2012年5月22日火曜日

【秩父鉄道1000系記事】さよなら、秩鉄リバイバルカラー1002編成




■秩父鉄道1000系1002編成が好きだった
3年前に秩父鉄道1000系電車1002編成が「秩鉄リバイバルカラー デハ100形タイプ」になったことは、個人的には忘れられない。国電リバイバルカラーの4編成に続き、秩父鉄道自身のリバイバルカラーを望んでいたのは、むかしながらの秩父鉄道ファンを自認する私だけではないはずだ。 

子どもの年齢が小さいと、自分の趣味に回せる時間や余裕はない。なくてもかまわない気持ちにもなる。でも、この1002編成の旧塗装復活は、私には忘れかけていた秩父鉄道趣味をもう一度再開したいと思わせるインパクトがあった。

2012年5月19日土曜日

【西鉄貝塚線2012年5月】西鉄貝塚線に乗る(その2)


■西鉄貝塚線に乗って家に帰ろうか
さて、数件の訪問先をまわり、香椎宮前からふたたび西鉄貝塚線に乗った。訪問先で予想外に時間をとり、福岡空港から羽田へ戻る飛行機の時間も迫っていたので、西鉄香椎から先に乗りたいと思っていた希望はかなえられそうにない。こればかりはしかたがないなと思って切符を買ってプラットホームで列車を待った。少しずつ太陽が傾いてきて、日差しに赤みが差してきた。5月の風が心地よい。

2012年5月18日金曜日

【西鉄貝塚線2012年5月】西鉄貝塚線に乗る(その1)



■博多に日帰り出張した
博多へ行った。もちろん仕事だ。香椎方面にあるとある企業を訪ねるというのがその目的だが、ついでに市内の得意先を数件回ってくること。そういわれて飛行機を予約した。そのころはものすごくブラックなくせに、文字の禁則処理もご存知ではない編集長のいる職場にわずかな期間だけ在職していた。しかも日帰りだ。

2012年3月11日日曜日

【2012年3月JRE185系PETIT撮影記事】「国鉄特急色」に翻弄される朝

特急列車を待避する各駅停車がやってきた

■朝の高崎線特急『あかぎ』号を撮りに
プラットホームに通過列車の案内放送が流れてまもなく、遠くのカーブを曲がってくる列車のヘッドライトが見えた。来たぞ、185系上り特急「あかぎ」4号!

2012年3月8日木曜日

【2012年3月】さよなら、485系電車『ホームライナー鴻巣3号』



■首都圏では貴重な「国鉄特急型」
国鉄特急色塗装、MT54主電動機と抵抗制御、方向幕、特急マークエンブレム、ダブルパンタグラフ……。こう書いただけでも2012年春のいまとなっては大変貴重な昭和な(国鉄好き鉄ヲタにとっての)国鉄的要素でいっぱいの、JR東日本新潟車両センター所属485系電車。この485系による臨時急行『能登』と、その間合い運用である『ホームライナー鴻巣』3号および『同古河』3号は、急行『能登』がJR西日本金沢総合車両所属の489系電車から置き換えられたあとに残された、首都圏で見ることができる貴重な国鉄特急形車両を用いた列車だった。

2012年1月24日火曜日

【西武新101系撮影記事】新年初のリバイバルカラー撮影



■271編成をねらう
の下にある駅に停まっている列車は私が立っている場所からでは、走り始めて踏切を越えてこちらに向かってくるまではよくは見えない。だから形式や塗装がわからない。でも私の予想が正しければ、こんどの快速急行はリバイバルカラーの西武新101系電車271編成が先頭に立つはず。まあ、リバイバルカラーではなくても新101系ならあたりだ。

などと考えながら病院裏のカーブで望遠ズームで構えながら狙いをつけていた。列車が駅を出て近づいてくるのが見えて……あたりもあたり、大あたり! 先頭はリバイバルカラーの271編成! よっしゃあ!

2012年1月19日木曜日

【KIEV-6S関連記事&秩父鉄道リハビリ鉄記事】デキ102+108の登場!

