2014年4月7日月曜日

【秩父鉄道C58363撮影記事】SLさくら号を撮る

CTK_SL_Sakura_5001_train
天気が悪いはずだからここに来たのに(苦笑)
首都圏のこの週末は花冷えというのだろうか。冬支度をして外に出ても暑くなかったくらいだから、薄着で寒い思いをした人も多かったろう。せっかく咲いたソメイヨシノも都内ならこの週末で見頃は終わりだ。

気温が低いということは花見にはつらいだろう。だが、蒸気機関車の撮影には絶好の日和だ(寒いけど)と踏んで秩父鉄道沿線に出かけてみた。「SLさくら号」のヘッドマークがつくというのでおそらく人出は多いだろうが、天気予報では「大荒れ」とあるから、もしかしたら多少は人出も……などという邪な気持ちもあった。

そこで「天気が悪いならあえて行ってみよう」と思い、晴天では午前中の下り列車が完全逆光になってしまう桜堤のある駅に降り立った。それなのに、空はドピーカン(苦笑)。というわけで、定番アングルに入ることはできたのにあえて外してみた。定番のアングルだとナノハナを画面に入れられなかったというのもある。いいわけですが。


そして5001列車通過後、桜堤を歩いて手前の駅まで戻りながら鉄道以外の写真を撮っているうちに、予報通りに天気が崩れ始めた。邪な私の心がけが悪かったです、すみません。

天気が悪いなら空を入れないアングルにしたい。そこで、あれこれ考えて5002列車は影森付近で狙うことにした。かの有名な陸橋より下り方面の陸橋はそばにソメイヨシノが咲いていた。すでに十数人は構えていたけれど、みんな正面がちに狙うようだった。そこで、サイドから撮れるアングルにまぜてもらって一枚。

CTK_SL_Sakura_5002_train_01
いつもより奥の陸橋にて流し撮り(速度が遅くてあまり流れず)

CTK_SL_Sakura_5002_train_02
みんな楽しそう。こんど乗ろうっと
その後、続行して5002列車を長瀞で追い抜く列車に乗って上り方向を目指すと、またもや晴れて来た。いったいなんなのさ、この天気。というわけでおまけでもう1カット撮ってみた。結局、5001列車を撮ったのと同じ駅にまたもややって来て、桜堤をもう一度歩いた。

それにしてもなんというのか。1000系電車を撮っていたときに比べてあれこれ試行錯誤したり、鉄道以外の写真も積極的に撮ろうとしているあたりが我ながらおかしい。気持ちに余裕ができたということなのだろうか。

CTK_SL_Sakura_5002_train_03
半逆光なのはよかった
影森でご一緒してくださったウラハルさん、どうもありがとうございました。偶然お会いできてうれしかったです。戦果はいかがだったでしょうか。

【以下、閲覧注意】
CTK_series1000EMU_1003F_orange_vermillion_II
解体が始まった1003編成(1003F)は困り顔に見えませんか?
1003編成(1003F)オレンジバーミリオンIIの解体が始まったようだ。社紋、パンタグラフやクーラーのカバー、連結器や一部の床下機器が外されている。解体前に部材の除去などを行っているのだろう。それにしても、方向幕とワンマン表示幕がないと「困り顔」(´・ω・`)のように見えるのがなんとなくおかしい。