2014年2月3日月曜日

【秩父鉄道5000系撮影記事】5000系の動向は


■5000系電車はどうなるのか
今年度で秩父鉄道1000系電車が引退することはもうわかるとして、今後の動向が気になるのはじつは5000系電車のほうだ。7000系電車シリーズ(7000/7500/7800系)による1000系の置き換えが終了することで、7000系列の増備はいったん休止するのか。それとも、2連である7800系によって5000系も置き換えられるのか。

2014年2月2日日曜日

【2017年8月25日加筆改訂:ニコンカメラの話】D7000の光学ファインダーを自分仕様にする

【はじめに】
本記事は2014年2月2日付エントリーながら、いまでも検索エンジンでお越しになる方の閲覧数が多いことから、2017年8月25日づけであらためて加筆し、改訂いたしました。D7000はニコンデジタル一眼レフの7000台シリーズとしては、D7100、D7200、D7500が発売されて、もはやD7000は3世代前の機種になりますが、その使い方に悩む方がいまでも多いのかもしれません。そんなみなさんにとってもしご参考になることがあれば、筆者としても望外の喜びです。

なお、文中にあるKatzEye Opticsは交換用スクリーンの製造と販売をやめてしまったようです。また、このあと発売されたD750やD810、あるいはD7100およびD7200、D7500では位相差AF素子および、おそらくは動作アルゴリズムの改善が図られたのか、マルチCAM4800系オートフォーカスセンサーモジュールを用いたD7000、D600、Dfよりも、AFはずっと使いやすくなりました。2017年に発売されたD7500も同様で、AFに困らされることは筆者にはありません。とくに、暗所での撮影は後継機種を用いるほうが確実です。筆者自身は、D7000はいまでもときどき使用していますが、文中にある拡大アイピースは外して、ライブビュー撮影で室内のブツ撮りや予備機として限定的な用途で使うことにしています。後継機がすでに発売されているいまとなっては、それもまたやむを得ないのかもしれません。

なお、本文中ではD7000に備えられているAF微調整による修正は行ってはいません。AF微調整以前に、まずメインミラー及びサブミラーの角度がきちんとしていないかぎり、AF微調整の意味がないと筆者は考えます。AF微調整の調整範囲内で収まらないのです。おそらく、本記事を読まれるかたのうち大半はAF微調整は自力で行えると思えますし、記事を複雑にするのを避けるために、AF微調整について記述をしません。

いずれにせよ、本記事はユーザーレベルでのミラーの角度の調整を推奨するものではありません。ユーザーレベルでのミラー角度調整に失敗し、そのうえでAF微調整を行い、かえって調子が悪くなるというのも困ります。ご了承くださいませ。

なお、本記事は今後はあきらかな誤記や事実誤認以外の改訂を行うつもりはございません。記事中のものは2014年2月の執筆時のものです。ご注意ください。

■D7000のAFにあれ? と思う
以前から何度か書いている。ニコンD7000の光学ファインダーは私には残念ながら、素のままではピントが合っているのかよくわからない。スクリーンも倍率も。うーん。以前のカメラや下位機種よりはずっと見やすいとはいえ。

また、オートフォーカス(以下、AF)は中心の測距点以外は挙動が怪しい。中央の挙動も怪しいことがあるが……。そうそう条件が悪いと思えない場合にも測距不能になることがあり、とても残念だ。そのため私は、D7000ではマニュアルフォーカス(以下、MF)モードもしくは、昔から持っていたマニュアルフォーカスレンズを使う機会が多い。こういうときに思うのは、私の目が悪くなければいいのになあ、という嘆きだ。それでも、ピントを外していることはまだわかる。

ここまでAFは食いついていたのに

急に測距不能になることがある

D7000に限ったことではないが、デジタルカメラでいちばん確実にピント合わせをするのは、光学ファインダーはあきらめて背面モニターで拡大表示を行いながらライブビューで合わせること。AFでもMFでもいい。なにしろ、撮像面で合わせるのだから正確さは原理的にはいちばん確実だ。

とはいえ、この方法では動体撮影でAF連続撮影はしづらい。だからこそ悩むのだ。

どういうわけか趣味用途ではこの組み合わせが一番好き

2014年1月31日金曜日

【秩父鉄道撮影関連記事】秩父鉄道で昼食を(2022年12月加筆修正)


秩父市内なら食事に困ることはないのだけど(影森)

■やれやれ……という言い回しからまずパロディ
やれやれ、なんというタイトルだ。『ティファニーで朝食を』かよ。けれどじつは最初に考えたのは『ひるめしのもんだい』(椎名 誠 1992年文藝春秋)というタイトルだった。

