昨年末に用事があってひさしぶりに東武アーバンパークライン……(以下、長いので「野田線」)に数回乗って以来、野田線が気に入ったのだ。ここに記事化していないが数回通っている。
2024年1月26日金曜日
【東武野田線PETIT訪問記】『哀愁の町にリバイバルカラー電車が走るのだ』2024新春編
昨年末に用事があってひさしぶりに東武アーバンパークライン……(以下、長いので「野田線」)に数回乗って以来、野田線が気に入ったのだ。ここに記事化していないが数回通っている。
2021年2月10日水曜日
【京王競馬場線撮影記事】10年ぶりの府中競馬正門前駅にて
■京王競馬場線に10年ぶりに行った
近ごろは西武多摩湖線、西武園線、狭山線という村山貯水池(多摩湖)と山口貯水池(狭山湖)周辺に敷かれている支線にばかり通っている。本線では走らなくなった車両が運用入りしていること、そうした少し古めの車両が単線を往復して走る姿が好ましく思えるからだ。もちろん、自宅から近い好ましいところだからという理由もある。
根本的に、列車が都市部を長編成で疾走する姿よりも、都市周辺部をのんびり走る列車の姿のほうが私は好きだ。秩父鉄道、上信電鉄、上毛電気鉄道、あるいはJR桜井線(万葉まほろば線)と和歌山線、奈良線のような。そういう列車の写真ばかり私は写しているものね。そこで、あらためて好きな鉄道風景について客観的に考えたいと思い、「短編成の列車が走る都市郊外の支線」とカテゴライズしてみようと考えた。記憶と知識の棚卸しをして「未訪問のところやずっと行っていないところ」を思い出そうとしたわけだ。自分の写真を振り返りながら、いままで撮っていないような写真をどうすれば撮れるだろうかと考えた。
2020年8月17日月曜日
【八高線撮影記事】「河岸」を変えて……残暑お見舞い申し上げます
■暑い日が続きますね
お盆休み期間も終わった。暑い日が続いているが、みなさんはいかがお過ごしだろうか。ようやく晴れる日が増えたのはとてもありがたい。体が暑さに慣れないけどね。そこで梅雨明けしてからも、お盆であっても筆者はあいかわらず自宅から10キロメートル程度のところにふらりと出かけている。遠出をしなくてもカメラがあれば私はそれなりに楽しい。距離が遠くなくても雰囲気が好きなところを選ぶとか、工夫をすればいいのだもの。
2020年7月17日金曜日
【JR関西本線201系電車2019年7月】柏原駅の雨の夜
■ちょうど一年前の話
2019年7月中旬のある夜、JR関西本線(大和路線)のJR難波行き各駅停車に王寺で乗ろうとしたら、強い雨が降っていた。梅雨から夏にかけてこの区間に乗ったことしかないためか、高い頻度で強い降雨にあうことが私は多い。そのせいか、乗っているといつも雨のことを考えてしまう。
2020年7月13日月曜日
【南海高野線2019年】なかなかシブい6300系電車
2020年6月30日火曜日
【JR桜井線2019年夏】桜井線と藤原宮跡の話
■夏が来れば思い出す
暗い梅雨空ばかり見ているのは飽きる。梅雨が来ないのは農産物や上水道の供給のためにはこまるけれど、めりはりのなさにいやになる。夏の青い空を恋しく思いながら昨年の夏に撮っていたJR桜井線(万葉まほろば線)の写真を見ていて、記事化するのに悩んだ写真を見つけた。
2020年6月14日日曜日
【関西リハビリ鉄2019】畝傍の「駅ナカ」ザクロの木
■畝傍駅の建て替え計画
2020年6月14日(日曜日)づけの朝日新聞デジタルによれば、奈良県橿原市にあるJR桜井線(万葉まほろば線)畝傍駅の建て替え計画があり、JR西日本が橿原市に畝傍駅の現駅舎をゆずることを提案したという。同記事なかほどにはこうある。以下、引用する。
2020年5月19日火曜日
【2018年8月】阪堺電気軌道御陵前から浜寺駅前のこと
■何度もいうけれど……阪堺電車が好きだ
昨年と一昨年の夏は事情があってそれぞれ2ヶ月ほど大阪・松原市と堺市の境界あたりに長期滞在していて、そのあいまにJR桜井線(万葉まほろば線)と和歌山線、JR奈良線、そして阪堺電気軌道(以下、阪堺電車と記す)を撮りに出かけていたとは何度か書いた。桜井線と和歌山線はそのころ置き換え間近の105系電車を見たくて出かけていた。
いっぽう、阪堺電車のほうは滞在先からだと、すぐ目のまえにある大阪府道・奈良県道12号堺大和高田線を5キロほど歩けば花田口停留所がある。すぐ近くを走っていて通いやすく、沿線風景の変化が大きいところが好ましく思えた。もともと、私は路面電車のある町が好きだ。東京都交通局荒川線を幼少のころに見ていたからか。大学生のときに見たモスクワ市電を思い出させるからか。おそらく理由はそのぜんぶ。
2020年1月6日月曜日
【JR奈良線103系撮影記事】JR奈良線103系で撮り納め:本年もどうぞよろしくおつきあいくださいませ
■あけましておめでとうございます!
