7月の終わりは17時近くなってもまだ明るい。熊谷から羽生方向に電車に乗って降りた駅では、下校途中の高校生諸君やサラリーマンのみなさんが改札口で駅員氏とあいさつしながら家路につく。まだ明るいのに、近くのスナックからは調子外れのカラオケの声が聞こえる。都市近郊の町のどこにでもあるような夕方の情景だろうか。近くの喫茶店のウインドーに「フライ」という文字があってひかれる。
2012年8月1日水曜日
【秩父鉄道1000系撮影記事】オリジナルカラー1010編成、元気です
7月の終わりは17時近くなってもまだ明るい。熊谷から羽生方向に電車に乗って降りた駅では、下校途中の高校生諸君やサラリーマンのみなさんが改札口で駅員氏とあいさつしながら家路につく。まだ明るいのに、近くのスナックからは調子外れのカラオケの声が聞こえる。都市近郊の町のどこにでもあるような夕方の情景だろうか。近くの喫茶店のウインドーに「フライ」という文字があってひかれる。
2012年7月9日月曜日
【小田急8000形ついで撮影記事】やっぱりキミが好き! 小田急8000形をいまさら撮る
■小田急にまつわるエトセトラ
私にとって、プライベートや仕事の所用で乗る機会が意外に多い私鉄が小田急だ。幼少期は親戚が小田急相模原駅近くの線路沿いに住んでいて、そこへ遊びに行ったときに、時折そばを通過するロマンスカーが、ミュージックホーンを鳴らしていたことを覚えている。そして、出身大学が沿線にあって都内から通っていた。お洒落で有名なブランド大学ではなく、工学部と医学部は有名だけど、地方の草食ボンボンが多い頭のできのいまひとつアレな学生さんが自分を含めてたくさんいるほうのFラン大学ね。もちろん、江ノ島に何度も行った記憶もある。子どものころにも行ったし、大人になってからもシツレンするたびにカメラを持ってふらふらと「潮風に当たりに」行った。しょっぱいな、それ。
2012年6月13日水曜日
【伊豆箱根鉄道2012年7月】さよなら、復活赤電1100系電車!(その1)
■さよなら、伊豆箱根1100系電車
本日、2012年6月13日は、伊豆箱根鉄道駿豆線から元西武701系である1100系電車が運用を終える日だ。運転士に花束贈呈などのセレモニーが行われたことだろう。
それに先立ち、さる11日と12日には臨時快速の運転が行われた。修善寺から三島まで毎日午前と午後に1往復するダイヤで、午前はヘッドマークなし、午後はヘッドマークつきで運転された。また、三島と修善寺では停車中も車内も開放されて、自由に写真も撮れるようにと、実に心憎い配慮がなされていた。まずは伊豆箱根鉄道のみなさまのさまざまな心配りにお礼を申し上げたい。
それに先立ち、さる11日と12日には臨時快速の運転が行われた。修善寺から三島まで毎日午前と午後に1往復するダイヤで、午前はヘッドマークなし、午後はヘッドマークつきで運転された。また、三島と修善寺では停車中も車内も開放されて、自由に写真も撮れるようにと、実に心憎い配慮がなされていた。まずは伊豆箱根鉄道のみなさまのさまざまな心配りにお礼を申し上げたい。
【伊豆箱根鉄道2012年7月】さよなら、復活赤電1100系電車!(その2)
■三島市内を走る雰囲気がいい
三島駅に停車中の1100系をじっくり眺めてから、先行する3000系電車に乗り込んだ。三島を出てカーブを曲がって三島市内を走る様子は路地裏の感じがいい。こういう町中を走るところも素敵でうれしくなる。三島広小路、三島田町とどこも素敵だ。三島二日町までは町中を走るんだな。で、おやおやと思っていたら富士山を入れて撮影ができる駿豆本線随一の名所を列車は走る。
2012年5月22日火曜日
【秩父鉄道1000系記事】さよなら、秩鉄リバイバルカラー1002編成
3年前に秩父鉄道1000系電車1002編成が「秩鉄リバイバルカラー デハ100形タイプ」になったことは、個人的には忘れられない。国電リバイバルカラーの4編成に続き、秩父鉄道自身のリバイバルカラーを望んでいたのは、むかしながらの秩父鉄道ファンを自認する私だけではないはずだ。
子どもの年齢が小さいと、自分の趣味に回せる時間や余裕はない。なくてもかまわない気持ちにもなる。でも、この1002編成の旧塗装復活は、私には忘れかけていた秩父鉄道趣味をもう一度再開したいと思わせるインパクトがあった。
子どもの年齢が小さいと、自分の趣味に回せる時間や余裕はない。なくてもかまわない気持ちにもなる。でも、この1002編成の旧塗装復活は、私には忘れかけていた秩父鉄道趣味をもう一度再開したいと思わせるインパクトがあった。
