くに出て行ける場所を考えていて、東武越生線の高麗川橋梁のことを思い出した。八高線の入間川橋梁はしばしば行くから、たまにはちがう場所に行きたい。とはいえ、越生線「リバーサイド駅」だって似たような距離感だ。

2017年7月3日月曜日

【秩父鉄道撮影記事】デキ「あたり」の日


■秩鉄デキ運用が「大あたり」の日だった
ひさしぶりに秩父に行った。6月にも撮影に秩父に出かけていたものの、ここに記事にしていなかった。SLパレオエクスプレスの運行30周年記念のデフレクターの鳳凰の装飾も撮ったのだけど……。それでも、秩父鉄道は楽しいなあと思わされたのは、おそらく鉱石貨物列車を牽引するデキが、自分にとって、そしておそらく、大多数の鉄のお仲間のみなさんにも「あたり」だったから。最近は「どこどこ鉄道のなになに線のなんとか形」であるかどうかがわからない写真をおもに撮っているとはいえ、できれば好きな車両が来るほうが自分には気分が高揚する。そこんところはやっぱり鉄だからな。

日曜日もまず、SLパレオエクスプレス5001列車を待ち構えていると、対向でやってきたのはチョコバナナデキことデキ502。昨年以来、じつは目撃回数も少なく、撮影できていないのだ。まあその、今回もこれしか撮影できていないけど。

2017年6月25日日曜日

【西武多摩川線2010年】西武101系低運転台車と構内踏切


■もうひとつの「多摩川線」のこと
先日、東急池多摩線……いやいや、池上線と東急多摩川線に乗り、池上駅の構内踏切と7700系電車を撮った。そういえば、「別の多摩川線」の構内踏切のシーンを昔撮ったことを思い出した。あれはたしか、西武101系低運転台車(初期車)が最後の活躍をしていた2010年のこと。西武多摩川線の多磨駅でのようすだ。

2017年6月23日金曜日

【八高線PETIT撮影記事】「武蔵五日市・高麗川行き」に乗る

ホームでは「『こうらいがわ』ってどこ?」と若い男性の声が聞こえた

■東京発武蔵五日市・高麗川行きを見かけてエイヤ!
週末に用事があって都内の中央線沿線に出かけた帰り道のことだ。荻窪で下り中央快速線のホームで列車を待っていたら、たまたま「武蔵五日市・高麗川行き」の列車がやってきた。この列車に乗るときに、このところ自宅での作業ばかりが続いていて遠出していないし、列車にゆられるのもいいなとふと思い、高麗川経由でわざわざ遠回りをして帰宅しようと思いついた。飲んだ帰りだからというのもある。たいへん衝動的な行動だ。カメラも持っているし。

2017年6月17日土曜日

【1980年代国鉄101系電車】「シーサイドライナーヨコスカ」のこと

もともと武蔵野線を走っていた101系1000番台車なので、
方向幕が武蔵野線の「府中本町-南越谷」なのがご愛嬌。
この「府中」と「越谷」だけが大きい「府中本町 - 南越谷」という行先表示も懐かしい

■「シーサイドライナーヨコスカ」をキミは知っているか
鉄分割民営化からJR移行の直後にかけて、各地の国鉄およびJR工場や車両基地ではさかんに一般公開が行われていた。多くは、施設や古い車両を見せてくれるものだったけど、なかには「これから行う予定の新サービス」を先行公開するものもあった。

1986年8月の国鉄大船工場(当時)の一般公開でよく覚えているのは、武蔵野線用にA基準に難燃化改造された101系電車1000番台車のクモハ101-1015+クモハ100-1015が斬新な色に塗られて「シーサイドライナーヨコスカ」のヘッドマークをつけていたことだ。

2017年6月15日木曜日

【東急池上線7700系撮影記事】池上駅の夕日


◼︎池上線に乗った
 山手線沿線に用事があって都心に出た帰り道に、思い立って東急池上線に乗った。最近はほんとうに鉄道に関して情弱なので、東急7700系電車の運用はわからない。そもそもいま何編成残っているのかも知らずに、五反田から乗ってみた。けれど、そのタイミングでは7700系は雪が谷大塚で1編成見かけただけ。もしかしたら多摩川線には走っているのか、蒲田までさっさと行こうかと思いながら池上まで来た。そのあいだずっと、上下ともに1000系と同1500番台車、新7000系しか見なかった。

2017年6月11日日曜日

【ニッコールレンズの話】AI Nikkor 85mm F1.4SをD750で使ってみた


■マニュアルフォーカスのAI Nikkor 85mm F1.4SをD750につけて撮った
35mmフルサイズセンサー(ニコンFXフォーマット)を備えたニコンD750を試用する機会があった。D750ボディはなんども試す機会はあったものの、自分で所有はしていない。35mmフルサイズセンサーを備えたデジタルカメラ自体を私は所有していない。そこで、高校生のころに買ったもののさいきんはめったに使わなくなっていたマニュアルフォーカスのAI Nikkor 85mm F1.4Sを装着して、少し撮ってみた。

2017年6月5日月曜日

【1980年代西武鉄道】上信電鉄クモハ103-クハ103解体の報を聞き

おそらく1985年(詳細不明)。小手指車両基地にてクモハ472ほか

■上信電鉄100形103編成が解体される
上信電鉄高崎駅構内にながらく留置されていた100形電車(元西武451系電車)クモハ103-クハ103編成の解体が始まった、というしらせをTwitterで聞いた。構内の移動と陸送の準備に数日かけていたようなので、そのようすを見に行くことはできなくもなかったけれど、やめてしまった。

2017年6月4日日曜日

【航空自衛隊YS-11EB】夜の飛行機に胸が熱くなるわけ


■薄暮の空を飛ぶ姿がいい
薄暮の頃に飛ぶ航空機を見ると、なにやら胸が熱くなるのは、おそらくサン=テグジュペリ『夜間飛行』を連想するから。とても安易な連想だと我ながら思う。でも待てよ。航空機に限らず、列車でも、人物でも、あるいは薄暮の風景そのものに惹かれるのだ。そうなるとこれは、航空機を撮っているというよりもむしろ、空模様や色の変化、光の移ろいゆくさまを撮っているにちがいない。