読者のみなさん、いつもご愛読いただきまことにありがとうございます。遅くなってしまいましたが、あらためてあけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくおつきあいくださいますと幸いです。みなさんにとって、そしてもちろん私にも、より実り多き一年になりますように心よりお祈りいたします。
さて、新年第一回の記事執筆が遅くなったのは、大晦日から三が日まで関西に撮影に出ていたから。使わせてもらっている機材を持って「大阪のひつこいカメラのおっちゃん」をしに行ったのだ。しばらくはその成果をお見せできればと思う。
2019年12月4日水曜日
【国鉄103系】ATC対応車のことを思い出す日々
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1987年2月、高田馬場 |
■103系電車が山手線や埼京線を走っていたなんて知らないだろ
さる10月で川越線・八高線から209系電車3100番代車が運用離脱したのだそうだ(
これで、川越線・八高線は209系3500番代車とE231系3000番代車への置き換えが完了し、幅広車体の電車にすべて置き換わったことになる。川越線でも埼京線と直通運転を行う大宮〜川越はすでにE233系7000番代車の独壇場といえるので、東京臨海高速鉄道70-000形電車をのぞいては幅広車体の電車ばかりだ。あれほど「走ルンです」などと馬鹿にしていた209系電車も、いま考えてみるとデザインはまだ国鉄型の名残ともいえる電車だ。あれで、外板がぼこぼこではなかったらなあ。
そんなことを考えていて思い出した。そういえば……埼京線・川越線はながらく205系電車が走っていた路線だったけれど、1985年9月に開業してから1990年11月までは、103系電車が走っている路線だった。山手貨物線を103系が唸り声をあげて走るようすを見て「103系電車ってなんかすげえ」と感心させられたものだ。というのは、103系電車というと山手線内でとろとろ走っている印象が強かったから。
そんなことを考えていて思い出した。そういえば……埼京線・川越線はながらく205系電車が走っていた路線だったけれど、1985年9月に開業してから1990年11月までは、103系電車が走っている路線だった。山手貨物線を103系が唸り声をあげて走るようすを見て「103系電車ってなんかすげえ」と感心させられたものだ。というのは、103系電車というと山手線内でとろとろ走っている印象が強かったから。
2019年11月16日土曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】令和を走る昭和の国電! JR奈良線103系撮影記事 その5 「宇治川べりでの出会い」
■またもや宇治川べりにやってきた
JR奈良線に残されたうぐいす色の103系電車を昨年もこの夏も何度か撮りに行ったことは、すでになんども記事にしている。すっかり秋の終わりになって、平等院鳳凰堂でライトアップが行われているなどという記事を見ながら、いまこうして首都圏の自宅で夏の日々を思い返している。すると、いやだったあの蒸し暑ささえもなつかしく思えるような気がするから、時間とか記憶というのはとてもいいかげんなものなのだと思う。
もっとも、なにかに夢中になりすぎたとか、あるいは精神的なショックを受けたときでも、いちばん冷静にさせてくれるのもまた時間の流れでもある。
2019年9月30日月曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】JR和歌山線・桜井線105系撮影記 畝傍にて、さよなら105系
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橿原・今井町の蘇武橋より |
■大和八木のミスドに逃げた