2012年5月19日土曜日
【西鉄貝塚線2012年5月】西鉄貝塚線に乗る(その2)
■西鉄貝塚線に乗って家に帰ろうか
さて、数件の訪問先をまわり、香椎宮前からふたたび西鉄貝塚線に乗った。訪問先で予想外に時間をとり、福岡空港から羽田へ戻る飛行機の時間も迫っていたので、西鉄香椎から先に乗りたいと思っていた希望はかなえられそうにない。こればかりはしかたがないなと思って切符を買ってプラットホームで列車を待った。少しずつ太陽が傾いてきて、日差しに赤みが差してきた。5月の風が心地よい。
2012年5月18日金曜日
【西鉄貝塚線2012年5月】西鉄貝塚線に乗る(その1)
博多へ行った。もちろん仕事だ。香椎方面にあるとある企業を訪ねるというのがその目的だが、ついでに市内の得意先を数件回ってくること。そういわれて飛行機を予約した。そのころはものすごくブラックなくせに、文字の禁則処理もご存知ではない編集長のいる職場にわずかな期間だけ在職していた。しかも日帰りだ。
2012年3月11日日曜日
【2012年3月JRE185系PETIT撮影記事】「国鉄特急色」に翻弄される朝
2012年3月8日木曜日
【2012年3月】さよなら、485系電車『ホームライナー鴻巣3号』
■首都圏では貴重な「国鉄特急型」
国鉄特急色塗装、MT54主電動機と抵抗制御、方向幕、特急マークエンブレム、ダブルパンタグラフ……。こう書いただけでも2012年春のいまとなっては大変貴重な昭和な(国鉄好き鉄ヲタにとっての)国鉄的要素でいっぱいの、JR東日本新潟車両センター所属485系電車。この485系による臨時急行『能登』と、その間合い運用である『ホームライナー鴻巣』3号および『同古河』3号は、急行『能登』がJR西日本金沢総合車両所属の489系電車から置き換えられたあとに残された、首都圏で見ることができる貴重な国鉄特急形車両を用いた列車だった。
2012年1月24日火曜日
【西武新101系撮影記事】新年初のリバイバルカラー撮影
■271編成をねらう
坂の下にある駅に停まっている列車は私が立っている場所からでは、走り始めて踏切を越えてこちらに向かってくるまではよくは見えない。だから形式や塗装がわからない。でも私の予想が正しければ、こんどの快速急行はリバイバルカラーの西武新101系電車271編成が先頭に立つはず。まあ、リバイバルカラーではなくても新101系ならあたりだ。
などと考えながら病院裏のカーブで望遠ズームで構えながら狙いをつけていた。列車が駅を出て近づいてくるのが見えて……あたりもあたり、大あたり! 先頭はリバイバルカラーの271編成! よっしゃあ!
2012年1月19日木曜日
【KIEV-6S関連記事&秩父鉄道リハビリ鉄記事】デキ102+108の登場!
デキ102がデキ108を牽引して広瀬川原から出場 |
■KIEV-6Sを持って秩鉄に来た日の話の続編
1000系電車1003編成「オレンジバーミリオンII」と荒川桜堤の駅で交換する列車が遠くから見えて来たとき、いったいなにがきたのだろうと思い、目を細めた。クリント・イーストウッドが演じるダーティ・ハリーのように。
「さあ、やれよ。楽しませてくれ」"Go ahead, Make my day"というやつだ。
目を細めたのは、近づいてくる列車は水色の車体でヘッドライトがひとつ灯っているからだ。どうみても電気機関車(デキ)にしか見えない。けれど秩父党のみなさんならご存知のように、熊谷~武川には通常は貨物列車が来ないので、デキが走ることは少ないはずだ。SLパレオエクスプレスを広瀬川原からの出入庫時に牽引するデキ201ならば、SLパレオエクスプレス運転時に熊谷~広瀬川原で見られる。けれど、デキ201のヘッドライトは2灯だ。いま見えている車両のヘッドライトは1灯……デキ100形ということか。
目を細めたのは、近づいてくる列車は水色の車体でヘッドライトがひとつ灯っているからだ。どうみても電気機関車(デキ)にしか見えない。けれど秩父党のみなさんならご存知のように、熊谷~武川には通常は貨物列車が来ないので、デキが走ることは少ないはずだ。SLパレオエクスプレスを広瀬川原からの出入庫時に牽引するデキ201ならば、SLパレオエクスプレス運転時に熊谷~広瀬川原で見られる。けれど、デキ201のヘッドライトは2灯だ。いま見えている車両のヘッドライトは1灯……デキ100形ということか。
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