ここ最近は「おうち工作」をしていた。政界の黒幕や特務機関がお金のちからで人心掌握をして世論を誘導するという「工作」の話ではなく、「手先の作業」のことね。自宅とその近辺であれこれと試行錯誤を重ねていた。それが前回までのエントリーでしつこく書いていた、古いレンズに純正よりも長めのレンズフードを探し出して効果の有無を調べていたというあれだ。
逆光撮影の際にフレアが生じてしまうレンズでも、できるだけフレアをカットするとどうなるのか、ということに強い興味が湧いたからだ。なお、「フィルムの乱反射」を指す「ハレーション」と「レンズの乱反射」という意味の「フレア」は厳密にはことなるようなので、本来であれば「フレアカット」というべきなのだろうが、誤用であっても慣用的に使われ続けている「ハレ切り」という用語を以下でも用いる。