五條市上野(こうづけ)のひまわり園と玉手(たまで)駅付近で和歌山線の105系をねらった日の続きだ。17時近くなってだいぶ日が傾いてきていたとはいえ、8月上旬では暑さはまだ弱まらない。そこで、近鉄吉野線と近鉄橿原線を乗り継いで大和八木で降りて、冷房が効いているにちがいないミスタードーナツ(以下、ミスド)に逃げることにした。そのころ、どういうわけかミスドによく通っていたのだ。
今日の私の電車運はものすごく強いなあと思わされたのは、そうして大和八木のミスドに向かう途中でのできごとによる。というのも、近鉄橿原線車内から八木西口の手前の桜井線(万葉まほろば線)の立体交差で、近鉄の上を走る桜井線の105系電車を目にしたから。昨年夏も今年もかなりの回数をここを通過しているのに、近鉄の列車から桜井線を目にしたことがなかった。桜井線の列車からも近鉄の列車を見たことはない気がするなあ。
2019年9月29日日曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】JR和歌山線・桜井線105系撮影記 玉手にて
2019年9月28日土曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】JR和歌山線・桜井線105系撮影記 五條のひまわり
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昭和43年製造、昭和59年改造かあ |
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吉野口から和歌山線についICOCAで乗っちゃった |
■和歌山の105系電車の運行もあと数日か
JR和歌山線・桜井線(万葉まほろば線)を走る吹田総合車両所日根野支所新在家派出所(近ヒネ)所属の105系電車の運行もこの週末が最後(30日月曜日が最終日)と報じられている。あれだけ走っていた105系電車がいよいよ姿を消すというのは、にわかには信じがたいところもある。残り数日間の安全運行を願いたい。
さて、「姿を消すとは信じがたいところもあるけれど、後継の新車が走り始めたところを見ると、引退するのは本当らしい」と思って大和地方に足繁く通っていた8月上旬のある日、青い105系電車がひまわり畑のそばを走る写真を目にした。桜井線と和歌山線の王寺口ばかりに通っていた私には、ひまわり畑が線路沿いにあるということはまったく思い至らなかった。
もうググりましたよ、必死こいて。そうして、大和二見と隅田(すだ)のあいだ、五條市上野運動公園前にひまわり園があり、和歌山線の線路がそのすぐそばを走っていることを知った。そうして、畝傍ばかりに行くのに飽きて三輪と天理に行ったのに、あまりうまく撮れなくて自分に腕のなさに落ち込んだ翌週末に行ってみることにした。同じ絵柄ばかり撮る自分に飽きたのさ。
2019年9月25日水曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】JR和歌山線・桜井線105系撮影記 櫟本再訪
■あたかも陶芸家が失敗作を壊すような
「ワシの出したい柿の色はこんなんやない!」などといって、陶芸家が窯から出したばかりの自作の陶器を割る……などというものは、「食パンをくわえて授業に遅刻して走るドジな女の子」と同じくらい、ほんとうには存在しないものらしい。ようしらんけど。
それでも、この日私は桜井線(万葉まほろば線)三輪(みわ)から巻向(まきむく)まで歩いて撮りながら、そんな「想像上の陶芸家」の気持ちだった。途中の踏切でやってきた227系電車を写しても「ちゃう! こんなんやない!」(がちゃーん!)と。もちろん、心のなかでそんなようすを思い浮かべていただけだけど。みんな、夏のせいだ……ではなくて、私の「絵心の引き出し」がとても小さく、同時に少ないんだと思い知らされたわけだ。
蒸し暑さと自分の写真の腕のなさにあまりにいやになったから、撮影をあきらめて巻向から天理まで電車に乗った。
2019年9月22日日曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】JR和歌山線・桜井線105系撮影記 三輪に行く