デキ102がデキ108を牽引して広瀬川原から出場

■KIEV-6Sを持って秩鉄に来た日の話の続編
1000系電車1003編成「オレンジバーミリオンII」と荒川桜堤の駅で交換する列車が遠くから見えて来たとき、いったいなにがきたのだろうと思い、目を細めた。クリント・イーストウッドが演じるダーティ・ハリーのように。

「さあ、やれよ。楽しませてくれ」"Go ahead, Make my day"というやつだ。

目を細めたのは、近づいてくる列車は水色の車体でヘッドライトがひとつ灯っているからだ。どうみても電気機関車(デキ)にしか見えない。けれど秩父党のみなさんならご存知のように、熊谷~武川には通常は貨物列車が来ないので、デキが走ることは少ないはずだ。SLパレオエクスプレスを広瀬川原からの出入庫時に牽引するデキ201ならば、SLパレオエクスプレス運転時に熊谷~広瀬川原で見られる。けれど、デキ201のヘッドライトは2灯だ。いま見えている車両のヘッドライトは1灯……デキ100形ということか。

2012年1月18日水曜日

【KIEV-6S関連記事&秩父鉄道リハビリ鉄記事】オレンジバーミリオンIIに感激していたら

KIEV-6SとMC ARSAT (VOLNA-3) 2.8/80の基本セット

■秩鉄沿線をKIEV-6Sで撮る
秩父鉄道を訪れたときの話をしよう。あれは、7500系電車7505編成の試運転中のことだった。高崎線沿線にある「ダーチャ」(ロシア語「別荘」。ここでは「バリニッツァ」「ゴシピタリ」「ポリクリニカ」の比喩)の帰りに熊谷まで出てから秩父鉄道に乗り換えて、KIEV-6Sを持って荒川桜堤の駅に降り立った。

KIEV-6Sはブローニーフィルム(120サイズ)のフィルムを使う、6×6フォーマットのペンタコンシックスマウントを持つ一眼レフだ。見かけはもちろん大柄だ。けれど、ペンタックス67やマミヤRZおよびRB67などに比べたら、標準レンズであるMC ARSAT 80mm F2.8やVEGA-12 90mm F2.8だけをつけて持ち歩くには、私にはそう重い感じはしない。けっして軽くはないけれど、中判一眼レフカメラとしてはそう重いわけではない。

2012年1月16日月曜日

【KIEV-6S関連記事】夜のレッドアロー・クラシックをKIEV-6Sで撮る

モノクロームで撮る夜の雰囲気はいいよね

■撮る気まんまんでいると出会えない「レッドアロー・クラシック」
KIEV-6Sにモノクロームフィルムをつめて撮影した話の第二弾には、西武鉄道10000系電車10105編成「レッドアロー・クラシック」を撮影したようすをお届けしよう。 

この列車は私がデジタル一眼レフと望遠ズームレンズという「撮る気まんまん」な装備を提げているときには、どういうわけかなかなか出会えないのに、カメラを持たないときや走行写真を撮りにくい装備や状況のときにはわりとよく遭遇するという「私を泣かせる」電車でもある。

2012年1月15日日曜日

【KIEV-6S関連記事】千代田線北綾瀬支線に乗る

5000系電車のこの顔を久しぶりに見るのもうれしい

■東京地下鉄の「ローカル線」
東京地下鉄(東京メトロ)の列車に乗って「ローカル線の気分」を味わうことはなかなかできない。とはいえ、そんなローカルムードのある路線を強いて挙げれば千代田線の綾瀬~北綾瀬間(通称北綾瀬支線)を挙げることができるだろう。なにしろ、都内では大変珍しくなってしまった電車が3両編成で一駅の間をのんびり往復しているのだから。おまけに、都市型ワンマン運転を行なっている。

2011年12月10日土曜日

【富士急行1980年代】1988年2月、富士急の雪の日。JR中央東線115系山スカ


■115系電車が最後の国鉄近郊型になるか
113系電車の牙城だった房総半島がいまや走るんです209系電車に席巻されたいま、抑速ブレーキがついた113系の勾配路線対応型ともいえる115系電車は東日本では最後まで残る国鉄型車両になりそうな勢いだ。