2022年12月27日火曜日

【写真術のお話】ストロボ関連アクセサリーをあれこれと増強した話

これがGODOXってやつか!(なにかちがう)

■神牛始めました 
ここ7〜8年ほどだろうか。GODOXのストロボ(カメラ専門誌のように「ストロボ」と表記する。エレクトロニックフラッシュあるいはスピードライトのことね)が業務ユーザーのあいだで大きなシェアを得つつある。GODOXは深センの照明器具メーカーだ。「神牛」と漢字で書いてある。

フランクリン・ルーズベルトの時代のC-54(DC-4の軍用輸送機型)のアメリカ大統領専用機は"Sacred Cow"と呼ばれていたよね。oxとcowのちがいは……知らないのでググりました。oxは去勢されたオスでcowは牧場に飼われているメス……英語ってむずかしいわね。

2022年12月6日火曜日

【秩父鉄道撮影記事】5000系電車と秩鉄リバイバルカラーの6003編成も大活躍

武甲山ふもとの駅にいるあれは……6003編成!

■秩父路に冬来る。だがヲタにはシーズン入りだ
秩父夜祭も終わり、2022年度のSLパレオエクスプレスの定期運行も終わって、秩父鉄道沿線は少しだけ静かになる時期になる、といっていいかもしれない。鉱石貨物列車を牽引する電気機関車が冬期に前後のパンタグラフを上げて走る時期でもあるので、最近にわかに急増しつつあるデキをねらうヲタには「撮影シーズン到来!」ではある。

一般的な観光客やライトな鉄ヲタが秩父を訪れる数は、おそらくは年末年始とロウバイの時期まで多少落ち着いてしまうはずだ。

鉱石貨物列車も好きだが、もともとは「どちらかというと電車派」である私は、先日11月末の秩父路訪問のさいにひさしぶりに「秩父鉄道の電車はいいな」とあらためて思わされた。そのことを今日は記したい。

2022年11月29日火曜日

【秩父鉄道SLパレオエクスプレス撮影記事】C58363が9年ぶりに後藤工場式除煙板を装着して走る

秩父の紅葉は終わりの時期だった

■C58363が9年ぶりに後藤工式デフを装着
さる11月25日(金)から27日(日)にかけて、秩父鉄道C58363号機に後藤工場式除煙板(後藤工場式デフレクターとも。以下、後藤工式デフと略)が装着され、ランボードに白線を入れられた姿で営業運転が行われた。ナンバープレートも形式なしのものに交換されて、前部にいつもとはことなるコの字型の手すりも設けられていた……ということに気づいたのはこのエントリーを書いた翌日以降なのだが。見えていないなあ、筆者!

後藤工式デフとは、米子市にあった国鉄後藤工場(現在はJR西日本後藤総合車両所)で改造された変形除煙板(デフレクター)のひとつで、通常の除煙板とことなり下部に切り欠きがある。あまり除煙効果がなさそうな下部を切り欠くことで、この部分の整備点検をしやすくすること、運転室からの正面下方の視界の確保に(多少は)効果があるのだろう。私は蒸気機関車のことは知識がなさすぎるので、調べながら書いているが自信がない。事実誤認があったらもうしわけないとあらかじめ書いておく。「国鉄後藤工場」「境線後藤駅」の「後藤」がもとからあった地名ではなく、鉄道誘致に貢献した後藤快五郎氏の姓から名づけられたなどということも、はじめて知った。

2022年11月23日水曜日

【ソビエトレンズ】「古いレンズを使ううえでの注意事項」をすっかり忘れていたという話


■ひさしぶりにソビエト製L39マウントレンズを使ったら
EVF(電子ビューファインダー)がうまく使えなくなってしまった、というのか、EVFと背面モニターの切り替えがうまくできなくなってしまっていたソニーα7IIボディが修理から治ってきた。そこで、その試写を兼ねてソビエト製ライカスクリューマウントレンズをひさしぶりに使っている。KMZ Jupiter-9 85mm F2がおもだ。ここ数年の私は85mmくらいの焦点距離が画面を整理しやすくて便利だと感じているからだ。