■三輪で降りてみた
桜井線(万葉まほろば線)・和歌山線の105系電車を撮ろうと思うと、筆者はいつも畝傍(うねび)ばかりに通ってしまい、同じような写真ばかり量産してしまう。畝傍は筆者の滞在先から行きやすいからそうなったのだし、駅舎やその付近の雰囲気が気に入ったから、とはいえ、ときにはそれも飽きる。
そこで、櫟本(いちのもと)で降りたのが先日の記事だ。そのあとさらに、こんどは畝傍から桜井線に乗り三輪(みわ。「さんりん」じゃないからな)で降りてみた。昨年夏に、なんとなく三輪で降りて気になっていたからという理由もある。『なんとなくクリスタル』どころか『なんとなく三輪』だ。八木西口まで近鉄に乗り、畝傍で乗り換えるいつものコースだ。やって来たのは227系で和歌山線内438T(和歌山9:04〜高田11:03→桜井線内542T 高田11:09〜奈良12:00)だ。涼しくてとってもよかった。
2019年9月19日木曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】南海高野線6000系撮影記 その3 泉北線内で6000系をねらう
■はじめて中百舌鳥で降りて……飛び上がった
「電車運」などというものがあるのかどうか。そもそも、運勢といういいかげんで再現不可能なものを信じるかどうかは、そのひと次第だ。あまりに信心深くて行動指針の中心が占いになるようではどうかと思うとはいえ、都合のいい占いだけは信じてみようかな、という程度の軽いノリは筆者は好きだ。むしろ、ポジティブな暗示を自分にかけることで、行動がいい方向に及ぶ可能性があるからだ。
2019年9月16日月曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】JR和歌山線・桜井線105系撮影記 香芝にて
■近鉄下田→香芝は歩いてすぐ
近鉄南大阪線で汎用特急車16000系16007編成(Y07)を追いかけ回した日の午後は、JR105系電車を写したくて大和地方に行くつもりでいた。
いつもは近鉄橿原(かしはら)線八木西口(やぎにしぐち)に行ってから桜井線(万葉まほろば線)畝傍(うねび)まで歩くルートを多用している。だが、ときには少しは変えてみようと思って桜井線と和歌山線沿線の地図を眺めていて、高田から王寺にかけての和歌山線王寺口で近鉄との立体交差があることを思い出した。そういえば、JR五位堂という駅があるけれど、近鉄の五位堂とは近くないのだろうか……。などと思って地図を見ていたら、近鉄大阪線の近鉄下田と和歌山線香芝(かしば)は徒歩連絡が可能であることがわかった。
2019年9月14日土曜日
【関西リハビリ鉄2019夏】JR和歌山線・桜井線105系撮影記 畝傍へ再訪
■二日続けて桜井線に行ってみると
首都圏は台風一過のあとで日ごとに涼しくなっていて、今日は私の住む郊外では夜間は冷房なしでも就寝できるくらいだ。こうして日ごとに秋めいていくところで、夏の盛りのことをなつかしく思い出すなんて、身勝手だと我ながら思う。
さて、7月中旬にJR桜井線(万葉まほろば線)の105系電車を撮りに行った話を続ける。じつは、二日間続けて畝傍まで出かけていた。ほら、言ってるでしょ。「カメラのおっちゃんはひつこい」って。そして、同じ時間の列車を観察して「227系電車は7月中旬の段階では運用が固定されている」ことを確認した。地元のみなさんはご存知だったでしょうけどねえ。
2019年9月11日水曜日
【上信電鉄撮影記事】上州路は激変の最中なり
台風到来の季節になると、どういうわけか上信電鉄を訪ねたくなる。はじめて訪問したのも確か9月の終わりのたいへん暑い日だった。そういう理由ではないにせよ、ひさしぶりに上信電鉄を訪問した。最後に行ったのは昨年の年始だったから、1年半とちょっとの時間が流れていた。そのあいだに、使用している車両についていえば上信電鉄は大きくさまがわりしてしまった。
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