2014年1月30日木曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】1010編成引退間近に、ふと思う

カーブを曲がって駅に停車

秩父鉄道1000系1010編成が、2月23日日曜日の「さよなら 1010 号(秩鉄オリジナルカラー)引退記念臨時運転」をもって引退するということは、秩父鉄道Webサイトで告知された通り。もう1ヶ月を切るというのに、なんともあまり実感がわかないような気もする。でも、かつては12編成もいて見飽きるほど見たり乗ったり、あるいはここ数年は足しげく通って撮ったのだから、実際に引退後に線路際に立ってみて1010編成が来ないことを感じて、もう走ってこないのだなと実感するのだろうか。

ここから先もカーブが続く

それでも、この年になって学んだことはどんなものにも別れはあるということ。鉄道車両なり写真の被写体であれば、どんなものでも出会ったときに撮っておくことが大切で、「また撮れるからいいや」と思っているものには二度と撮る機会が巡ってこないことが多いということ。

翌朝の出庫前に一眠り
(以下、妄想につき注意)
だから、いま走っている秩父7500系だって、2035年頃になったら「さよなら7501号引退記念臨時運転」などが行われて、正面のグラデ帯を剥がし、緑帯を赤帯にして「東急リバイバルカラー」になって走るのを、小型の高倍率ズームがついた電子ビューファインダーの、手持ち動画とスチールが同時撮影できてクラウド上のサーバーやSNSサイトにすぐに動画をアップロードできるようなカメラで、動体視力と腕力がいまより衰えているであろう私は必死に追っているかもしれない。「あのときは、7500系のことを『シモブクレちゃん』などと呼んで申し訳なかった」などとくどくどいいながら。

あるいは、2040年頃には撮影会で「桜木町」行きの方向幕がステッカーで再現されていたり、7800系が「リバイバル秩鉄オリジナルカラー」として、その頃は別の色になっているかもしれない7800系が、2013年のデビュー当時の緑帯になっているかもしれない。そのようすを撮ろうとしてるところに、後ろに私がカメラを構えているのを確認しないで、私のカメラの前に立った年少のファンがいるかもしれない。そんな年少者に「邪魔だああ! このガキぃいい! ワシのフレーム内に入るなあ!」などと怒鳴りちらし、周囲の若者に「もっとふつうに注意しろよ見苦しい」「自分の孫くらいの奴にみっともない」「アプリで消せば」「てか爺タヒねばいいのに」などと眉をひそめられる……などということはないようにしたい。いやこればかりはマジで嫌だ。
(暴走に関する妄想ここまで)

妄想はともかく。どんな写真であっても時が経てばその意味合いは変わる可能性があるということ。そのときそのときに被写体に誠実に向き合いたいものだと思うのだ。あくまでも、周囲に見苦しい独占欲をむき出しにせずに、楽しく心穏やかに。

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