2022年11月16日水曜日

【カメラ機材の話】ソニーα7IIを修理に出したら1週間で完了して驚いたというお話

修理から帰ってきたα7II

■ソニーα7IIが不調だった
ソニーα7IIを友人から借りている。M42スクリューマウントとL39ライカスクリューマウントレンズあるいはマニュアルフォーカスのSタイプAIニッコールレンズなどの、オールドレンズを使うことがおもな用途であり、ソニー純正でもサードパーティでもオートフォーカス(AF)レンズで使ったことは私は一度もない。じつに偏った使い方だとは思う。

2022年10月22日土曜日

【カメラ機材の話】Nikon D7200用アルカスイスタイプL型プレートを2022年10月のいまになってようやく導入した話

Nikon D7100/D7200用のMB-D15用L型プレート

■アルカスイスタイプL型プレートはやはり便利

昨年秋より、一眼レフのNikon DfボディにアルカスイスタイプのL型プレートを装着している。全球速卖通(全球速売通)……いやそのA*i*x*r*s*といいますか「東アジアのとある越境ECサイト」で購入した品物で、グリップも兼用する。

2022年9月9日金曜日

【路線バス】西武バス「西武フラワーヒル」停留所の転回場


■夜のバス転回場めぐりを始めた
この夏は暑さにやられて調子をややくずしてしまった。あれもまたああだし……というわけで用事のあるほかは遠出をしなかった。涼しい時間に近隣をうろついていただけだ。ここ数年そうだけれど。

それでも、ちょっとだけ続けている撮影がある。列車ではない。川越の帰りに西武バス「今福中台」停留所にある転回場を日没後に見て「フォトジェニックだ」と思って以来、夜のバス転回場を撮ることを始めた。まずは近隣にある転回場をさがしてめぐっている。

2022年8月18日木曜日

【ニッコールレンズとコンタックスメタルフードの話】いろいろなニッコールレンズにコンタックスメタルフードを装着して悦に入る俺は「フード病」をこじらせたに決まってる 後日編 シーズン2 「コンタックスゼラチンフィルターホルダー」を増やして草

コンタックスゼラチンフィルターホルダーセット。
RTSシリーズレンズユーザーではないので
元箱と説明書をはじめて目にした

■どこかで聞いたことのある台詞を考えついた
母さん、僕のあのゼラチンフィルターホルダー、どうしたんでせうね。ええ、秋、早稲田から東京女子医大方面へゆくみちで。コンタックスの聖地で買ったあのゼラチンフィルターホルダーですよ。

2022年8月12日金曜日

【レンズフードの話】第七次レンズフード戦争継続中 マイクロフォーサーズのLUMIX Gシリーズでもレンズフードをあれこれしたい

キヤノンゼラチンフィルターホルダーは
LUMIX Gレンズにも似合うじゃんか

■マイクロフォーサーズに使うのをどういうわけか忘れていた
昨年の春から夏にかけてからか……F2時代のニコンゼラチンフィルターホルダーAF-1AF-2、そしてFDレンズ時代のキヤノンゼラチンフィルターホルダーを安価に入手しておもしろがっていた。いずれも旧製品をジャンクコーナーなどで入手したものだが、新品として販売されていた当時には数千円以上したものだ。それが、それぞれワンコイン程度の値札がつけられていた。

2022年8月3日水曜日

「夜の路線バス操車場が好きだった自分」を思い出した



■消極系路線バスファン
鉄道趣味のひとには、かなりの数で「路線バス趣味」を兼ねているひとが多い気がする。あくまでも、私の周辺の観測事例を述べているだけかもしれないので、データに基づいた客観性のある話ではない。「そういう感じがする」程度の話だ。

2022年7月21日木曜日

【八高線撮影記事】森のトンネルを行くキハを「深度合成」で表現する

小雨のぱらつく夕方に森を抜けて走る

■雨のなかを走る列車の姿が好きだ
「戻り梅雨」のように梅雨明け後にすっきりしない天気の日が続いている。湿度の高さは私にはつらいが、気温が高くないことはむしろ望ましい。そして、梅雨の写真をまだ撮り足りないという思いがあったから、早めの夏になるよりも、梅雨空は大歓迎だ。