でもそれは、残念ながら1990年代すぎる。あ、でも2000年代なら「椎名」といえばすでに「林檎」だったけど、いまは「椎名」というと誰だろう。どうでもいいか。

2014年1月30日木曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】1010編成引退間近に、ふと思う

カーブを曲がって駅に停車

■1010編成との別れもまもなく
秩父鉄道1000系1010編成が、2月23日日曜日の「さよなら 1010 号(秩鉄オリジナルカラー)引退記念臨時運転」をもって引退するということは、秩父鉄道Webサイトで告知された通り。もう1ヶ月を切るというのに、なんともあまり実感がわかないような気もする。
かつては12編成もいて見飽きるほど見たり乗ったり、あるいはここ数年は足しげく通って撮ったのだから、実際に引退後に線路際に立ってみて1010編成が来ないことを感じて、もう走ってこないのだなと実感するのだろうか。

2014年1月29日水曜日

【いすみ鉄道国鉄色気動車撮影記】キハ52+28急行に乗る&撮る(その2)

キハ28も幌がつくと迫力があるね 大多喜

■力強いエンジン音にどきどきする
どどどどどどどどどどどどどどどど……

いすみ鉄道大原で出発の合図を受けた急行1号が力行し始めて、DMH17エンジンがうなる。排気ガスがぶわあ、と吐き出される。いよいよ出発だ。車掌のアナウンスの前に懐かしいオルゴールを聞いて、ふと頬が緩む。

車内を見回すと社長のコレクションらしい車内中吊りの広告が貼られている。見たことがないものがたくさんあり一見の価値がある。

2014年1月28日火曜日

【いすみ鉄道国鉄色気動車撮影記】キハ52+28急行に乗る&撮る(その1)

まずは大多喜を出たキハ52を狙う
■男だけの集団が小さな駅に行列を作る朝
がらがらがらがらがらがら……

おはようございまあす、急行指定券は9時から発売いたしまあす。列を作ってお待ちくださあい。 シャッターを開けながら売店の女性たちは、にこやかに言う。 

私を含めて、あきらかに観光客ではない男だけの集団がおずおずと列を作る。場所はいすみ鉄道大原駅。午前8時半過ぎ。特急『わかしお』1号から大原で降りた客がみなここにいてすごいな! と少し驚いた。そのうち、後続の外房線各駅停車から降りた客と、いすみ鉄道のレールバスから降りた客も集まり始め、小さな駅はそれなりの人数で埋まり出した。朝一番の急行列車のせいか客は全員男性で、子どもや親子連れ、女性連れがいないところにも笑った。
 

2014年1月27日月曜日

【JR鶴見線1990年代】101系冷改車と103系更新車の競演

中央快速線→南武線からやってきた101系冷房改造車

■101系と103系は「ありふれた電車」だった
以前も書いたことがあるが、私の年齢だと国鉄101系や103系というのは生まれたときからたくさん走っていた通勤型電車だ。103系はとくに国電区間(当時)のどこででも見られたような電車だから、日常的すぎてめずらしくもなんともない電車だった。

2014年1月25日土曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】1003編成オレンジバーミリオンを青空バックで撮る

ホーム端に何人もいるようになるとは

■冬の西日がまばゆい田んぼのなかの駅で下車
吹きつける北風を背に快走するオレンジバーミリオンIIに御花畑からゆられ続け、熊谷を越えて北武区間の田んぼのなかの駅で降りた。赤味がさしてきた日差しがまばゆい。あれ、いつもとちがってホーム端に何人かいるぞ。

2014年1月24日金曜日

【秩父鉄道7800系撮影記事】ナナハチ、冬空に輝く

広瀬川原では7803編成を目撃

■ナナハチざんまいの冬の日
秩父鉄道1000系1003編成オレンジバーミリオンIIに乗った日のことだ。列車が広瀬川原を通過したときに、留置中の7803編成を目撃した。いまにでも試運転を始められそうな雰囲気で、着々と秩父ナナハチくんが増え続けているのを感じた。

2014年1月23日木曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】オレンジバーミリオン1003編成に乗る

日影には雪が残っていた

■トラブルなく運用を終えてほしい
さる1月20日に秩父鉄道より1000系電車の引退関連の情報開示がなされた。1000系電車の引退のカウントダウンが始まったというところだろうか。これで、秩父谷もしばらく騒がしくなるだろう。

先日、ニコンFEの試写をすべく秩父に行ったときにも、冬のSLパレオエクスプレス運休時期にしては珍しく、あちこちでカメラを構えるファンや、カメラを持って乗り込むファンの姿が目についた。残りの期間に、車両の故障やルールを守らないファンの妨害行為などの大きなトラブルがなく、無事に運用完了してくれればと切に思う。