2014年3月20日木曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】1003編成(1003F)オレンジバーミリオンII、夕暮れの三峰口にて

終点はもうまもなく

■河岸段丘沿いを走って三峰口へ
武州日野から先の荒川沿いの河岸段丘に敷かれた線路を秩父鉄道の電車は車体をくねらせるようにして走る。終点のひとつ前の白久からはぽつぽつと人家が建ち並び、路地裏をぬうようにしてゆっくりと電車は歩みを進め、やがて最後の直線区間でラストスパートをかけると、終点の三峰口だ。

2014年3月19日水曜日

【秩父鉄道7800系撮影記事】ナナハチ縦横無尽に走る!

秩父の新しい仲間ナナハチ

■秩父鉄道7800系電車、略してナナハチ
昨年春に登場した秩父鉄道7800系(勝手に通称「ナナハチ」)はいまや3編成を数え、すっかり秩父路の小さな主役……いや、主役は7500系か。短い脇役(?)として小回りの効く編成長を活かし、三峰口〜影森と北武区間の末端部を中心に走り回っている。1003編成が週末に引退したらおそらく第4編成も運用入りするのだろう。

2014年3月18日火曜日

JRダイヤ改正の朝に考えた

ダイヤ改正当日の朝、大宮
週末のJRダイヤ改正のことを金曜日まで失念していたほど「うっかり」な私。定期列車としては寝台特急「あけぼの」が廃止になること、となるとEF64型1000番台が牽引する定期旅客列車がなくなること。あるいは高崎線を走る185系が新宿発を除いて定期列車から引退すること。高崎線の211系や埼京線の205系が引退することなど。あるいは、中央東線への211系の運用開始など、おそらくもう私にはそうそう気にならない事項だったのだろう。

2014年3月17日月曜日

【秩父鉄道1000系記事】1010編成(1010F)「おわり」


■運用離脱後の1010編成
秩父鉄道1000系1010編成(秩鉄オリジナルカラー)は、予定されていた引退イベントを待つことなく計画通りに運用離脱し、その翌日に広瀬川原まで自力で廃車回送してきた。すぐに無架線地帯に運ばれ、すぐさま解体されるのかと思えば……3月15日現在、部品は取り外されているものの、まだ車体に刃を入れられてはいなかった。

2014年3月16日日曜日

【秩父鉄道1000系撮影記事】オレンジバーミリオンII1003編成(1003F)、"Final Run"ヘッドマーク掲示中


■ヘッドマーク掲出中の姿を撮る
昨日のエントリーでも記した通り、秩父鉄道1000系1003編成オレンジバーミリオンIIは、20日(木)まで通常運転を行い、18日(火)午前中までは"Final Run"(ファイナルラン)ヘッドマークを掲示するという。特製されたヘッドマークは色合いもよく似合い誇らしげだ。なお平日は日ごとに仕業が異なる。公式Webサイトにダイヤも公開されているので、訪問される方は参照されたい。

2014年3月15日土曜日

【秩父鉄道デキ撮影記事】赤+青+茶! デキ103+301+505回送に遭遇!

なんじゃこりゃああ!

■1003編成ももうまもなく運用離脱
3月23日(日)の秩父鉄道1000系1003編成オレンジバーミリオンIIの運用離脱を前に、「ファイナルラン」ヘッドマーク(『フィナルルン』ではないですよ)を掲示しての運行がなされている。週末以外にも20日(木)までの運行予定も公式Webサイトに公表されるなど、1003編成はいまや運用離脱へ秒読み段階に入ったといえるだろう。

2014年3月13日木曜日

【都電荒川線PETIT撮影記事】主力7000形


都電荒川線7000形は、いまでも荒川線の主役だ。荒川線の2013年2月現在で19両在籍するといい、実際に乗ってみても「なるほど、減ってはいてもいちばん多いのだな」と思わせる。23区内で吊り掛け駆動音を聞かせてくれる電車としては唯一の存在で、思い出してはときどき乗りにいく。

2014年3月12日水曜日

「あの日」のことをふと思い出した

2011年3月11日21時37分、下落合駅にて
2011年3月11日のあの日のことは、東日本の人はいまでも鮮明に覚えているだろう。首都圏の人は被災地のようすが報じられるまでは、電車が動かないけどまいったな、くらいの軽い気持ちで最初はいたと思う。私も、東京駅近くの当日勤めていた会社から歩いて都心部を抜けて、日比谷公園まで歩くにつれその人波の多さに戸惑いつつも、まだそうひどいことになっているとは思わなかった。歩き疲れて途中で休憩した新宿区コズミックセンターで見たテレビニュースで被災地の惨状を知って、初めて不安になった。

2014年3月11日火曜日

【ソビエトカメラチラシの裏記事】Kiev中判カメラを記事にできない理由 その2


初期型のロゴが好き

■寝床でワシも考えた
前回のエントリーでくどくどくどくどと「Kiev中判カメラを記事化できないのは、私は好きすぎるから」「好きな理由は説明できない」「だからなおさら簡単には勧められない」そして、「とはいえ私の好きな道具なので、モノを知らない奴に貶されるのは不愉快だ」「ソ連やロシア文化圏を見下すひとには向かない(*1)」(←言ってないか)と、自己意識肥大すぎる文章をしたためた。

そのあと、一風呂浴びて床に就いてから「お勧めできない最大の理由」を思い出した。文章を書き終わってようやく思い出したところが、いかに私がKiev中判カメラに対して冷静ではないことがご理解いただけると思う。こうなっちゃいけないだろ、やっぱり。

2014年3月10日月曜日

【ソビエトカメラチラシの裏記事】Kiev中判カメラを記事にできない理由

これはうちの近所の飛行機ですよ

■グレートゲームいまだ終わらず
ウクライナの政治情勢がきな臭い。首都キエフではEU加盟を巡り政変まで起きた。

「キエフ」という日本語のこの言い方はおそらくはロシア語や英語のКиев/Kiev(キーイェフ)が由来だ。ウクライナ語ではКиїв/Kyivとつづり、「キーイウ」と発音する。ただし、日本語の慣用例にしたがい本文ではキエフと表記する。なお意味は「キーイの町」。キーイとはこの町を建設したとされる伝説的な人物の氏名。以下の人名や地名も基本的にはウクライナ語ふう発音ではなくロシア語ふう発音から日本語の慣用となった表記をする。

いっぽう、フルシチョフ時代にロシアからウクライナへ割譲されてロシア語を母語とする住民が多いクリミアには、国籍票のない正体不明のロシア軍特殊部隊らしい武装勢力(リトル・グリーンメン/вежливые люди)が侵攻し自治政府やシンフェローポリの空港を制圧したとか。

2014年3月9日日曜日

【西武西武園線PETIT撮影記事】夕方の支線にて

フィルムだとハーフNDフィルターが要るよね
どうも体調が思わしくなく、細かい用事もあるうえに、なんといっても首もまわらないので(比喩ですよ。でもそれはいつもだ!)好天の週末にもかかわらず自宅付近にいる。でも、夕方は散歩に出た。今日は白い新101系ではなく新2000系がうろうろしていたので、「真面目に撮る」のではなく、いろいろ遊んでみた。